11日(土)、今日は東日本大震災から12年目。午前8時から行われた全日本少年軟式野球大会の加東市予選の開会式でも冒頭に犠牲者への黙祷が行われた。
午後1時からは、やしろ国際学習塾L.O.C.ホールで、藤本百男県政報告会・自民党公開講演会・加東支部総会が行われ、県政報告会の冒頭でも黙祷が行われた。
会場には約350名の来場者があり、安田正義後援会長の挨拶に続いて、来賓の岩根正加東市長、藤井ひさゆき衆議院議員、末松信介参議院議員、加田裕之参議院議員、髙瀬俊介加東市議会議長からご挨拶をいただいた。また、公開講演会講師の佐藤正久参議院議員も報告会から出席された。
私は、県政報告で、初心「まほろばwith」を貫いて、4期16年間の県会議員活動を支えてくださった皆さんに感謝を申し上げ、ふるさと創生運動としての「まほろばwith」の意義や危機と転換の時代の今、「まほろばづくり」から見た加東、兵庫の現状と課題を挙げて、皆さんと一緒(with)に、引き続き、県と市の協調でふるさと加東の将来のために5回目の県議選挑戦への決意を表明した。ちょうど、今朝(11日)の神戸新聞朝刊北播版に出馬表明の記事が掲載されたところだった。最後に会場の皆さんと一緒にガンバローコールで締めくくった。
10分の休憩の後、2時から「危機に立つ日本を守りぬくために」の演題で、佐藤正久参議院議員が講演した。
福島県出身の佐藤議員は3.11東日本大震災における自衛隊の活動にふれながら、日本を取り巻く国際情勢、とりわけロシア、中国、北朝鮮の3つの独裁軍事国家に直面している危機の状況や、侵略者ロシアに対してウクライナ国民が戦っている状況などを映像で紹介しながら、自分の国は自分で守っているからこそ、世界がウクライナを支援していることを強調された。世界の若者の意識調査で、戦争が起きたら自分の国を守るために戦うと答えた若者比率がだんとつに低い日本の現状を示し、そこにこそ危機があることを指摘された。講演を聴きながら、私は同じ調査結果に基づき、「主権意識を高める教育」の必要性を昨年9月県議会で質問したので、大いに同感だった。最後に東日本大震災の大津波の中で亡くなられた犠牲者の話を紹介された。会場では涙を拭う人が少なくなかった。
3時15分から、同会場で、令和5年自民党加東市支部総会が行われた。県議選の勝利など活動方針、新役員体制などを決定した。終わったのは午後4時だった。
長い一日だったが、これからの県議選へ向けて団結の節目になった。対立候補の動きがある中、陣営の態勢を引き締め、強化して選挙戦に臨んでいく。
今日発表の県下の新規感染者数は341人だった。来週月曜日からはマスク着用も個人判断となる。議会もそうなる。