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kan-haruの日記

風景・風物詩(B3) 夏の風物詩 川崎大師風鈴市

2006年07月31日 | 風景・風物詩
初詣りで有名な川崎大師の風鈴市も第11回目の開催で、夏の風物詩として定着してきたようです。今年は、7月19日から23日まで開催され、初日は雨模様にたたかれ人出もいま一歩のようですが、22日は空模様も何とかもちそうなので午後久しぶりに風鈴市に出かけてみました。
風鈴市には、全国47都道府県から760種類の2万4千個の風鈴が揃い、川崎大師オリジナル「厄除だるま風鈴」を初めとして、様々な色・形の風鈴が並び、風鈴の材料もガラス、陶器、金属、石、炭などのほか、変り種として水晶、プラチナ、金、銀製の風鈴も出品されていました。

川崎大師は、京浜急行電鉄本線の京急川崎駅から支線の大師線に乗り換え、川崎大師駅で下車して、駅前の厄除け門から表参道のお店をみながら進むと大師入り口門で、そこを右折すると仲見世通りです。仲見世通りの両側には、大師名物のトントコ飴きり包丁の音を響かせている飴屋さんを初めとして、くずもち屋、ダルマ屋さんなどのお店が軒を連なって賑わっており、その先が川崎大師の大山門です。


大山門をくぐって境内に入ると、左側広場が風鈴市の会場で奥に八角五重塔が見えます。
正面の本堂には、多数の参詣客で混雑しておりましたが、お賽銭をあげお参りした後、風鈴市見物です。

風鈴市
風鈴市には、全国から様々な形のものや、種々の材料で作られたものなどの珍しい風鈴が見られました。(風鈴市風景1風景2風景3)
全国47からの760種類の風鈴から、変わった風鈴の百顔を並べてみました。

・川崎厄除けだるまのオリジナル風鈴
川崎大師は、厄除け大師として有名でだるまが名物です。そのだるまの顔を現した愛嬌のある紅白のオリジナルだるまが出品されております。
(大師オリジナル風鈴オリジナル風鈴説明)

・風鈴の沙汰も金次第
風鈴の世界もかね次第です。田中貴金属が銘を銀座風鈴と打って貴金属製の風鈴を出品しておりました。(ぷらちな風鈴金の風鈴銀の風鈴金・銀だるま風鈴)

・さまざまな形の風鈴
風鈴市には、くじらなどのさまざまな形の風鈴が出ておりました。ローカル色豊かな風鈴のオンパレードです。(秋田御殿まり風鈴山口ふぐ風鈴高知くじら風鈴青森花笠風鈴東京つりしのぶ風鈴静岡竹干筋風鈴)

・さまざまな材料により作成の風鈴
風鈴市の風鈴には、貴金属性のほかに思わぬ材料を使用した風鈴が出品されておりました。(茨城石の風鈴大阪被せガラス風鈴福岡上野焼風鈴熊本天草藍の風鈴奈良瑠璃風鈴)

川崎大師
通称の川崎大師は、真言宗智山派・大本山金剛山金乗院平間寺と云い、昔から厄除け大師として、霊験あらたかなことで有名な関東の名刹で、千葉の成田山新勝寺、東京多摩の高尾山薬王院とともに、関東三山として名を知られております。
大治3年(1128年)に開創され、開基は尊賢上人、創建功徳主は平間兼乗氏で、現在の管首は、第44世の中興第1世橋隆天大僧正であります。
川崎大師のご本尊は、1,220年前にご誕生になり、全国に真言密教を広められた弘法大師空海上人が祀られております。
川崎大師は、私宅の菩提寺と同一宗派であり、毎年の初詣りは近くでもあり、家族は皆お守りとお札を昔から受けております。

大本堂
現在の本堂は、昭和39年(1964年)に平安朝の建築様式を模した鉄骨、鉄筋、コンクリート造りの総建坪997㎡、高さ25.5mの大伽藍です。

大山門
川崎大師開創350年記念の昭和52年(1977年)に落成した、堂塔伽藍を囲う総域結界の総門です。

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