ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

いろんなできごとを面白がってしまおうと思っています。
日常のあれやこれや記事です。

倒錯社会! ほんとだ

2013-12-19 09:56:11 | 特定秘密保護法

高知新聞 12月8日「喫水線」欄の「倒錯社会」(高知新聞本社社会部長 山岡正史)から抜粋します。

 特定秘密保護法。「国民を守るために」と説明された法は、いったい何を守秘し、誰を守るのか。ごく一部の政治家と官僚だけで秘密を持つ。その秘密を守るために主権者の「知る権利」を放置し、国民を監視し、相互に萎縮させる社会をつくる。今でさえ国民の負託に十分に応えていない国会や裁判所の機能を今以上に破壊する。説明と、法が生む結果は斑点を始める。
 環太平洋連携協定(TPP))。美しい国と国土を守ると言って宰相になり、巨大与党の一員になった人たちがいる。その彼らが、小さな山村で田畑を守り、つましく暮らす人たちの息の根をゆっくりと止めようとしている。
 原発はどうか。福島の事故後、私たちは免震棟は大丈夫か、フィルターはどうか…と管理技術のもろさを見せつけられ、危機管理の強化を考えさせられた。今、隣県(愛媛県)では伊方の原発を想定し、自治体は被ばく時用の薬を備え、多くの住民が避難訓練をさせられている。おかしくはないか。もとは原発政策と設計思想の誤りをただす話だ。いったいなぜ、人々が「古里を捨てる訓練」をしなければならないのか。思考も、論理も、風景も、倒錯してしまっている。

 おかしいと気付けばおかしいと気付いた時にそれを言葉にし、態度にする。そうしなければ状況は変わらない。
 政治は「愚民」をつくりたがる。


 うーん、だんだんと倒錯している状況に気づけなくなってたかも。
 長いものに巻かれずに、気づいたときに言葉にしなくちゃ。ジャーナリストやマスコミも頑張っておくれよ。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿