Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

5月3日は祝日と言えるのか?続き

2008-05-03 01:15:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!2008=平成20年5月も拙欄、拙日記を宜しくお願い致します。

去年以前より記して参りましたが今日5/3は憲法記念日。1947=昭和22年のこの日よりの現行の日本国憲法施行を祝い、制定された祝日と言われますが、どうも私は素直に祝う気になれません。

各位良くご存じの様に、1947=昭和22年と言えば連合国進駐軍GHQによる統治下の時代。この時期の同軍は急進的、理想主義的勢力が優勢だったと言われ、その意向が日本国憲法の草案にも色濃く投影されたとされます。それは我国の国民性と必ずしも合致するものではなく、核となる第9条「平和条項」はとも各、基本的人権の理念を表わしたとされる自由に関する規定は、必ずしも好ましいとは言えない印象が付き纏うのは事実です。
「日本国民統合の象徴」として皇室の尊厳は守られたものの、前述の事共は、日本人にとりマイナスに作用した側面があったのも事実です。

この憲法への対応を巡る時の内閣総理大臣 吉田 茂さんと民間出身の重臣 白州次郎さんのご苦労は並大抵ではなかったであろう事が察せられます。お2人共「当時としては止むを得ない対応であった」とのコメントを残していらっしゃいます。

確かに終戦後、追い込まれていた当時の我国としては、日本国憲法にある様な、言わばアメリカン・モデルに基づく復興のあり方を踏まえなければならなかったのは止むを得なかったのかも知れない。しかしながら制定後実に60余年もの間一字一句も見直されないのは最早異常と申して良いのではないでしょうか。

繰り返し申して参った事ですが、日本国憲法の見据えていた時代は最早終わった20世紀であり、今ここにある21世紀ではありません。
我々はその事を良く年頭において、祖国日本のこれからの基本法、憲法のあり方を考え、模索すべきではと強く思います。*(日本)*

コメント
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