Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

重要資源の確保は大丈夫か

2007-11-18 22:06:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

政治社会の報道は今、防衛省と防衛関連企業の関連疑惑、あるいは老舗業者による食品偽装に関する問題が大きく取り沙汰されています。それらは全て、当事者である省庁と企業の不良な姿勢より生じたものであり、問題の再発防止、そして良からぬ体質の是正には全力が投じられて然るべきであり、又見守る国民の我々も、それらの事共が適正に改善されているのかを常に監視し、必要なら意見して参る姿勢が求められます。
ただその一方で、上記の他にも重要な課題が多々ある事も理解する必要があるでしょう。

その大きな1つが我国の産業を支える重要資源の確保。今月半ばの甘利経済産業大臣の南アフリカ共和国訪問は、液晶TVや携帯電話などの電子部品、又自動車部品の原材料となる稀少金属、所謂レアメタルの安定供給を図る為であると言われています。

この所レアメタルの相場は急騰し、各種とも5年前の数倍に上昇している様です。
これを放置すれば、例えば携帯電話機器の価格高騰を招き、折角値下げ機運の生じた通話料金を相殺してしまう事態となりかねません。
又、他の家電や自動車の価格にも悪影響を及ぼしかねない面がありますね。

レアメタルの産地は限られており、アフリカ諸国の一部、中華人民共和国、ロシア共和国などの一部領内でしか産出されない模様。中国では自国産資源を自国内消費に振り向け、輸出は課税を行って抑え込む一方で積極的な対アフリカ資源外交を展開、これら資源の安定輸入に先手を打つ形となっています。

後手に回った我国。経産大臣のアフリカ訪問は勿論大切でしょうが、どうも遅きに失した感があり、下手をすると技術大国たる我国の足を原材料面から引っ張りかねない不安がありますね。
既に金属や原油、食料品に至るまで相当な品目が値上げされ、又これから値上げが予想されています。
製品、商品の度を超えた価格高騰を抑えるのも行政の重要な政策でしょう。
危険や困難が伴う事は想像できますが、ここは国民生活の安心安定と言う最大の国益課題の為に、蛮勇を振るって的確な対応を願いたい所です。*(日本)*

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