百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

ヨーロッパ初の神社の話 サンマリノ共和国

2022年10月16日 05時06分49秒 | 日記
  

 1 5日(土)、まさに秋晴れの一日。黄金色に色づいた一面の田圃のあちこちで稲刈りのコンバインが動いている。明日も雨の予報から曇りに変わり、農家も胸をなでおろしておられることだろう。私も端くれながら米作りをしているが、今年は、完全に人任せになってしまっており、いつでも都合次第というところだ。
 体調もよくなり、自宅で資料整理や読書をして無理なく動いている。明日は地元で行事等が立て込んでいることから、今日はとにかく回復に専念した。
 午後、夏の高校野球大会で甲子園に初出場した社高校野球部の記念誌の取材を電話で受けた。
 ところで、過日の樋口季一郎中将の銅像除幕式にサンマリノ共和国特命全権大使のマンリオ・カデロ氏(写真)が参列されていた。式が始まる前に名刺交換をし、しばらくお話をさせていただいた。また、式後の直会では、来賓挨拶に立たれ、ヨーロッパに日本文化、特に神社文化を知らせることに取り組んでいると話された。以前に『だから日本は世界から尊敬される』(小学館新書、2014)を読んでいたことから、直接お出会いし、お話を聞くことができて、一層理解が深まった。氏は駐日外交大使の代表である外交団長というお立場でもあり、天皇皇后両陛下に拝謁の機会も多く、心の底から尊敬されている。また、世界中にキリスト教の寺院があるのに、ヨーロッパには神社がないことを残念に思われ、日本文化の発信拠点としてサンマリノ共和国に神社を創建された(写真の解説は大使からいただいたサンマリノ共和国のパンフレットの一部)。この神社は神社本庁公認の神社で、その後、神輿も日本から寄贈され、コロナが収束した暁には盛大にお祭りをしたいとのお話に思わず拍手を送った。
 樋口季一郎中将の銅像除幕式で大使にお出会いできるとは思いもしなかったので、これも不思議なご縁だと思い、大使の御著書を再読した。
 今日の県下の新規感染者数は1172人だった。

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