百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

観光立県と教育-一般質問から

2008年10月02日 05時49分22秒 | インポート

 一般質問1日目(30日)、自民党の西野将俊議員の「観光立県の実現に向けた取り組みについて」の質問の中で、「観光立国実現に伴う子どもたちへの教育」に関して提案があった。「観光立国推進基本計画」の目標の一つに「地域の魅力や観光の意義等に関する子どもたちの理解を増進する」ために教材の普及を促進することが書かれており、兵庫県でも先進県の事例を参考にして副読本を作成してはどうか、というものである。

 「地域の魅力」を子どもたちに学習させることは小学校の社会科や総合学習で取り組まれているが、「観光の意義」については聞いたことがない。西野議員に沖縄県と宮崎県が作成している教材(副読本)を見せてもらったが、まさに地域の魅力が紹介され、観光という視点からの学習ができるように内容が構成されている。特に宮崎県の場合は、9時間計画で構成され、子ども自身が主体的に観光に関わっていけるよう工夫されていた。

 観光という視点から、ふるさとの魅力を見直す、その価値を再発見するという学習機会を設けることは子どもにとってもよいことだと思う。さらによさや価値を発掘していこうという主体的な態度に向かわせることもできる。自然や歴史、伝統文化などさまざまな視点から地域のよさや価値を見いだし、観光という視点からそれらをどう外に向かって発信していくか、自分に何ができるかを考えさせることができればすばらしいことではないかと思った。

  

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