Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

戦後レジームは、弱者の生命を保障しない

2016-03-16 19:16:43 | 国際・政治
コナサン、ミンバンワ!久し振りで、このご挨拶をさせて頂く。旧民主、維新両党の合流後の新党名がどうやら決まった様だ。「民進党」の由。待てよ。この党名、どこかで聞いた事がありはしないか?ハハ、これって、台湾こと中華民国の次期総統を輩出する事となった政党名とまんま同じではないか。
何ともまあ、独創性に欠ける事で。台湾ではとも角、我国では芳しくない字画との指摘もあり、合流両党の幹部は、この辺りまで良く思考されたのだろうか。発足したら、又ぞろ盛大な不具合が頻発してまともな政党活動すら叶わないなんて事にもなりかねないのではないか。とても「改革結集」などと大言壮語を発していられる状況ではなかろう。そんな事より、少しでも正常な政党運営ができる様、細かな調整でも重ねる方が先だと思うがどうだろう。まあ俺としては、新党は旧民主よろしく、どこまでもチャランポランな方が良い様な気もするのだが。失笑

さて不具合と言えば、昨日来首都圏のJR高崎線が、電気設備の事故が原因で、埼玉県下で停まったままになっている。事故は、同線の運転及び車両基地のある、籠原(かごはら)駅校内で発生した。この為、不通区間は勿論、運転可能な所でも列車々両のやり繰りがつかず、普段より少ない頻度でしか列車の運転ができないらしい。高崎線は、東海道、東北、中央、総武、埼京の各線と並ぶ通勤通学の大動脈。事故原因は、経年の古い電気機器の破損だった様だが、普段からこうした事を防ぐ「安全品質」の維持がきちんとなされていたのかどうか、JR社は徹底した原因調査と解析を実行し、再発防止へ向けた強固な施策を打ち出してもらいたいものだ。

尤も、この様な不具合は、鉄道を初めとする交通だけではなく、我国そのもののあり様も同様の深刻な問題を抱えているのは事実だ。
先日も、首都圏で昨夏生じた女性劇団員殺害の容疑者が逮捕され、一度は容疑を否認するも、DNA鑑定の結果などもあって、今は犯行を認めている由。
怨嗟などではなく、深夜帯に外出していた劇団員を尾行の上、帰宅した所を襲撃した模様。まだ捜査中の故、現状これ以上の言及は控えるが、この件以外にも、幼児殺害などで複数の被告が裁判中。犯人の厳重な処分は勿論期されなければならないが、幼児が被害に遭った以外のケースでは、若い女性の深夜帯一人歩きが結構な数に上る様だ。殺人以外にも、傷害、性暴力事件や高額の金品強奪事件などが相当数に上る。「世界一安全な国」と言われた我国の治安の質も大きく落ちている事を感じるのは、俺一人ではなかろう。

「世界一安全、深夜でも女性が1人で外出できる」この文言は、事ある毎にメディア、それも左傾したそれらから良く囁かれる所だが、今となっては最早「甘い囁き、旨い話」になり下がっているのではないか。つまり「己だけは大丈夫」との油断と慢心を誘う「嘘」だと言う事だ。

「嘘も百回つけば真実になる」と豪語したのは旧国家社会主義ドイツ労働者党 ナチスのA・ヒトラー元総統だと言われるが、主要メディアは同元総統と同じ言動を繰り返している様なもの。言論、表現の自由はあれど、嘘が許されて良いはずがない。少なくとも現在の我国の都市部では、他国に比べ、安全の度合いが大きく落ちている所は相当数に上るだろう。都市部の治安悪化に引きずられる様に、郡部の安全も脅かされ始めているのは事実で、長野県下では今年に入って、逃走中の外国人犯罪者が複数検挙されているのだ。確実に、危険の度合いが高まっている実態を重く見て、充実が急がれる防災教育と共に、「自らは自らで守る」自衛の意味深い防犯教育も同様に重要だろう。

本来、深夜帯の子供達だけ、そして若い女性単独での外出はそも慎むべきものであり、どうしてもやむを得ない場合は、不審者の標的とならぬ様、最大限の隙のない警戒心を持って行動しなければならない。それが徹底されれば、悲劇の度合いは幾らかでも減らせるのではないか。又、学校や企業など、組織の場においても、外出時をメインに、事件に遭遇しそうになったらどうするか、普段から考えさせ、行動させる様啓蒙しなければならないだろう。
文教も主要メディアも、未だに見直される事のない「世界一安全」の誤った情宣を垂れ流し続け、真の防犯教育を妨げ続けた罪責は、殺人の実行犯並みか、それ以上だ。

大体、戦後の我国の根幹と言われた戦後レジーム事態が欠陥に満ちたものである事を自覚しなければならない。誤った民主思想、人権思想を真に受け続け、狂ったバランスのままズルズルと進んでしまったのが間違いの大元だろう。その事が、現状と全く違う「安全幻想」を垂れ流し続け、犯罪加害者よりは道徳観と倫理観、被害者よりは防犯危機意識と警戒心を奪い去ったのだ。更に申せば、不健全な性善説が幅を利かせ続けた我国にては、欧米先進国では常識とされる個人損害賠償の思考が中々普及浸透せず、これもあって、凶悪犯罪人の対被害者賠償も極めて不十分なままだとの話も聞いた。戦後レジームは、この事を長々と放置し続けた責任も強く問われる事だろう。

安倍内閣総理大臣は、ご自身の公約の一つに「戦後レジームからの脱却」を掲げられるが、俺は今一つ不満が残る。「日本人を不幸にする戦後レジーム」は、脱却するものではなく、破壊すべきものではないだろうか。日本人の強い信念、執念と良識を以て破壊、撃滅され葬送されるべき仕組みであろう。
憲法改正もその大きな一環であり、最低でもその事の道造りはされるべきだが、その行く手にあるべきは、戦後レジームの完全抹殺にあると俺は考える。
その完遂こそが、不幸にして不慮の事件により生命を奪われた子供達や若い方々への、最大の鎮魂と供養になるものと信じる次第である。
目的もなく生き続けていて恐縮だが、いよいよ春の気配が強く感じられる様になった。工場地帯の多い当地名古屋の南郊だが、強まった陽射しともやった空気の様子を載せます。通る鉄道線は、JR東海道線。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 国連機関は 内政干渉をするのか | トップ | 戦争法制=意味不明 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際・政治」カテゴリの最新記事