Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

軌跡~仰木 彬さん+@を偲ぶ

2005-12-17 23:35:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

一昨日の事ですが、又しても残念な訃報に接しなければならなくなりました。
プロ野球オリックス・バファローズ前監督の仰木 彬さんが逝去されました。享年70歳。同球団の監督を辞した直後の悲報でした。
仰木さんは1935=昭和10年福岡県のご出身。
お誕生日は・・・何と私と同じ4/29!
恥ずかしながら私は、今日までこの事実を全く知りませんでした。
私の知る限り、同氏と同期の著名人にはノーベル賞作家の大江健三郎さん、悪役、そして名脇役にして野球とも縁の深い人気俳優八名信夫さんがいらっしゃいます。
同氏は勿論若き日より野球と縁が深く、地元福岡の高校より甲子園を闘った事もありました。プロ選手時代に投手より急遽内野手へ転向するなど曲折も多かった様ですが、長い投手コーチ時代を含む、そうしたご経験の多さが後に「仰木マジック」と謳われる優れた戦略や選手起用に繋がったのかも知れません。
卓抜した指導力を見せた同氏の門下には合衆国大リーグへの進出を果した野茂英雄投手やイチロー外野手など、俊英が多い事も有名な所でしょう。
又、旧近鉄球団と合併前のオリックスの監督時代の1995=平成7年にはリーグ優勝、翌年には日本一に輝き、折りしも阪神・淡路大震災に苦しむ神戸の街を勇気づけた事には私も深い感銘を覚えました。
今年、病気をおして合併後の新球団監督として最後まで采配を振るう事を諦めず、低迷していた同球団を中位まで押し上げ、さあこれからと言う矢先の訃報、本当に惜しまれてなりません。
私がもう一つ感銘を受けたのは、命を絶たれる最期まで夢を諦めなかったプロの姿勢でしょう。そこで同氏の前月、やはり形こそ違え、飽くなき夢を抱き続けながら若くして逝かれた歌手、本田美奈子さんにもう一度ご登場願いましょう。
昨夜TVにて同女史の闘病の記録が放映され、ご覧になった方も多いかと思います。
お二方に共通するのは、やはり真のプロフェッショナルに相応しい信念、そして執念ではなかったかと思います。
大変惜しまれる事態ではありますが、務めて冷静に受け止め、今は各位のご冥福を静かに祈りたく思います。合掌・・・。*(日本)*


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする