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『発達障害は治りますか?』(神田橋條治 花風社)

2010-11-18 11:45:58 | 本や言葉の紹介
武蔵浦和“ふうるふうる”のたらです。
       (↑これをクリックするとホームページに行きます)


 『発達障害は治りますか?』(神田橋條治 花風社)は、神田橋條治さん(精神科医)、岩永竜一郎さん(認定作業療法士・感覚統合認定講師)、愛甲修子さん(臨床心理士・言語聴覚士・スクールカウンセラー)、藤家寛子さん(アスペルガー症候群の診断を受けている当事者)、浅見淳子さん(司会進行役)による対談がメインの本です。

 「うん!」、「そうだよねえ」、「そうなのか」をマークしたら、付箋がびっしりになっちゃいました。
 ご紹介したいと思って1か月以上考えているのですが、自分の中でなんともまとまりません。
 あのね、定型発達をしているどんな人でも、完全な発達をはたすのはまず不可能じゃないかな。程度の差こそあれ、誰でも何かしらのつまづき、発達障害をもっていると思うんですよ。
 どうか読んでみてください。発達障害のかただけじゃなくて、定型発達の人にもよいアドバイスになることがたくさんあります。

 私はアスペルガー症候群の当事者による本や神田橋さんの本をけっこう読んでいたので理解しやすかったのですが、これだけをはじめて読むとわかりづらいかもしれません。
 そんなかたは、できれば、アスペルガー症候群当事者であるニキ・リンコさんと藤家寛子さんの「自閉っ子、こういう風にできてます! 」シリーズと、神田橋條治さんの「発想の航跡2」も読むとよいと思います。

 花風社からの紹介文は次のようになっていました。
●「発達援助」という視点。「目の前にいる人をなんとか、少しでもラクにするのが医者の仕事」そう言い切るカリスマ精神科医が問いかける―「治らないという考え方は、治りませんか?」神田橋條治の発達障害論。

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