中浦和“ふうるふうる”のたらです。
今朝(19日)の東京新聞から記事を2つ抜粋します。
まずは、治安維持法で3回逮捕の100歳の女性、水谷安子さんの発言から。
●まだ間に合う 秘密法廃止を
「戦争に反対する者はすべて捕まえられ、監獄にぶち込まれた。今の政権は戦争ができる国にしようとしている。あの時代の再来を狙うのか。怒りで体が震えます」
15歳で富山県女子師範学校に進学した。(自由な発想の教育をする)教諭の自宅に遊びに行っては社会主義に関する書籍を読みあさり、級友らと勉強会を開いた。
だが、時代は軍国主義に傾き、治安維持法による思想弾圧が始まっていた。「自由な発想」は取り締まられ、卒業直前、特高警察に逮捕された。1週間で釈放されたが、退学処分。「ただ本を読むだけで捕まった」と振り返る。
日中戦争が始まった37年、再び逮捕された。当時24歳。日本共産党の党員ではなかったが、党のテーゼ(政治運動の綱領)を記した印刷物を運ぶ手伝いをしたことを問題にされた。約一カ月間、留置場に入れられたあと、釈放された。
三度目の逮捕は敗戦濃厚となった44年。姉が「戦争で苦しいのは天皇のせいだ」と知人に話したことを密告され、不敬罪で捕まった。そのあおりで水谷さんと夫、妹の三人も逮捕された。約1年7カ月間、留置所と巣鴨拘置所で拘束された。終戦から約2カ月後、治安維持法が廃止された45年10月になってようやく釈放された。
山口大の纐纈(こうけつ)厚副学長(日本政治史)は「伝染病の感染防止の感覚で『思想犯』を逮捕して隔離した。疑心暗鬼で誤認逮捕も続出した」と話す。
水谷さんは当時、「反戦・厭戦」の思いを持ったこと自体を罪とされた。
「暗黒時代だった。秘密法は治安維持法に似た性質があると聞く。今ならまだ間に合う。廃止するべきです」と訴えた。
“ 「反戦・厭戦」の思いを持ったこと自体を罪とされ”るなら、あたしなんか“立派な”犯罪者じゃん。えっへん。思いを持つどころか表明しているもんね。こんなことを書いていられる状況じゃなくなったときにはすでに暗黒に呑み込まれているってこった。やなこった。これ以上悪い状況にしないためにも特定秘密保護法に反対じゃわ。
水谷さんは「政府は日本を過去に戻したいのかもしれないが、昔と違い、今は言論の自由がある。黙っていてはいけない」と訴えている。うん、どんどん発言しようよ。
10代も頑張っているってことを31面で紹介してくれている東京新聞、すっきやわあ。
で、次の記事です。
●10代も訴えたい 26日 渋谷・原宿 U-20デモ計画
理不尽な政治に十代も黙っていられない-。毎週金曜日に国会周辺で脱原発を訴える抗議活動の場で知り合った若者たちが、自らデモを企画している。昨年十二月に成立した特定秘密保護法の問題点などを多くの同世代と共有しようと、若者でにぎわう渋谷と原宿両駅周辺で二十六日にシュプレヒコールをあげる。
十代主催のデモは、名付けて「秘密はいやだ! U-20(アンダー・トゥウェンティ)デモ」。都内の大学生や高校生ら男女六人が呼び掛けている。
「まだ選挙権のない私たちだって言いたいことがある。未成年は政治に意見を(投票で)直接反映させることはできないけど、声をあげていきたい」
六人はファミリーエリアとツイッターを介して知り合った。
デモを決意したきっかけは昨年十二月の特定秘密保護法の成立。懸念する国民の声が無視されたと感じた。さらに安倍晋三首相がその翌日に「嵐が過ぎ去った感じがした」と語ったと知り「だったらもっと大きな嵐を起こそう」と決意した。
二十六日は午後一時に代々木公園のケヤキ並木に集合し、午後一時半出発。渋谷、原宿両駅の周辺を歩く予定。同世代の参加を呼び掛けるが、年齢は問わない。「私たちがデモをやることで、いずれ選挙権を持つ世代にも関心を持ってもらいやすいと思う」と期待する。
ないすふぁいと!
11日に書いた「犬・猫の定時定点回収の即時廃止を求める署名」についてですが、
次のブログやホームページを読んで、納得できたら署名にご協力ください。
期限は今月末までです。緊急です。よろしくお願いいたします。
飯の為なら なんでもするズラ!(1月10日記事)
NPO法人犬猫みなしご救援隊HP
不要ペット回収をしているのは広島だけじゃないんです。もし地域でやっているところがあれば、それをやめて、ペットも人間も幸せに暮らせる方法を啓蒙するためにお金を使ってくれるように働きかけてほしいです。地域の動物愛護グループにも働きかけてくださいね。
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