人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

民放TVからCMが逃げ出し始めた?

2006-01-22 23:03:24 | その他社会・時事
民放の根幹を揺るがすある深刻な事態(日経BP)

インターネットの普及によってテレビの価値が下がりつつあるらしいことはなんとな~く感覚的に理解しながら、それを裏付ける論証やデータは今まであまりなかったが、それを論証してくれているのが上記記事だろう。

とはいえ、テレビCMの価値の下落は何も今に始まったことではないように思う。ずっと以前から徐々にその価値は下がり始めていたが、テレビに対抗するメディアがなかった時代にはそれが顕在化しなかっただけのことで、それがネット時代になった今、顕在化してきたということだろう。

記事の中でトヨタ自動車が、販促の仕方は車種次第でテレビCMの全面中止はあり得ないと述べているとおり、直ちにCMのテレビからネットへの雪崩現象が起きるということはあまり考えられない。CMをテレビが独占する時代が終わったというだけのことだ。
しかし、それが何よりも民放テレビ局にとって深刻なのは、民放テレビが広告以外の収入源を持たないということである。NHKは受信料、新聞は購読料によって広告がなくても食べていく道はあるが、民放がCMに逃げられたら、ペイテレビ(有料放送)をめざす以外に生き残りができなくなるからだ。

インターネットの普及で、新聞は将来死ぬのではないかと言われた時期もあったが、新聞よりも民放テレビのほうが先に死ぬ事態になりかねない。

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