夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

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福祉のパン屋 野菜もコメも!

2010-09-30 09:27:15 | 障害者自立支援法って!なに?
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「福祉のパン屋 野菜もコメも」
 龍ケ崎市の知的障害者たちが予約のあった家々に車でクロワッサンなどを届ける「福祉のパン屋さん」の取り組みが今年で10年の節目を迎え、8日からは新鮮な朝採り野菜や新米、花、農家手作りの揚げ餅の宅配も始めた。予約を受けている市社会福祉協議会は「将来的には、お年寄り世帯の安否確認も兼ねた福祉活動につなげたい」と話し、利用を呼びかけている。
 キュウリ、ナス、サツマイモ、ブドウ、ネギ――。この日、市内の農場で収穫された野菜が、福祉の店「ひまわり」の移動店車両に積み込まれ、3人の障害者が出発した。

 移動店は、「障害者が将来の自立を目指し、前向きな気持ちになってもらおう」と、2000年にスタートした。

 障害者たちが家々を訪ね、予約した客へのあいさつ、注文の確認、パンの受け渡し、お金のやり取りをこなす。始めたころは声が小さかったり、おつりを間違えたりしたこともあった。

 常連客が220世帯を数える今では、顧客から注意を受けることもなくなり、自信をもち、積極的に仕事に取り組んでいる。移動販売中に市民から声を掛けられることもあり、それが、大きな励みになっているという。

 常連客の中には、お年寄りの世帯も少なくない。最近は「年を重ねて車の運転ができなくなった。野菜や米も宅配してくれると大助かり」との声も聞かれるようになった。

 そこで、市社協が「交通弱者の買い物の負担を少しでも和らげよう」と、かさばりがちな野菜や重量のある米の移動販売を手がけることになった。

 この日は、常連客の家々で「野菜や米のお届けをこれからも希望しますか」と尋ねながら販売した。女性客には「市価よりも安い」と評判だった。

 市社協は「パンの宅配とは別に、週に1度、給食を宅配している一人暮らしの世帯が230もあるため、1人世帯にも販路を広げ、将来は客の代わりに買い物をして届ける『御用聞き事業』も展開しながら障害者が足を運ぶ場を一歩ずつ広げたい」と話している。

 パンの宅配日は毎週火・金曜日、野菜や米の配達は毎月2回を予定。パンは、クロワッサン5個入り600円など。問い合わせは市社協の地域福祉グループ(0297・62・5176)へ。(2010年09月25日 朝日新聞茨城版)

元気の出てくるような取り組みだ
「御用聞き事業」、「障がい者が足を運ぶ場をつくる」・・の方向性は、地域で一人暮らしをしている方々には心強い。高齢者に喜ばれる内容を含んでいる。さり気なく広げていくことが大切なのかも知れない
特に、生活に不可欠な食料品を優先的に供給してくれる仕組みは有難いことではないか。
是非、成功させてほしい。地域づくりのお手本として発展し、全国に広がるように期待したい。国・行政もこうした取り組みを応援して頂きたい。
コメント
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