Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

NEXT GENERATION MATCH 2018

2018-02-12 12:08:18 | トリニータ
2日前のお話になりますが、今年もNEXT GENERATON MATCH 2018の観戦に行ってきた。ここ数年は国立から日産に会場が変わっていて心の底から嫌だったんだけど、その願いが通じたか今年から埼スタに変更になった。


毎年両軍ともに好選手ばかりで、楽しみにしてる試合。本当に何の誇張もなくこの試合がメインイベントでスーパーカップは最終の12レースくらいの位置付け。昨秋のU17ワールドカップに出場した選手も多く出場して、さながら大見本市。






まずは生駒仁(鹿児島城西→横浜Fマリノス)と宮代大聖(川崎U18)のマッチアップ。



去年も何試合か宮代大聖の試合は観たけど、これはモノになりそうな感じが強烈に伝わってくる。今のところ何でもやっちゃうオールラウンダーな感じのFWだけど、点で合わせる仕事に集中したらもっと恐いFWなりそうだ。来年新卒で川崎入団→出場機会を求めて大分でお預かりいたしまっせ。



去年スカパーでプレミアリーグの参入戦の放映があり、そこで観た藤原志龍(徳島ユース)を今回けっこう楽しみにしてた。多分彼が小学生の高学年の頃に徳島に在籍してたであろう柿谷曜一朗っぽい雰囲気全開のプレースタイル。ひょいひょいと軽快にボールを扱う小気味良さは気持ちいいものの、同年代の一線級のDFが相手だとまだフィジカルで負けてしまうシーンも多く、最終学年でそこが改善されれば、もっと面白い存在になるね。



ダブルボランチの一角でスタメン出場した奥野耕平(ガンバユース)。インドでも光ってたけど、京都の福岡慎平と組んだこの日の中盤も秀逸だった。「平に耕す」という名前も攻撃を一から作り出すポジションの選手にピッタリだ。



Jリーグ選抜のキャプテンを務めたのは江川慶城(京都U18)。前述の福岡慎平、上月壮一郎と各ポジションに柱となる選手がいる今季の京都U18はプレミアWESTで優勝争いに絡んでくるんじゃないかな。ちなみに競っているのは去年のこの大会で決めたスーパーミドルでマリノス入りを勝ち取った(それだけじゃないとは思うけど)町野修斗。この日はさほど輝けず。



試合序盤は縦への突破で右サイドで輝いた桂陸人(広島ユース)。162cmとサイズは小さいものの、サイドバック、サイドハーフ併用でいける器用さも持ち合わせていて面白そう。



この年代だと毎年圧倒的な戦力を有するFC東京U18からは今回は一人だけの選出となった草住晃之介。翌日の東京都クラブユース新人戦に交代出場してて、今年もFC東京の下部組織の選手たちは大忙しだなと思った。



高校選抜側では唯一高校2年生で選出された井上怜(市立船橋)。先制点を奪う勝負強さも見事ながら、クイックな立ち回りが見ていて楽しい。流経柏も関川らを擁しているし、今年も千葉県の代表争いは熾烈だ。



この日も決めた選手権得点王の飯島陸(前橋育英)と



優勝した前橋育英のキャプテンを務めた田部井涼(前橋育英)はいずれも法政進学。タレントが豊富で確実に力をつけてきてる法政の盤石な地盤固めは続く。



もう一丁前橋育英の選手を。右サイドバックの後藤田亘輝。クロスとか絶品なんだけど、肝心の守りの局面でファール連発したり、若干不安定だった。



選手権の時はあまり印象に残らなかったんだけど、細かいスキルの高いドリブルなどで存在感を見せた佐藤拓海(青森山田)がこの日は良かった。最近はサイズのあるサイドの選手がとても気になる。



選手権準優勝だった流経柏からは菊地泰智。160cmとこの日出場した選手の中でも一番小さいものの、スキルは高く、ガンガンゴール前に入ってくる恐さもあるいい選手。確かそのまま上に上がるはずなので、早く出場機会を得てほしいと思う選手の一人。



箕田広大(青森山田)の高い打点のヘディングとそれを許さない梅田透吾(清水ユース)のキャッチ。



一応スーパーカップも観たので簡単に感想を。


コラ健勇、決めたのキヨだから。やっと壁を乗り越えたはずの川崎の相変わらずの勝負弱さはさておき、セレッソの守備組織がしっかりと整備されてることに驚かされた。そういう印象のチームじゃなかっただけになおさらにユン監督の手腕の確かさを物語ってる。


さて、開幕まであと2週間。
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