8日(日)、朝には雨が上がっていた。7時には北播消防操法大会の中止連絡が入った。始めていた地区のクリーンキャンペーンの作業を続行する。溝は大雨できれいになっていたので、社連合区の駐車場の桜の木の周辺の草刈りやつた取りなどを行った。10時頃にはダンプで役員さんが回収に来てくれた。雨は降ったり止んだりしたが、昼ごろには明るくなってきた。
午後2時頃、忠魂碑の植え込みを剪定した。急に雨が降り出したが、そのまま続行。細かいところはまた後日に回す。その後は、事務所で来客や報告書の作成、事務整理を行った。
先週4日(水)から6日(金)にわたり、自民党県議団の政調理事会の管外調査を行った。福島県、宮城県で東日本大震災の復興の状況、防災・減災の取り組み等を調査した。行程は以下の通り。
4日(水)①仙台空港(株):宮城県名取市、②(有)まるせい果樹園:福島県福島市
5日(木)③浪江町被災地役場・現地調査(福島県双葉郡浪江町)、④自衛隊東北方面総監部・仙台駐屯地(宮城県仙台市)
6日(金)⑤石巻市被災地現地調査(石巻市雄勝町)、⑥宮城県議会(仙台市)
台風とともに東北へ向かうのかと天候を心配していたが、日本海で温帯低気圧になり、3日間ほとんど雨にも降られず順調に調査を行うことができた。一方で、西日本に梅雨前線が停滞し、大雨が降り続いている状況だった。移動中に状況を確認したり、幹事長室(留守の大豊議員)と連絡を取り合いながらの調査だった。
仙台空港の被災と素早い復旧、民営化の状況と今後の展望。まるせい農園の佐藤社長夫妻の震災、風評被害と戦いながら、GAP認証の取得と販路拡大を求めての取り組み。まだ帰還困難区域を残し、多くの町民が県内外で暮らしている浪江町の復興まちづくりの状況。自衛隊仙台駐屯地では、平時からの自治体との連携、とりわけ防災監に自衛隊OBの活用や合同訓練などの取り組みがいざという時の力になること。津波防災の集落高台移転や防波堤などのハード整備と住民のこころの絆づくりの実際を石巻市雄勝町で確かめた。多くの児童と教員が犠牲になった大川小では冥福を祈った。そして、宮城県議会では、大震災からの復興状況、人口減少、少子高齢化が進む中今後の課題を考えることができた。
大阪北部地震が起きたばかりで、大都市地震の課題、南海トラフ巨大地震に対する備えという課題をより強く意識しながら、被災地での調査を行うことができた。事前に河田恵昭氏の講演を含めて、今後の活動に活かしていきたい。