管理人よりお知らせです。
6/15~6/16の「司法の独立を問う」シンポジウム及び6/16の最高裁包囲ヒューマンチェーン行動が「東京新聞」に掲載されましたのでお知らせします。
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「人間の鎖」で最高裁を取り囲み抗議しよう 福島第1原発事故の避難者ら、16日に訴訟判決めぐるイベント(東京)
東京電力福島第1原発事故で避難者が東京電力や国に損害賠償を求めた訴訟で、国の責任を否定した2022年の最高裁判決に抗議するため、避難者や支援者らが16日、東京都千代田区の最高裁の敷地周囲を手をつないで取り囲む「ヒューマンチェーン(人間の鎖)」を催す。15日には、避難者らの人権とそれを守る司法について考えるイベントも開かれる。
◆昨年は1000人参加「今年は二重にしたい」
主催者によると、16日正午ごろから、最高裁の皇居側の東門付近から青山通り沿道、西門にかけての1キロ弱を避難者や支援者らで取り囲む。昨年も開かれ、約1000人が参加した。主催者は「昨年よりもカンパが多く、関心が高まっていると感じる。今年は二重にして取り囲みたい」と強調した。
最高裁は2022年6月17日、千葉や群馬県などで提訴された4件の訴訟で「国が東電に対策を命じても事故は防げなかった」などとして、国の賠償責任を否定する統一判断を示した。
15日のイベントは午後1時半から明治大駿河台キャンパス(千代田区)のアカデミーコモン9階で開催。国連人権理事会の特別報告者として日本政府の避難者対応を批判し、「避難者より帰還者を手厚く支援することは、国際法に反する」などとした報告書を提出したフィリピンのセシリア・ヒメネスダマリー弁護士のビデオメッセージも紹介される。定員は約200人で無料。(荒井六貴)