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市民運動で声上げればテロリスト?!

2013-12-02 12:42:31 | 特定秘密保護法

 もうなんと言ったらよいのか。
 歌詞がちょいとハードな歌を大声で歌ってもテロ行為とみなされてしょっぴかれそうだよ。
 あたしゃいやだね、秘密保護法。
 今朝の東京新聞から抜粋します。

1面から
石破幹事長「絶叫デモはテロ行為」ブログで指摘後 撤回
 自民党の石破茂幹事長は自身のブログで、デモ活動について「単なる絶叫戦術はテロ行為と変わらない」と指摘した。
 国会や議員会館周辺などで現在行われている、秘密保護法案への抗議や脱原発を訴える活動に関しては「一般人に対して大音量という有形の圧力を加えるという点で、民主主義とは相いれない部分がある」と批判した。

●「殺傷目的以外でもテロ」 拡大解釈に現実味
 自民党の石破茂幹事長がブログで、絶叫調のデモ活動をテロとみなした。憲法が定める「表現の自由」に基づく市民の政治への訴えを犯罪と同一視する言葉が政権中枢から出たことで、特定秘密保護法案が成立すれば国民の権利が抑圧されるとの懸念は現実味を増した。 
 法案では「テロ防止に関する情報」も特定秘密の対象としている。漏えいをめぐっては、漏らした公務員だけでなく、そそのかしたり扇動したりした市民も厳罰対象となる。
 条文の解釈によっては、人を殺傷する目的がなくても「政治上その他の主義主張に基づき、国家もしくは他人に強要する」活動がテロとみなされる、と指摘する専門家は少なくない。石破氏の主張もこの解釈と同じで、テロの定義が拡大する恐れがある。

 石破氏は、自分たちに向けられた平和的な方法による主張を「テロ」と切り捨てた。法案が成立すれば、原発反対のデモを含め市民の訴えを、政権が「テロ」とみなして監視し、取り締まりをしかねない。

27面から
●市民運動で声上げれば 私たちテロリスト?
 「市民運動で声を上げる私たちを、政府がテロリストと見ていることが明らかになった」。日本弁護士連合会は一日、新宿駅西口で特定秘密保護法案に反対する街頭演説会を開いた。
 江藤洋一弁護士は「ブログでの発言が何を意味するのか。それはこの法律が成立したら、市民運動で声を上げた人が捜査されたり逮捕されたりすることを石破氏が認めたということだ」と指摘。
 海渡(かいど)雄一弁護士は「首相官邸前で脱原発を訴えたり、特定秘密保護法に反対の声を上げたりする人をテロリストだと言うのか。市民運動をテロとみなして取り締まっていく国にしようともくろんでいる」と強く批判した。

 演説を聴く人たちからも、石破幹事長への批判が相次いだ。
 「何かの問題について、政府に意見を言う私たちがテロリストということなのか。そんなのは絶対におかしい」。
 「けんかを売っているとしか思えない。抗議の声を上げれば逮捕するよというような、まるでいじめっ子の論理だ。そんなに抗議運動をする人たちが怖いのか」。
 「要するに今日の演説会に顔を出しているような私たちをテロリスト呼ばわりするつもりだったということでしょう」
 「9・11の米中枢同時テロ以降、テロというレッテルを貼れば自分が正しい、ということになってしまう。デモをやっている人たちのこともテロというなで束ねるなんてむちゃくちゃ」


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