
北海道4日目(実質3日目)の今日は十勝方面。特急「スーパーおおぞら1号」で帯広入りする。1981年開通の石勝線は高規格路線のため高速走行しても揺れず、さすがだ。
国鉄分割民営化への流れが固まって行く時期にあたるが、ローカル新線でなく幹線との位置付けだったため、工事凍結にならずに済んだのだろう。
調べたわけではないが、もしかすると旧国鉄最後の開業路線かもしれない。
さて、今日の訪問地はその国鉄分割民営化と関係のある場所である。初めは旧国鉄愛国駅、幸福駅跡。あの有名な広尾線跡である。
ここは北海道に来るならどうしても行きたい場所だ。
跡地は交通公園になっていて、容易に行くことができる。実際に行ってみて、とかち帯広空港からとても近いことがわかった。
幸福駅跡では訪れた多くの人が願いごとを書いた紙を駅舎に貼る。将来を約束しあった若い男女が幸福の鐘を鳴らし記念撮影している。
十勝地方は合理化と効率優先の結果鉄道を失ったが、それと引き換えに決して合理化することのできない何かを得たように見える。廃線跡としては最も幸せな部類に入るだろう。
午後からは糠平湖畔にある鉄道資料館(旧士幌線関係資料を展示)を見た後、旧士幌線跡に架かっていたタウシュベツ川橋梁を見に行く。士幌線廃止は分割民営化と同じ1987年。今年は廃止20年の節目の年である。コンクリートアーチ橋は20年の時を経て朽ち果てていたが、それでもしっかりと残っていたことが嬉しかった(写真)。
国鉄分割民営化への流れが固まって行く時期にあたるが、ローカル新線でなく幹線との位置付けだったため、工事凍結にならずに済んだのだろう。
調べたわけではないが、もしかすると旧国鉄最後の開業路線かもしれない。
さて、今日の訪問地はその国鉄分割民営化と関係のある場所である。初めは旧国鉄愛国駅、幸福駅跡。あの有名な広尾線跡である。
ここは北海道に来るならどうしても行きたい場所だ。
跡地は交通公園になっていて、容易に行くことができる。実際に行ってみて、とかち帯広空港からとても近いことがわかった。
幸福駅跡では訪れた多くの人が願いごとを書いた紙を駅舎に貼る。将来を約束しあった若い男女が幸福の鐘を鳴らし記念撮影している。
十勝地方は合理化と効率優先の結果鉄道を失ったが、それと引き換えに決して合理化することのできない何かを得たように見える。廃線跡としては最も幸せな部類に入るだろう。
午後からは糠平湖畔にある鉄道資料館(旧士幌線関係資料を展示)を見た後、旧士幌線跡に架かっていたタウシュベツ川橋梁を見に行く。士幌線廃止は分割民営化と同じ1987年。今年は廃止20年の節目の年である。コンクリートアーチ橋は20年の時を経て朽ち果てていたが、それでもしっかりと残っていたことが嬉しかった(写真)。