Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大愚行!五人男

2015-10-18 12:56:02 | 国際・政治
先日、横浜にて高層住宅マンションの基礎工事関連に不正があり、それが原因で建物自体が傾く大変な実害があった。不動産販売、それに施工を請け負った関連会社は勿論住民各位に一応は謝罪、補償等も進める方向だが、それにしても我国有数の大手企業が、途上国でありそうな初歩的な間違いを犯したのが大いに遺憾だ。基礎部分の施工を担った社員は1ないし2名とかで、当該以外の建物施工にも関与した可能性があるとか。担当者の意図的な不正が強く疑われ、その事もさる事ながら、大手程の所で、日頃からそうした意図を持たせない厳しい監査がなぜ実行されていなかったのか、世界有数の日本品質や、ユーザー各位の信頼も揺るぎかねないだけに、当該企業と監督省庁は蛮勇を振るって厳正な調査を行い、これから住宅の取得を予定する向きも多い国民市民に向け、その全貌を明らかにすべきだろう。ユーザー向け、そして当該企業同士の損害賠償問題も、それは覚悟しなければならない。
その省庁でも不祥事が起きている。来年初に迫った、マイナンバー制度準備に絡んで、関係者が収賄容疑で逮捕された件。これも、十分な監査態勢が取られていなかった為に生じた所が大きい。組織内の問題や不正への対策が甘かったと言う事で通底しているだろう。制度発足まで後僅か。果たして信頼性を立て直す事はできるだろうか。

その一方で、主要企業の利益剰余金、つまり内部留保が過去最高の\350兆超となっている事が、政府により明らかにされた。これは、大企業がいかに利益優先に走り、もう一方の要諦たる、常に「攻め」の積極的姿勢に欠け、併せて不可欠な信頼と言う所に注力していない事の裏返しではないのか。顧客の信頼の為、或いは新しい技術の為の投資を怠り、ただ単に利益確保の為だけの「守り」に入るだけでは、我国経済に未来などなく、いずれは欧米やアジアなどの外国資本に次々に敗れ、終いには実態として国ごと乗っ取られてしまう事態だってあり得よう。正直な納税者多数に対する示しもつかない。安倍政権は、これも蛮勇を振るって、これら巨大企業の不良姿勢を厳しく糾す様お願いしたい。それができなければ、絶対に再度の法人減税など認めてはならない。

経済面も不良なら、政治の方にも不良な輩が何人か見られる。こうした連中の不良な言動を見過ごしていては、やはり同様な国難が我々を襲う事ともなりかねない。以下、個別に見て参りたい。今回は、当該人物の敬称略であります。

①村山富市 元内閣総理大臣。1995=平成7年に襲来の阪神・淡路大震災に際し、その救援対策の不手際は良く知られる所。災害対策法制による自衛隊の救難出動に際しても、出身の社会党(当時)の一部勢力より「自衛隊は、救難出動時にもクーデターを画策する危険あり」などと難癖をつけられ、結果それを押し返せずに出動が遅れ、住民多数に犠牲を生じる結果となったもの。続く戦後50周年の「村山談話」にしても、その内容に問題を残す芳しくないものだったのは事実だ。
更に最近、安倍内閣が聊か無理をして成立させた安保法制に明らさまに反対して国会前の若手勢力らに合流したばかりでなく、先月の中国大陸における、抗日70周年軍事パレードへの出席を画策していたと言うのだから呆れるばかりである。
これが、一時は「非武装中立」とか「平和憲法堅持」などと主張していた元首相、そして政党最高幹部の取るべき行動か?「戦争反対」を主張したくば、前述の様な軍事イベントへの参加など初めから考えられるはずがない。やはり不良な「二心」があるとしか思えない。軍事パレード参加は、結局本人の健康問題が露見し実現しなかったが、実はまだ帰国したとの報は聞こえて来ない。更に、中国版ノーベル賞とも言われる、孔子平和賞の候補にも上がっていたとかで、もう言葉もないあり様。こちらも結局は実現しなかったが、この男の平穏な帰国を望まない日本人は、結構多いのではないだろうか。

②鳩山由紀夫 ①に同。もうこれまでにも何度か批判を続けて来た訳だが、2009=平成21年秋の民主党政権の当初から、その力量が疑問視されて来たのはご存じの通り。今、普天間基地の移転問題で大きく揺れる沖縄の事共にしても、この男の杜撰な対応が大きな悪影響を及ぼしている。
それ以上に不興の元となっているのが、政界引退後に、金にあかしては繰り返している意味不明な外遊。その出先で、特に中国大陸や朝鮮半島向けに反日的発言を繰り返しているのは、回を重ねる毎に憤りと不快感が募る一方だ。歴史問題、尖閣諸島などの領土関連、その他諸々、どれを取っても我国の利益に資するものは何もなく、初めから行かない方が良いケースが殆ど。先日も中国・天津の会合では、安保法制の違憲性などをぶち上げて文句を言った末、抗日70周年行事の折、習執行部が表した人民軍30万人兵力削減(実は軍全体の見直しによる効率化の面大)構想を真に受け「世界も中国を見習うべき」などとぬけぬけと発言したものだ。
正に間抜け!牛後に堕したルーピーの真骨頂だ。「こんな輩が内閣総理大臣だったとは・・・」と落胆する声も多い。こいつももう帰国しなくて良い。又、絶対に拉致事件を起こした「北」への渡航を認めてはならない。その為にも外務省は、(やる気ないかもだが)この男の旅券返納命令を発令して欲しい。

③河野洋平 元内閣官房長官で、今秋の安倍内閣改造で就任した河野太郎 国家公安委員長の実父。そして、悪名高い「河野談話」の発信元。戦中の所謂「慰安婦問題」に関して、特に大韓民国向けに謝罪の意で発せられたものだが、中身が悪い。談話の少し前、これも反日報道で悪名高い朝日新聞の、捏造に近い大誤報を真に受ける形でろくな精査もせず表したお粗末さ。為に中・韓両国よりは外交カードに利用され、又、それらの情宣を元に起草された国連人権委の「クマラスワミ報告書」を全世界にばら撒かれるきっかけを作ってしまった。我国の尊厳を大きく損ねかねないこの問題、安倍内閣全閣僚、特に官房長官 菅 義偉(すが・よしひで)さんがその収拾に大変苦労しておられるのも良く知られる所だ。
又、最近問題視される、中国大陸にての南京事件などに関する歴史資料が国連教科文期間ユネスコの記憶遺産登録につき、史実上の疑問より、我国の対ユネスコ拠出金の制限についても難色を示すなど、どうも大陸半島寄りの不良姿勢が正されていない所も目につくのではないか。
河野元長官も、「河野談話」を糾して見直す意思がないなら、政府与党の役職を返上し、政界を引退すべきである。又、我々国民市民もこの様な人物は次の選挙で落選させる努力をするべきだ。

④加藤紘一 ③に同。以前より親中国大陸、親「北」寄りだったので、余り信用していなかったが、文献や報道、ネット情報などを当たる内に「やはり」の想いを新たにした人物。河野元長官の、不良な「河野談話」の原型を作った人物。つまり「生みの親」。事実なら、こう申すのは何かは分っているが「鬼腹」と言う事だ。平成初め頃だったと思うが、自由民主党内の主導権抗争「加藤の乱」でも見られた様に、権勢志向も強そうだ。又、憤り続けるべき、「北」による日本人拉致事件への対応も冷淡なもの。今世紀初め、帰国された蓮池 薫さん夫妻ら5名の方々を「一時帰国の約束なので、半島へ返すべき」などと強硬に主張したらしい。「北」政府がどれ位凶悪かが分っていての確信犯的言動だろう。事実なら悪辣の一言だ。河野元長官が折々不興を買っているが、加藤元長官も同罪だろう。

⑤小沢一郎 元自治大臣、元民主党最高幹部。言わずと知れた権勢志向の権化。前出の加藤元長官も負けて逃げ出すレベル。「壊し屋」と呼ばれ、政界再編時は折々主役を務めたものだが、なぜか肝心の内閣総理大臣には届かない。まあそれに見合った人望がないと言う事だろう。以前の政治資金疑惑では、直属の秘書が逮捕されたにも関わらず、自らは不起訴となり問責を逃れているし、周到だが不明朗さが大いに残った。最近の民主党における動向又然り。
無能だった鳩・菅内閣時代は自らに好都合な黒子役に徹しておいて、続く野田内閣で消費増税が決まり、民主党政権陥落が確実になると、さっさと離反してしまった。
最近の反安保法制関連の行動は呆れるばかりで、社会民主はおろか共産党や、極左にも近いとされる山本太郎議員のグループとも連携しようとするあり様。全く「目標の為には手段を選ばぬ」無節操と言うかテロ勢力的と言うか、この男の思考はどこまでも権勢だけなんだなあ、とただただ嘆かわしく思った次第。過日の某民放番組中で、噺(はなし)家 桂ざこばさんが、この男のコメントを求められ「もうええ!」と厳しい返事をされたのが良く分る気がする。尤も、こんな方向性バラバラの「継接ぎ連携」が成功するはずがないのは、今から分っている事だが。

とりあえず5人の不良人物を挙げさせて頂いたが、まだまだこの手の勢力は多い。団体で言えば、欧米系の某人権擁護勢力に大きな嫌悪感を抱くものである。凶悪犯が裁判に付され、死刑判決でも下されれば「死刑廃止」を旗印に助命運動に動くし、弁護士でありながら前述の「慰安婦問題」で反日的政治運動を行っていた輩もいる様だ。勿論、思考的立場はこの勢力に極めて近い。拙記憶で恐縮だが、遥か以前、「ちびくろサンボ」と言う黒人少年が主人公の童話があり、それなりに良いドラマだったのだが、人種差別的表現があるなどと難癖をつけられ。事実上発行禁止となってしまった例がある。どうもその事にもこの勢力が関与していた様だ。それでいて、同様な大人権問題でもある「北」の日本人拉致事件については殆ど行動しない。これも左派野党の圧力でもあるかの様だ。因みにこの団体には、共産党又はそれに近い関係も何人か存在するらしい。何よりも「欧米=〇、日本=×」と言う、自虐史観的価値基準が、何としても鼻持ちならない所である。
今回画像は、少し前の浜名湖の様子。通る列車は誰でもが知る東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」。地元漁業関係の方々の操業中に重なったのがとても幸運でしたが、今回記事の様な連中をのさばらせていては、我国産業の健全な未来も訪れないと心より思います。

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2 コメント

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Unknown (ココ)
2015-10-20 23:37:10
マイナンバー ・・・ 収賄容疑で逮捕 や番号を間違って発送したり等問題点も多いですが 
それに便乗してマイナンバーが使われ出すと都合が悪い業種からの
マスコミへの「マイナンバーなどいらない」的な風評作りが始まっているようにも感じるのは私だけでしょうか?
5人衆 ・・・ごもっとも!でも 菅直人元首相
それに自民党の悪人 山 拓  ・ 野中 廣務 もこの中に十分に入れますよねぇ~~
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ご見解有難うございます (HAKASE(jnkt32))
2015-10-21 09:47:28
ココSAN、今回もご見解を有難うございます。
速ければ明後日辺りより、マイナンバーの個別通知が届けられる見通しですが、
くれぐれも漏洩とかのない様厳正な管理を願いたいもの。
それができなければ、お言葉通りこの制度の意味がありませんから。
今回記事のご捕捉も一礼です。菅元大臣、山崎元建設相、
野中元官房長官も有力候補は同感。
これに、次回東京五輪招致の不始末で渦中の森 喜朗元首相と、
今は故人の三木武夫元首相が入ると、両手が満杯になる勘定ですね。苦笑
まずはお礼まで。
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