29日(土)、秋晴れの下、加東市松沢の安政池の畔、東条川疏水幹線水路をゴムボートで下る「水路deボート探検」が行われた。この取り組みは、東条川疏水ネットワーク博物館が次世代の子供達に東条川疏水のことをよく知ってもらおうと、体験と学びを組み合わせて行っているもので、人気の高いイベントだ。主催するのは水路を管理している兵庫県東播土地改良区で、近畿農政局や関係団体が後援している。今回も募集定員の約2倍の申し込みがあり、抽選でえらばれた約100名の小学生が4人1組でゴムボートに乗り込み、疏水を下りながら、スタッフが出すクイズに答えていた。安政池の堰堤では、疏水カレーなども提供され、秋の安政池の風景も楽しんだ。
午後1時30分から、丹波篠山市の田園交響ホールで行われた小西隆紀県議会議長就任報告会に出席した。1部では、来賓の齋藤知事、水田副議長、谷衆議院議員、末松参議院議員、加田参議院議員、酒井市長、小畠市議会議長が祝辞を述べた。2部では、ウクライナ問題について、ウクライナ専門家の岡部芳彦神戸学院大学教授と、ウクライナ難民で同大学客員教授のナディア・コラルさんと小西議長が鼎談を行った。
岡部教授は、冒頭にゼレンスキー大統領が北方領土問題を挙げ、日本に共闘を申し込んだことを取り上げ、ウクライナだけが世界で唯一国、「北方領土」という呼称を使ってくれていることを評価した。まさにその通りで、私もウクライナ侵略が始まった時、日本の北方領土は77年前にソ連に侵略されたままだ、ということをこのブログでも指摘した。ウクライナは領土、主権を守るために戦い、日本は平和的に返還を求めてきたが、実は主権、独立が侵害されたままだっということさえ、忘れかけているのが現状だ。拉致問題にしても同様で、同胞が拉致されたままというのは、日本の主権が侵されたままだということである。日本のマスメディアはゼレンスキー大統領の発言を小さく報じた。岡部教授の指摘の通りだ。そんなことを思いながら、ナディアさんの避難時の話を聴いた。
夕方、丹波篠山市からの帰り、27日に亡くなられた西脇市の元県議会議員、山本章先生の通夜式の式場へ。山本先生には社高校時代にご指導いただき、また、県議への道へ導いて下さった先生だった。社高校での生徒会活動の指導をしていただいた時から「百(ひゃく)」と親しみを込めて名を呼んでいただき、初出馬の応援演説でも「この百を何としても当選させてください」と呼びかけていただいたことを今も忘れることはできない。安らかな先生のお顔を拝しながら、お別れをした。
今日、和歌山県で近畿高校野球の1回戦が行われた。小西議長の報告会の時間帯だったが、社高校が天理高校と対戦し、見事13対7で勝った。小西議長の報告会中も応援部隊からのメールや速報が入り、気が気ではなかった。やったぞ!社高校!。報告会に出席していた藤原県教育長にもさっそく伝えた。
今日の県下の新規感染者数は1368人だった。全国的に増加傾向にある。5回目のワクチン接種券が届いた。