ふうるふうる・たらのあんなことこんなこと

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改憲についての本から 1

2013-09-22 09:48:00 | 本や言葉の紹介

中浦和“ふうるふうる”のたらです。
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「憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本」(高橋哲哉・斎藤貴男 編著 日本評論社)。この本、加筆されて今年の7月に「憲法が変わっても戦争にならない?」と改題されて筑摩書房からちくま文庫で出ています。
 私が読んだのは最初のほうの本です。

 憲法が変わっても別に自分には関係ないよ、憲法が変わっても戦争にならないよと思っている人へ、憲法ってどんなものなのか、憲法を変えることがなんで問題なのかなどについてを多彩な執筆陣がいろいろな視点からとりあげています。とても読みやすかった。

 何回かに分けて抜粋します。まずは目次をご紹介。

絵で見る憲法・戦争
はしがき

Ⅰ 憲法? ソレがどう変わる?/木下智史
 1 そもそも憲法って?
 2 9条―改正案の目玉
 3 じつは9条だけじゃない
 4 憲法を変える仕組み―国民投票とは

Ⅱ 井筒監督の教えたるわ! 歴史と憲法/井筒和幸
コラム:息子を兵隊になんかさせません/室井佑月(作家)

Ⅲ 憲法と現代戦争Q&A/山田 朗・森永卓郎・木下智史
 1 憲法が変わったら、戦争になるのですか?
 2 誰が、なぜ戦争をしたいのですか? そこに日本がついて行くメリットは?
 3 自衛隊をきちんと「軍」にすべきでは?
 4 改憲されても、結局自衛隊以外の人は関係ないのでは?
 5 北朝鮮が攻めてきたら?
 6 アメリカに守られるだけでいいですか?
 7 憲法を変える必要はないのですか?
コラム:戦争は臆病者のすること/貫戸朋子(国境なき医師団)

Ⅳ 戦争する国と愛国心/高橋哲哉
 1 「戦争する国」の構造
 2 靖国の論理と愛国心
 3 「愛する人を守るため」に
 コラム:本当の愛国心とは、戦争をしないこと/金子安次(元兵士)

Ⅴ 戦争への3点セット 監視・格差・個性の否定/斎藤貴男
 1 自由な発想を抑える監視社会
 2 個人の生き方を国が決める?――立憲主義の大転換
コラム:不自由の沼のこと/こうの史代(まんが家)

Ⅵ ジャーナリストの見た憲法改正議論/豊 秀一
コラム:戦争は戦争の顔をしてこない/田口 透(新聞記者)

さらに読み進めるための文献ガイド/辻子 実
 憲法条文(抜粋) 


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