4日(日)、今朝も霧が出た。きっと晴れになると思いながら歩く。
7時15分頃には市内上田の大芋神社へ。秋祭りの獅子舞の奉納が行われた。青年が指導し、地区の子供が神社に参拝し、獅子舞を演じる。それを親や家族、地区の人々が温かい眼差しで見つめる。そこには日本の村の本来の姿があると実感した。
市内高岡地区へ。今日は3台の屋台太鼓が地区内を巡行している。北西、北東、町組の三台で、赤、青、黄の3色が特徴になっている。道ばたで巡行を待つ地区の方からいろいろ話しを聞かせていただいた。
次に市内上滝野地区の春日神社へ。秋祭りの神事に区長、総代さんら役員さんと一緒に昇殿させていただいた。氏子の中1女子が巫女となり舞を奉納した。12時過ぎに境内に氏子各地区の神輿が宮入し、続いて上滝野の屋台太鼓が威勢よく宮入りし境内を狭しと練り歩いた。
さらに午後、市内牧野地区の住吉神社へ。地区内を巡行した屋台が宮入し、私も担がせていただいた。無事境内に一角に据えると恒例の子供相撲の奉納が行われた。
市内の田圃では豊かに実った稲穂が頭を垂れ、これから稲刈りが行われる。豊作に感謝し、地区の繁栄を祈って行われる秋の祭こそ、地域創生の原点となる。そうしたことをしみじみと感じた一日だった。