コナサン、ミンバンワ!
今年初載せる事ができなかった表記の話の残りを今夜記そうと思います。これも思い出話ですが、良ければご笑読下さる様。
もう今から20年近く前の1980年代、昭和の末期、俺は悪友と共に京都を訪ねた事があった。時期は今はもう良く覚えてないが、夏か秋だったと思う。
京都の名寺、清水寺の裏手辺りを歩いていた時、手書きの変な看板を見かけた。
それには「犬の散歩を禁ず」とあった。その意味は解るね。早い話が「犬糞禁止」と言う事だ。それだけではない。その看板には落書きのおまけがしてあった。曰く「糞虫も」だって・・・笑。
その様を見た俺と悪友が大いに盛り上がったのは当然と言えば当然だろう。
良くは覚えてないが確か俺が「何で犬の散歩禁止なんだぁー?」と問えば悪友が「それは犬が人に噛み付いて危害を及ぼすからだろう」と言う。もう一声俺が「いやー、それは犬がウ○コをするからだろう」と言う具合。その時も「糞虫も」との落書きを記した人物は犬の糞の不始末に憤慨し、その始末を怠る飼主を「糞虫」と罵りたかったのだろう。落書きなる手法は決して褒められないのは事実だが、糞害の深刻さを考えればその心情は理解でき、情状酌量の余地はあるのではないか。「糞虫」呼ばわりされる犬の飼主の不心得が悪いのである。悔しかったら今一度、公衆道徳を見直し、自らを謙虚に振り返る必要があろう。
おまけは過日、俺の小用を覗き見た新潟磐越のおバカ犬の近影です。飼主に散々言われ、ようやくまともな姿勢での撮影と相成りました。