Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2015=平成27年10月回顧

2015-10-31 21:15:53 | 社会・経済
この10月も最終日となった。今日は米国の悪霊退治の日「ハロウィン」の当日とかで、東京都内他各主要都市は、仮装した愛好者が大勢繰り出している様だ。
我国にてはクリスマス同様、本国の様な宗教行事としてではなく、仮装イベントとして捉えられる事が多い様で、皆で楽しめるのは良いし、経済効果もそれなりだろうが、つい先日、東京都内でトルコ国の総選挙に絡んで、我国の対立する在留者同士で暴力沙汰があったばかり。この様な大勢が集まる場では、どの様な不測の事態が生じるか分らない所もある事を理解願いたいし、又、万一の場合、自らは自らで守るしかない場合もある事をも留意してもらいたいものだ。

それにしても、今月も色んな事件事故があった。一番大きいのは、複数の高層建物建設などを巡る、基礎工事の杭打ち周りの処置に不正のあった件だろう。
初め、この問題は特定の現場管理者一人の瑕疵とされていたのだが、現業トップの旭化成関連の企業が調べを進める内に、他の現場管理者も関与していた事が発覚、又、本体たる三井グループの管理監督にも不届きがあり、 一人下請けだけの過失では済まなそうだ。土木建設業界は、本体企業と下請けグループのピラミッド構造が以前から指摘され、何かあった場合の責任態勢が曖昧なケースも少なくなかった様だ。今回は、三井と旭化成と言う、世界的名門と言われた大手が関わっているだけに、その影響は甚大だろう。これまでに関与した建設物件は3000件を超えると言われ、今も調査が進行中故、問題の全貌を明らかにする訳には行かないのは分るが、住宅マンションの建物が実際に傾くなど大きな実害が出ているだけに、当該企業には当然ながら誠実な対応を求めたいし、監督する国土交通省も速やかに問題の全貌を把握し、問題の度合いと今後の対策をどうするか、強い対応を願いたい。このまま放置すれば、我国の建設業界は国民的不信と疑惑から抜け出す事ができないばかりか、伸び盛りのアジアをメインとする諸外国の公共プロジェクトからも締め出されてしまいかねない。これが現実になろうものなら、それこそ反日で鳴らす中国大陸などの思うツボになってしまうことだろう。関係各位の猛省と、信頼再建へ向けた決意を伴う強い対応姿勢を求めるものである。

身近な脅威にも目を向けるべきだろう。先日は、JR宮崎駅前にて、歩道を暴走した乗用車による大規模な人身事故が発生、犠牲2名を初め、数名の重軽傷者を生じる惨事となった。まずは犠牲各位への弔意と、被災各位へのお見舞いを。当該車両の70代の男性運転者は認知症の治療中の由。既に複数回の事故を起こしていたとかで、このままでは刑事責任が問えなくなる可能性か大きくある。何故以前の段階で運転免許取り消し処分が下せなかったか、交通警察を初め、関係各位は認知症の診断が下された時点で、速やかに運転禁止の強い措置が下せる法制を検討整備願いたい。そうした努力がない限り、同様の悲劇は繰り返されるだろう。
尤も、道路交通に関しては悪い報ばかりではない。首都圏の自動車道、圏央道が延長を果たし、東名、中央、関越、東北の各自動車道と繋がり、東京都心を経る事なく各方面へと抜けられる様になった。ずっと以前より、首都圏を通り抜けるだけの諸車による交通混雑が問題視され、凄惨な交通事故や経済損失の大きな一因ともなっていたのだ。今後自動車交通量が大きく増えるとは思えないが、そうしたマイナス要因が少しでも取り除かれる事を期待したい。

政治の方では、懸案だった日中韓首脳会談がいよいよ実現しそうな気配である。月が変われば安倍大臣が訪韓されるが、歴史問題などで各国に認識の差がある現状では難航も予想される。更に先般、日本共産党幹部が訪韓しており、ネットの報道などでは、所謂慰安婦問題に関し、改めての国家的謝罪などに言及したとか。明らかに一政党の見解を逸脱した言動には、続く首脳会談への妨害意図が見て取れる。事実なら憤りを感じる所だが、ここは韓国々民の見識に委ねざるを得ないのも残念な所。ただ、安倍大臣はその辺りもご存じだろうから、できる事とできない事を良く峻別の上、我が国益のマイナスとならぬ様ご対応をお願いしたい所だ。勿論、大臣はそうした事共に当たるプロであり、一定までは信頼して任せる姿勢も必要だ。我々国民市民も、そこの所は冷静に見守る事としたい。
P,S 次回は 11/3(火)以降に掲載予定です。

コメント (2)
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