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国民年金:未納率40.7%…最悪を更新
国民年金保険料の未納率の推移 厚生労働省は13日、10年度の国民年金保険料の未納率が40.7%(09年度40.02%)となり、過去最悪を更新したと発表した。2年連続で4割を超え、5年連続の悪化となった。要因として、比較的未納率が低い55~59歳の加入者割合の減少や、所得が低く、保険料(10年度1万5100円)負担が難しい非正規雇用労働者の増加などを挙げている。
未納率を年代別にみると、25~29歳が53.4%で最も高く、20~24歳も50.8%と5割を超えた。30歳以上は年代が上がるにつれて低くなり、55~59歳は27.4%。ただし、各年齢層ともほぼ毎年悪化している。
保険料を徴収する日本年金機構は、未納率悪化の要因について、近年は「年金記録問題への対応に人手が割かれたこと」を挙げていたが、10年度に関しては「大きな影響はない」と説明。それでも、10年度の悪質未納者に対する財産差し押さえ件数は3379件(前年度比287件増)にとどまり、07年度の1万1387件に及ばなかった。11年度は納付率の低い全国の29年金事務所を指定し、収納対策を強めるとしている。
国民年金保険料の未納率は92年度の14.3%を底に年々上昇し、02年度に当時過去最悪の37.2%となった。一時は回復に向かったものの、06年度から再び悪化が続いている。(毎日新聞 2011年7月14日)
国民年金未納率40.7%の要因として、
「比較的未納率が低い55~59歳の加入者割合の減少や、所得が低く、保険料(10年度1万5100円)負担が難しい非正規雇用労働者の増加などを挙げている。」
まずはこの要因の改善に施策を打つべきだが、良い結果が出ていると思えない。
究極的には雇用の確保、改善ということになる。
特に若い人の雇用状況は深刻である。現政権になってから、非正規雇用労働者の問題点を重点課題として取り組んでいるのに成果が見られない。残念だ
。