kan-haru blog 2009
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駅構内高架橋築造工事
・高架駅橋築造
糀谷高架駅橋の築造は、仮上り化高架工事と最終高架駅橋形体工事の2本建てで工事が進められています。
仮上り線高架化工事は、京急本線上り線高架橋の京急蒲田高架駅橋2階部の運用線路に乗り入れする仮線の高架化工事で、羽田空港から品川都心方面への運行線と、京急川崎から羽田空港への乗り入れ運行線のための仮高架橋の築造が行われます。
仮上りの高架線路は糀谷高架駅橋工事説明図に示す様に、高架橋の南側の上り線路を運行し、乗降ホームは下り線路上に仮設され、最終高架駅橋の下りホームを超えて渡り、在来下り線ホーム上で使用していた旧跨線橋の階段を使用して昇降し中央改札から入退場します。
糀谷駅上の高架橋の構成は、西側に築造の最終形体高架駅橋の4面高架橋と、2橋目の在来線下りホーム上まで仮拡幅された3面高架橋と、その東側にも広拡幅の2面高架橋が築造されています。さらに、駅ホームの外側には単線幅員の仮上り2面高架橋が築造されており、これらの4橋間は連結橋で結ばれています。
糀谷高架駅橋工事説明図(再掲)
・下り線高架駅ホーム構築
糀谷駅上の西端側(京急蒲田(空)第4踏切東側)の4面高架橋は、最終高架駅橋の形体で築造されています。7月1日に同第4踏切上から4面高架橋を見ると、北側2面目からの高架橋部の下りホーム部3面長部には、ホーム骨格の骨組みとホーム板面が組まれ工事囲いで覆われています。第8工区のホーム骨格は、他区の様に高架橋面とホーム面の2面構造ではなく、ホーム面のみの1面の骨組みで形成されています。なお、第4踏切際の西端1面目の高架橋の北面には外壁塀が付けられていました。
第4踏切東の高架駅下りホーム構築(左・中・右写真拡大0701撮影)
同15日に見ると、高架駅橋西端の4面高架橋の2面目部からの高架橋ホーム上の2面の間隔長にわたり、駅舎用の外柱と屋根梁骨組みが組み立てられていました。反対側の糀谷第1踏切側の2面高架橋上の下り線ホーム部には、ホーム構成骨格の骨組みが見られました。
高架駅橋上の下りホーム築造進展(左・中:京急蒲田側の高架駅橋に屋根梁骨組みが建つ、右:空港側の高架駅橋にホーム骨組骨格築造0715撮影)
・上り線高架駅ホーム構築
前回記述時には上り線高架駅ホームの築造は、拡幅巾の3面高架橋上の2面目までにホーム構成骨格の骨組みが組み立てられていました。
7月1日に見ると、ホーム構成骨組み築造済みの東方の高架橋には、3面長分のホーム構成外枠のH型鋼骨組が付けられていましたが、この部分の広拡幅の3面高架橋東端の上り橋脚柱にはホーム突出し梁桁が取り付けられて無く、H型鋼骨組の取り付けは独立に建立の四角型鋼材の脚柱に取り付けられていました。これはホームへのエスカレータあるいは階段設置のためホーム突出し梁桁が支障するためと思われます。その先の高架橋の橋脚柱の全てには、ホーム突出し梁桁が取り付けられています。
上りホームの築造が進む1(左・中:[0701撮影]、右:[0715撮影]写真拡大)
同15日に見ると、京急蒲田(空)第4踏切東側の駅舎用の外柱と屋根梁骨組み築造部分から東方側のホーム築造工事が進み、ホーム面骨格構築枠には小間梁が付けられていました。
上りホームの築造が進む2(左・中・右写真拡大0715撮影)
糀谷第1踏切ガード
7月1日に見ると、糀谷第1踏切道にPC桁橋のガードの架設工事が行われていました。同15日には、上り仮線の糀谷第1踏切ガードの架設が完了していました。
糀谷第1踏切道ガード架設工事(左・中:[0701撮影]、右:[0715撮影]写真拡大)
糀谷第1踏切東側の高架化工事
・傾斜高架橋工事
糀谷第1踏切東の上り線用の傾斜高架橋工事(第8工区地形図参照)は7月15日に見た状況では、工事抑え枠がまだ外されてなく、前回記述時と殆ど変化はありません。踏切際の傾斜高架橋には、踏切道のガードが架設されました。7月1日に車窓から見た、傾斜高架橋の東端部の終端のコンクリート壁際は空間状態(写真右)でしたが、同15日には盛り土部終端のコンクリート壁間に連結橋を架設する工事が始まっていました。
傾斜高架橋築造現場(左・中:踏切東の傾斜高架橋0715撮影、右:傾斜橋コンクリート東終端壁0701撮影写真拡大)
・盛り土部工事
7月15日に見ると、傾斜盛り土部の盛り土固めの工事は終了し、傾斜側壁のコンクリート打ちの準備が行われていました。
傾斜盛り土部工事(左・中・右写真拡大0715撮影)
傾斜盛り土部の終端部の工事は、設けられた6基の土台の上に、傾斜を付けたコンクリート打ちをして滑り止めを施した終端部となるのではないかと思われます。
傾斜土盛り部の終端部工事(左・中・右写真拡大0715撮影)
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・毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(7月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次 2009年中期版、2009年前期版、2008年後期版、2008年中期版、2008年前期版、2006・2007年版 へ
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駅構内高架橋築造工事
・高架駅橋築造
糀谷高架駅橋の築造は、仮上り化高架工事と最終高架駅橋形体工事の2本建てで工事が進められています。
仮上り線高架化工事は、京急本線上り線高架橋の京急蒲田高架駅橋2階部の運用線路に乗り入れする仮線の高架化工事で、羽田空港から品川都心方面への運行線と、京急川崎から羽田空港への乗り入れ運行線のための仮高架橋の築造が行われます。
仮上りの高架線路は糀谷高架駅橋工事説明図に示す様に、高架橋の南側の上り線路を運行し、乗降ホームは下り線路上に仮設され、最終高架駅橋の下りホームを超えて渡り、在来下り線ホーム上で使用していた旧跨線橋の階段を使用して昇降し中央改札から入退場します。
糀谷駅上の高架橋の構成は、西側に築造の最終形体高架駅橋の4面高架橋と、2橋目の在来線下りホーム上まで仮拡幅された3面高架橋と、その東側にも広拡幅の2面高架橋が築造されています。さらに、駅ホームの外側には単線幅員の仮上り2面高架橋が築造されており、これらの4橋間は連結橋で結ばれています。
糀谷高架駅橋工事説明図(再掲)
・下り線高架駅ホーム構築
糀谷駅上の西端側(京急蒲田(空)第4踏切東側)の4面高架橋は、最終高架駅橋の形体で築造されています。7月1日に同第4踏切上から4面高架橋を見ると、北側2面目からの高架橋部の下りホーム部3面長部には、ホーム骨格の骨組みとホーム板面が組まれ工事囲いで覆われています。第8工区のホーム骨格は、他区の様に高架橋面とホーム面の2面構造ではなく、ホーム面のみの1面の骨組みで形成されています。なお、第4踏切際の西端1面目の高架橋の北面には外壁塀が付けられていました。
第4踏切東の高架駅下りホーム構築(左・中・右写真拡大0701撮影)
同15日に見ると、高架駅橋西端の4面高架橋の2面目部からの高架橋ホーム上の2面の間隔長にわたり、駅舎用の外柱と屋根梁骨組みが組み立てられていました。反対側の糀谷第1踏切側の2面高架橋上の下り線ホーム部には、ホーム構成骨格の骨組みが見られました。
高架駅橋上の下りホーム築造進展(左・中:京急蒲田側の高架駅橋に屋根梁骨組みが建つ、右:空港側の高架駅橋にホーム骨組骨格築造0715撮影)
・上り線高架駅ホーム構築
前回記述時には上り線高架駅ホームの築造は、拡幅巾の3面高架橋上の2面目までにホーム構成骨格の骨組みが組み立てられていました。
7月1日に見ると、ホーム構成骨組み築造済みの東方の高架橋には、3面長分のホーム構成外枠のH型鋼骨組が付けられていましたが、この部分の広拡幅の3面高架橋東端の上り橋脚柱にはホーム突出し梁桁が取り付けられて無く、H型鋼骨組の取り付けは独立に建立の四角型鋼材の脚柱に取り付けられていました。これはホームへのエスカレータあるいは階段設置のためホーム突出し梁桁が支障するためと思われます。その先の高架橋の橋脚柱の全てには、ホーム突出し梁桁が取り付けられています。
上りホームの築造が進む1(左・中:[0701撮影]、右:[0715撮影]写真拡大)
同15日に見ると、京急蒲田(空)第4踏切東側の駅舎用の外柱と屋根梁骨組み築造部分から東方側のホーム築造工事が進み、ホーム面骨格構築枠には小間梁が付けられていました。
上りホームの築造が進む2(左・中・右写真拡大0715撮影)
糀谷第1踏切ガード
7月1日に見ると、糀谷第1踏切道にPC桁橋のガードの架設工事が行われていました。同15日には、上り仮線の糀谷第1踏切ガードの架設が完了していました。
糀谷第1踏切道ガード架設工事(左・中:[0701撮影]、右:[0715撮影]写真拡大)
糀谷第1踏切東側の高架化工事
・傾斜高架橋工事
糀谷第1踏切東の上り線用の傾斜高架橋工事(第8工区地形図参照)は7月15日に見た状況では、工事抑え枠がまだ外されてなく、前回記述時と殆ど変化はありません。踏切際の傾斜高架橋には、踏切道のガードが架設されました。7月1日に車窓から見た、傾斜高架橋の東端部の終端のコンクリート壁際は空間状態(写真右)でしたが、同15日には盛り土部終端のコンクリート壁間に連結橋を架設する工事が始まっていました。
傾斜高架橋築造現場(左・中:踏切東の傾斜高架橋0715撮影、右:傾斜橋コンクリート東終端壁0701撮影写真拡大)
・盛り土部工事
7月15日に見ると、傾斜盛り土部の盛り土固めの工事は終了し、傾斜側壁のコンクリート打ちの準備が行われていました。
傾斜盛り土部工事(左・中・右写真拡大0715撮影)
傾斜盛り土部の終端部の工事は、設けられた6基の土台の上に、傾斜を付けたコンクリート打ちをして滑り止めを施した終端部となるのではないかと思われます。
傾斜土盛り部の終端部工事(左・中・右写真拡大0715撮影)
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