ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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小麦がヒョウにやられたときのエピソード、『はじめの四年間』でした、ごめんなさい

2015-01-15 11:25:56 | 本や言葉の紹介

 前回、

 『大草原の小さな家』だったかな、刈り入れ直前の小麦がヒョウで全滅してしまったとき、ローラのお母さんが「大きな災いは小さな幸せを連れてくる」って言ってヒョウを集めてアイスクリームを作ったという場面があったと思うけど

と書きましたが、なんだか違うような気がして調べたらやっぱり違ってました。ごめんなさい。
 正しくは『はじめの四年間』(ローラ・インガルス・ワイルダー 岩波少年文庫)に書かれているエピソードで、ローラとアルマンゾが結婚して最初の1年でのことでした。ローラが19歳のころ。

 小麦を刈り取る直前にヒョウが降る嵐にやられてしまったが、アルマンゾがアイスクリームを作ろうと「ローラ、材料をまぜてくれよ、ぼくが凍らせる雹を集めてくるから」と言いだす。ローラはいっしょにいた友人に「そんな楽しい気分になんかなれる?」と言う。
 大変な被害をもたらした嵐だったが、これで小麦の脱穀をするために集まってもらう人たちに食事を作る必要はなくなったとほっとする思いもあるローラは、かあさんがいつも言っていた「大きな損には、必ず小さな得があるものよ」という言葉を思い出す。しかし、それにしてもあまりに小さな得だと思い、胸が痛んだ。

 そんな場面を、私は頭の中でつくりかえていたんだわ。出典を間違えているうえにエピソードも間違えてる。我ながらなさけない。やっぱり原典にあたらなきゃいけません。
 うろ覚えのまま間違ったことを書いてしまってごめんなさい。

 しかし、「大きな損には、必ず小さな得があるものよ」って本当だねえ。


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