タンボロッジさんで食の研修会

南会津の自然食の宿『タンボロッジ』さんで開催された、
食の研修会に参加する機会に恵まれました


講師はリマクッキングスクール校長、アルカンシェール総料理長、「穀菜和食」著者の
松本光司先生です。
私は昨秋に続き2回目の参加になります
昨秋ご一緒させていただいた懐かしいお顔ぶれにもお会いでき、
再開を喜びつつの受講になりました。


この勉強会の特徴はレシピがないこと。
先生がタンボロッジさんの到着後、食材をご覧になり
メニューが決まること。
食材をご持参くださる参加者の方もいらっしゃります。
先生がお庭の野草などもつまれて、使われます。
調味料は塩、醤油、味噌だけで素材の味を十分に引き出すことなどでしょうか？
先生は多くを語られずに、穏やかな雰囲気で調理や盛りつけを進行させられて、
そのお姿から多くのことを学びとっていきます。
本当に先生の作業は愛情を持ちながら、1つ1つが丁寧です。
まさに先生の手さばきはマジックハンドです



1日目夕食
メインはタンボロッジさんのお庭で摘みたての野草の天麩羅です
干し柿で甘みをつけたねぎ味噌も美味っ
メニューが決まると、まず先生が手書きのメニューを作られます



先生の穏やかな雰囲気が伝わるでしょうか？


超豪華な夕食です


2日目朝食
おめでとう（小豆粥）


2日目昼食



昼食も超豪華ですね日々は質素に、時にはこのようにハレの日メニューを

講義の間に望診もお願いでき、食箋も書いていただきました。
日ごろ疑問に思っていた体調のことなども伺うことができました
自分で自分の体調管理をきちんとできるのが理想ですが、
なかなかバランスをとるのが難しく、
こういう機会に再確認ができるというのはありがたいことです。
特に私のような職業や、レストランでお仕事をされたいる方などは、
試作試食で体調を悪くしやすいようですね・・・
日々も試作後に試食でついつい、いただきすぎてしまいますが・・・
試食は小量にすると良いようですね♪

先生が穏やかに、お話くださると、安心感をもって、
取り組みたいという気持ちになれます
それに段々とそのときの自分の身体の調整方法が身についてくると
仰っていただき、温かい気持ちになれました


お食事タイムには豚インフルエンザ対策のお話や、
様々な有益なお話も沢山伺えました

日常のお食事は、完全栄養食の玄米と
お味噌汁、お漬物、小量のおかず1～2種類程度とういう小食、
そして良く噛むことが、健康で過ごせる秘訣のようです



日ごろ食に関する様々分野で活動なさっている方々がご参加になる研修会なので、
皆様との情報交換も有意義なひとときでした☆


この研修会に参加でき、自分自身を見直す良い機会にもなり、
また多くの気づきもあり、新たな勉強の目標もできました


そして何よりも松本先生のように、
素材と対話しながら、穏やかにやさしく、愛情を持ち、楽しみながら
お料理をし、日常の体調管理などなどもお伝えできるようになりたいなあと思いました



あっという間の2日間でしたが、かなり密度の濃い研修会でした
今回学んだことは少しずつ消化させ、クラスの中でもお伝えしていかれたらと思います♪
そして今回書いていただいた食箋を参考に、小食を心がけながら、
日々楽しみながら過ごしていきたいと思います☆

とにかくお食事は美味しくて、ほっぺたが落ちました
落ちたほっぺたをまた拾いに行かなくては～と思いながら、
タンボロッジさんをあとにしました


新緑、野草に恵まれた南会津で心身リセットができ、沢山元気をいただきました
松本先生、タンボロッジさんご夫妻、木澤先生、ご一緒させていただいた皆様、
実り多く、素晴らしい時間を過ごさせていただき感謝の気持ちでいっぱいです

次回の松本先生の研修会が今から楽しみです