生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

弱さもタラント(その1)

2007-09-10 13:37:05 | 教会

今朝は病院へ行って来ました。天気が怪しいので、自転車で行こうか、バスで行こうか迷い、ネットで土浦の天気を調べると、一日中曇りで降水確率0%です。
出かけるとき、今にも降り出しそうな雲行きでしたが、バスで行くと乗り継ぎが大変なので自転車で行くことにしました。(自宅から病院まで自転車で25分かかります)8時半からの予約でしたが、今日は珍しくあまり待たされないですんだので、9時15分には終わっていました。
外へ出ると、雨が降っていました。合羽を着ると汗が滝のように背中を流れます。
ようやくの思いで家に着いたとたん、雨は本降りになり、雷まで鳴り出しました。雷の苦手なわたしは、ほっと胸をなでおろしました。
それから30分も経つといい天気に。台風の時の気まぐれ天気がまだ続いているという感じです。


昨日は礼拝で、N教会のH.S先生がマタイ25章からメッセージをして下さいました。
マタイ25:14-30には、イエスさまがして下さったタラントのたとえ話が書かれています。

タラントのたとえ話を紹介します。

ある人が3人のしもべにそれぞれ5タラント、2タラント、1タラントの財産を預けて旅に出かけました。5タラント預かった者はそれで商売をし、さらに5タラントもうけ、2タラント預かった者は同様に2タラントもうけました。ところが1タラント預かった者は地面に穴を掘って埋めてしまいました。
主人が帰ってきて精算をしたとき、5タラントと2タラントもうけたしもべに対して、「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたはわずかなものに忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びを共に喜んでくれ」と言います。
ところが1タラントを土の中に埋めていたしもべに対して主人は怒り、それを取り上げて10タラント持っている者にあげよと言いました。


タラントというのはお金の単位で、1タラントは6千デナリです。1デナリが1日の労働の最低賃金ですので、1タラントは20年分の労働賃金に当たります。


そう考えると、このご主人はずいぶんの額をしもべに預けたものだと感心します。また、どうして人によって預けた額が違ったのか? 1タラントの者でも、そのお金をなくしたわけではなく、大事にしまっておいたのになぜ主人は怒って取り上げてしまったのか?という疑問が沸いてきますが、ここではタラントは、お金のことを言っているのではなく、わたしたちが神さまから預かっている賜物のことです。

H.S先生は、タラントは3つ考えられると言われました。


1)個性(得意なもの、才能、能力、良い部分、欠点、弱点)
2)使命(個別の任務)、課題(直面する色々な問題や困難、試練)
3)主イエス



欠点、弱点がタラントに含まれていることが驚きでした。主イエスがタラントなのだということも初めて聞きました。
この後語られたH.S先生のあかしに感動しました。後日紹介します。



*日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)のHP本日更新しました。ブックマークにあります。ぜひご覧ください。

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