Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「小沢シンパ」法学者の政治運動 如何なものか

2016-05-11 09:17:33 | 国際・政治

おい糞犬(くそいぬ)。各国有力者の税逃れの実態が表された「パナマ文書」の詳細が明かされ始めたな。総勢20万団体を超え、一国の元首級の人物も何人かいる様だ。我国も個人で数百人、大手商社をメインに、有力企業も複数あるらしい。

まあ巨額の「税逃れ」自体は頭に来るよな。税務当局が全貌を把握できた場合、数兆円もの追徴ができるらしいわ。こんな事では、毎日懸命に働いて所得税、買い物の度に消費税を納めさせられてる多くの国民市民は、そりゃ「やってられない想い」に駆られるのも尤もだよ。ただだ。見方を変えると、世界に広がる「税逃れ」の一覧に日本人だけがないってのも、ちとおかしくはあるんだよな。何故かって?そりゃお前、そうなれば「日本人だけが飛びぬけて間抜け」だって事を、世界中に晒す事になるからだよ。それも又、大変拙い事だと思わないか。そんな事では我国は「秘密の守れない国」のレッテルを貼られ、国際社会の信用を失う事ともなりかねないからだ。最近話題の、我国の安全保障問題にだって、深刻に響いて来るはずだぜ。

さて今回のお題。先日、慶応大名誉教授の著名な法学者が新党を作って政治活動に乗り出すんだと。名づけて「怒り新党」だとさ。まあ笑ったな。

この先生は、自衛力保持自体には賛成で、ただ立憲主義堅持の立場から、「安保法制は改憲後にせい」との立場から、今度の法制化には反対の立場と言われる。つまりやみくもに「戦争法絶対反対」などとほざく左派勢力よりは、俺達の立場に近いって事で、先生のご見解は、俺達もできるだけ尊重せないかんのは事実だ。但しだよ。昨今の我国周辺とか国際情勢を考えると、安保法制整備は改憲まで待ってられる様な状況でないのも事実だ。

先生の動向で困るのは、小沢元民主代表の影響を強く受けていそうな所だな。お前でも、これを書けば分るだろ。そうそう、多くの巨額政治資金疑惑から逃げ回って来た、あの「汚沢」だよ。先生は小沢元民主代表と交流があるみたいで、聞いた話じゃ今回の政界進出も、小沢元代表にそそのかされたのではって見方がある様だ。まあ「当たらずと言えども遠からじ」だよな。

法学者や弁護士みたく、法曹関係者の政治運動ってのは、露骨にやるのは好ましくないんだよ。前世期末、つまり平成の初めに、所謂慰安婦問題で、戦前の我国の所業が間違って報道されたのを真実みたいに受け取って、重大な人権問題みたいに装って、国際連合人権委員会に提訴して、公正ではない「クマラスワミ報告書」を起草させたのは、我国の在日とか在日華僑の弁護士グループだとか。これは今でももめ続けてるのは、アホなお前でも知ってるだろう。形こそ違え、今回の先生の政治運動は似た問題を孕んでるって事だよ。

小沢元民主代表は、これも良く知られてる様に、今の与党政権の破壊と言う野望を持ち続けている。特に、安倍現政権には大きな憎悪を抱いている様だな。しかしだ。自身の不始末を悉く棚に上げておいて、良くやるよなって印象は拭えないだろう。それが今度は、慶応大名誉教授の先生って言う、又とない隠れ蓑を利用して同じ事をしようって言う策動にしか俺には見えない。目先は変わってるが、大元でやってる事は結局同じ。まあ見てろ。野党側の票が割れて混乱に拍車がかかるだけだろう。勿論、二度目の政権交代なんてあり得はしないさ。

ろくな結末を迎えなかった最初の民主党政権の小沢~鳩山(実は汚沢~土鳩山)ラインは、反与党反安倍政権を志向して、今もゾンビの様にのさばっている様だ。土鳩山のアホバカは、つい先日もノコノコと沖縄くんだりまで行って、反米軍基地闘争を続けるプロ市民に迎合して、お前も顔負けの気狂い踊りを晒したらしいわ。本当に、何重もの「恥の上塗り」。これ以上世間の目に触れてもらいたくないわ、と感じるのは俺やお前だけやないだろう。汚沢にしたって同じ事。分別盛りの法学者先生を担ぎ出し、又ぞろ己の権勢の為だけに利用しようって魂胆が見え見えだ。

又この輩は、前述の先生みたいなインテリが、現実を無視しても自身の持論を絶対に正しいと思い込みがちになる所をちゃんと読んでいて、良い様に利用しやがるのだ。本当に「悪質」の一言。先生には、どうか政治運動を再考し、汚沢の術中に嵌る事だけはない様、切にお願いしたいものだよ。

と、言う所で、又お前の近影を晒しといてやる。本当は、脱糞の瞬間を捉えたい所だが、中々に難しいな。ひょっとしてお前、ここん所便秘気味なのかね?まさか、それはないよな。音の方は、渡辺貞夫さんに叱られるかもだが「Good News」を上げておく。あ、それからお前の動画も準備中だ。近く上げるから、覚悟しとく様に。渡辺さんの音楽は下記アドな。

http://jazzmovie.blog133.fc2.com/blog-entry-365.html

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戦後民主主義は、絶対の正義か

2016-05-06 19:18:00 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!大型連休も、世間一般では昨日まで。今日午後からは五月雨に見舞われた。

これからの時季は、晴れれば快適なるも、梅雨へ向けて徐々にだが雨天の日も増えて来よう。又、それが本来なら恵みの雨となって、稲を初めとする農産物の実りにも貢献するはずだが、残念ながら大地震に見舞われた九州・熊本周辺の被災地には通用しない所も多くある様だ。願わくば、余震の試練を乗り越え、梅雨までに復興の糸口だけでも掴んで下されば、との想いにも駆られる所であります。

さてさて、戦後70余年が経ち、恵みの雨同様、本来なら終戦後の我国の礎となり、末永く我国の平和と繁栄に寄与するはずだった戦後民主主義とその申し子たる戦後レジームだが、肝心な事共を蛮勇を振るって実行しなかった為に、と言うより理由をつけて怠り続けて来た為に、大いなる弊害に苦しむ結果となっているのが現実と言えはしまいか。その肝心な事共とは、時代の変化に応じての適切な見直しと軌道修正の事である。

「時代の変化は、無視できるものではない。実際の問題として、時代の流れに逆らったり、背いたりできるものではないのだ」これは米合衆国の著名なジャズ音楽家 ソニー・ロリンズの言葉である。同氏のみならず、芸術、芸能の活動に携わる方々は、各時代の流れとその変化を敏感に感じ、その状況に応じた活動スタイルを実践していらすはずだ。だからこそ、何十年にも亘り活動を続けられる、或いは続けられたマイルス・デイビスやロリンズの諸氏を初め、我国なら渡辺貞夫さんの様な巨人が存在し得るのである。

とりあえず、ジャズの世界だけを取り上げたのだが、政治社会の事共についても、相当な範囲で同じ事が言えるのではないか。社会学者 渡部昇一さんによれば、70年1日、いや、下手をすると100年1日一字一句も見直されない事ともなりかねない日本国憲法にしても、検証や見直し、そして軌道修正が必要である事を強く主張されている。

渡部さんは、過日の雑誌記事中「磨かれざる憲法の悲運」と題して、こうした見直されない事の弊害を大いに嘆いていらした。
国家権力を規制して国民市民の権利福利を守る国家の基本法と言えど、時代や状況に応じた見直しはやはり必要であり、又、そうした思考を是としてこその立憲制であろう。ただ、第9条の平和条項が長く我国の平和と繁栄に寄与したからと言っても、それは「これまでの貢献」であって「これからの貢献」を確約するものではない。「これから」をどうするかは、我々国民市民の努力と心がけ次第であり、いつまでも第9条に依存し続けるのはおかしい、と言うよりむしろ「異常」と言うものだろう。戦後教育の不良と共に、これを放置していては、我国家の尊厳と国民市民の幸せを真に保障するものとはなり得ない事を改めて自覚すべきであろう。

時折しも、平和安全保障関連法制の施行直後で、改憲の必要性が薄らいだとする見方が強まったとの世論調査の結果がある事も俺は知っている。これは、左派野党の脅迫的情宣が一定奏功した結果でもあり、その事から、安倍政権による国民市民向けの説明がまだ不十分である事も窺える。今夏の参院選向けにも、より一層の平易で誠実な説明に努める必要があるだろう。そうでないと、本当に民進党以下左派野党勢力の思うツボともなりかねない。勿論、一切の政治的失態は許されないものとして、気を引き締め直して頂きたい所だ。

その事を踏まえて、改めて、欧米キリスト教思考による、言わば輸入された様な戦後民主主義は絶対の正義だったのか、特定の、或いは左派勢力の利害と利便の為だけにあり続けたのではなかったか、我々国民市民は冷厳に精査、審判をして今夏の参院選に臨む必要があろう。検証、見直し、軌道修正の必要性は著述家 西部 邁(にしべ・すすむ)さんや報道家 櫻井よしこさんらからも強く提起されているのは有名な所だろう。大事なのは「国民のための憲法」であって「憲法のための国民ではない」と言う冷徹な視点ではないのだろうか。

今回画像は、桜の時季も終わった当地近所の金山公園の近影。五月雨の時季を迎え、これからは緑の鮮やかな頃に入ります。尚、今後は時々、渡辺貞夫さんの楽曲をご紹介して参ります。下記URLにてお聴き下さい。まずは、初夏らしい「Samba de orfeu」から。

http://jazzmovie.blog133.fc2.com/blog-entry-356.html

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再び安全・安心~揺らぐ日本品質

2016-05-02 13:28:23 | 社会・経済
2016=平成28年5月も、拙ブログを宜しくお願い致します。

所謂大型連休の期間。多くの有志が大地震に見舞われた九州・熊本市周辺の地域にボランティアとして入り、又、それができない各位による義捐金も集められている様だ。今回の震災ボランティアは二次災害の恐れが大きく付き纏う為、地域によっては熊本県周辺在住の方々に限られるなど、こまでより慎重な取り扱いのやむなきとなっている。一部の有名芸能関係者なども現地入りが伝えられ、少しでも多くの人員が入れれば良いのだが、頻繁に余震に見舞われ、関連する事故リスクも大きい今回のケースは、そうした所も理解した上で支援のあり方を考える必要もありかと心得る。
後、大災害の度に問題となる、有名芸能人の支援活動をすぐ「売名」のレッテルを貼って非難や揶揄する言動は如何なものか。歌手 杉 良太郎さんが仰っていた様に、そうした言動をする者は、億単位の義捐金を寄付してからやってもらいたいとの事。全く同感で、「話はそれからだ」と言う所だろう。

もう一つ、この連休で目立つのが山の事故。登山中の滑落などで、分っているだけで4名が犠牲となった。変わり易く、又、高山部はまだ冬の気候である事を良く読んでいなかった為らしいのは事実だが、やはり人間は自然との駆け引きに敗れる事も多くある事を改めて自覚したいものだ。又、危険だから、犠牲が出るからと言って、この登山と言う高みを目指す、崇高な大義と大志の道を閉ざすべきではない。高山を目指す方々は、休みと言えばパチンコ店などの遊戯施設に通ったり、競馬や競艇などに現(うつつ)を抜かす連中などより、心の中は遥かに立派だろう。自動車で競うモーター・スポーツの世界でもそうだが、こうした高みを目指す努力と研鑽を重ねる姿勢は大いに敬愛されて良い。救助に要する大きな手数と費用を顧みるにしてもだ。勿論、こうした活動を担う警察、消防の方々も十分に尊敬されなければならないだろう。

さて、その様な崇高な大志とは裏腹な出来事が我国の大企業で起きている。先日来の、三菱自動車の国交省向け燃費データの不正問題。同社は今世紀に入って、自動車の様々な部位での事故や不祥事を度々起こしており、それによる複数の犠牲まで生じている。この工作は、今に始まった事ではなく、もう平成初期辺りから20年以上も続く項目もあり、又、国の定める基準によらない測定方法を取り続けた所もあると言う。こうした問題は、行政対企業のあり方と、企業内部の体質のあり方の二つの要因が考えられるのではないか。

まず前者の行政との向き合い方の問題。広く知られる様に、三菱グループは旧財閥系。行政とのパイプは勿論決して細くなく、戦前より産官による様々な連携の一方で、形こそ違え、今回の様な不明朗な事共もゼロではなかったのではと心得る。つまりたまたま露見しただけの話かも知れず、詳しくは今後の調査結果を待つべきかも知れないが、古くからの体質に根差す問題であるのが事実なら、行政、企業の双方が抜本的な再発防止策を強く打ち出す必要がある。

企業サイドの問題としては、やはり大企業体 三菱グループの内輪の庇い合いと言った所か。前回、三菱自動車の経営が傾いた折にも、支援したのは三菱東京UFJ銀行を主とする、グループ内の所謂「内輪」と言われる金融集団だった。だから今回も「内輪が助けてくれる」との甘い期待が生じるかも知れないが、株価が大きく下がり、製品の受注残がピークの半分程度と言う現状では、これまでの様には行かないかも知れない。今世紀の初めと比べ、世論の受け止めも決して甘くはないだろう。事のなり行きによっては、三菱自動車自体の進退、存亡の危機ともなりかねないだろう。

今年に入って、同社のみならず、我国の主要企業の幾つかが、類似の事態に直面している様だ。決算関連で虚偽の数字を出した東芝は、家電部門が中国大陸の大手企業の傘下に入った様だし、同じ家電のシャープも、経営危機から台湾の大手家電の傘下で再建の道に入るとか。今年初に指摘した、秀逸な日本品質が根底から揺るがされる危険が更に増したと言う事か。又、家電の場合、製造工場の多くがアジア圏に移って、その現地工場の技術水準が日本国内のそれを下回る事が少なくないのではと言うケースも見られる。こうした芳しくない事が続くと、製品の高い品質が損なわれ、かつての秀逸な「故障に強い」日本品質が維持できなくなる恐れがあろう。

既に我国の大学教育は、低能だった戦後教育のあおりもあって、大韓民国や台湾国をも下回っているとの指摘もある。同じ三菱グループの三菱航空機は、高い性能水準を誇る国産旅客飛行機MRJの練度の高い試験飛行や、続く量産試作機の生産など、我国の製造業の浮沈に関わる大切な事共を担う。高い技術や品質を守る人材を育てる事ができなければ、我国の産業界は傾いてしまう。若い技術者の育成と共に、大企業の企業倫理の再建も大きなテーマだと思うのだが。
今回画像は、当地近所のJR東海道線・熱田駅より臨む金山副都心方面の様子。春の青空も長くは続かず、後少しで鬱陶しい梅雨時がやって参ります。
今夏は、南米産のジカ熱が流行る心配もあり、蚊に刺されない様用心する必要もありそうです。

コメント (2)
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