「看護師174人が試験合格 インドネシア、8月来日へ」
インドネシアの首都ジャカルタで6日、日本がインドネシアと締結した経済連携協定(EPA)に基づき初めて受け入れる看護師の試験結果が発表され、180人のうち174人が合格した。
周知期間が短かったこともあり、両国政府が今回想定した200人に届かなかった。合格者は今後、健康診断や面接を受けるが、ほぼ全員が8月上旬に来日できるとみられる。試験は5日行われた。
ジャカルタ郊外の病院で看護師として6年近く働いているスワルティさん(30)は「高度な技術と伝統文化が調和し治安が良い日本は、私にとって夢の国。日本語を一生懸命に勉強し、日本の看護師国家試験に挑戦したい」と喜びを語った。
また、ジャワ島中部プルウォケルトから約10時間の長距離バスで試験を受けに来た男性サヒルンさん(31)は「2003年まで3年間、福岡県の鉄工所で研修生として溶接などをした経験があるが、今度は本業の看護師として日本に行ける。はるかにうれしい」と目を輝かせた(2008/06/06 共同通信)
期待と不安?それぞれの「夢」を描いてすすんでいます。外国人介護士や看護師が福祉・介護・医療現場で、日本人と肩を並べて仕事をする光景が見えてきました。日本人は、こうした現実に刺激を受けて、自らはどうあるべきか?どんなあり方をイメージするのか?真剣に考えるキッカケにしたいものです。
地方・田舎にいますと、身近な所で、直ちに外国人介護士等が採用されるとは考え難いですが、鎖国から開国へ向かうがごとく、歴史的で、画期的な事実が始まると勝手に妄想しています。