百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

議員団総会 自衛隊災害派遣報告 森林管理の勉強会

2024年09月13日 05時24分36秒 | 日記

 12日(木)、朝の登校見守りに立ってから県庁へ。今日は、午前、午後に自民党議員団の勉強会、議員団総会が行われた。また、齋藤知事に対して辞職の申し入れが行われるなど、大きな動きのあった一日だった。

 11時から自民党議員団総務部会が開かれ、自衛隊兵庫地方本部長の福森一佐から自衛隊の災害派遣活動の報告を受け、意見交換を行った。阪神淡路大震災の記録映像を視聴した時には、自衛隊の活動に目頭が熱くなった。また、能登半島地震での自衛隊の救援、支援活動について、困難な状況の中での自衛隊の活動について、自治体や警察、消防等との連携、被災者に寄り添う支援について詳しい報告を受けた。自治体側の課題についての質疑が行われ、有意義な報告会になった。

 午後4時から自民党議員団の農政環境部会の勉強会が開かれ、これからの森林管理について、県の方針、京都大学の長谷川教授による「これからの森林管理のあり方についてー森林資源利用の未来像-」の講演を聴いた。講演内容は非常に興味ある内容で、日本の歴史から人間と森林との関係を振り返りながら、森林資源を人間の社会、文化環境との関係をしっかり位置づけて捉え直していくことが、これからの森林管理の基本となるとの構想だった。森林大国日本は、教育の中にこれを組み込み、国民が森林資源に対する考え方、利用について意識を高めていくこと、いわば、大きな里山構想だと受け止めた。

 午後2時30分から自民党議員団総会が開かれ、知事辞職申し入れの報告、9月議会に向けての議員団対応について協議を行った。北野幹事長から、今日10時から齋藤知事の辞職申し入れを公明、県民連合、共産党、無所属議員ら共同で行ったことが報告された。その上で、知事の対応次第で不信任決議案の提出、議決に向けた対応等について協議を行った。知事の辞職申し入れ、不信任決議という未経験の事態に対して、いろいろな想定をしながら対応について話し合いが行われた。議員団総会では、知事選挙等検討調査会の設置、委員選定が決定され、総会後の会議では、今後のスケジュール等についての協議が行われた。今回はいつもとは違い、時間的に急ぐ必要がある。

 すべての日程を終え、県庁を出たのは午後5時30分頃だった。激しい雷雨の中を加東に向かった。齋藤知事は、今日の申し入れを受けて、あらためて辞職を否定したとの報道を聞いたが、驚きはなかった。すでに議会は、不信任決議へと固まっている。自民党の総裁選が告示され、9人の候補者による選挙が始まった。9人による討論会の報道を聞きながら、選挙においては、各候補の政策の違いを本人の言葉から聞くことができ、また、その内容や微妙な言い回しからも人柄を知ることができる。党員はもちろん国民に知ってもらういい機会だと思った。


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