Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ヨウヘイ・ハヤシ

2014-11-06 22:48:08 | トリニータ
さてレギュラーシーズンもいよいよ残すところあと3試合。今週末の水戸戦に思いを巡らせてみようと思う。

水戸の直近3試合、岐阜、讃岐、横浜FC戦を観た。ちなみにうちが今月対戦する岐阜、水戸、讃岐はそれぞれ直近で直接対決(37節岐阜ー水戸、38節水戸ー讃岐)をしているため力関係の把握がしやすくて助かる。両方の試合を観た印象として水戸は岐阜よりは強いけど、讃岐には及ばないという感じ。つまり讃岐>水戸>岐阜。讃岐はモチベーションが高くて、勢いのあるサッカーをしてるので、非常にやりにくいけど、そこを乗り越えれば、最終節は千葉と対戦なので、逆に期待も出来る。

現在の水戸はあまり思ったようなサッカーが出来ていないという印象。まずはFWの先発が非常に読みにくい。3試合を観て、一番怖いと感じるFWはオズマール。ただ、岐阜戦は先発していたものの、讃岐戦ベンチ、そして横浜FC戦ベンチ外と、チーム内でどういう扱いなのかよく分からない。ただ出てこないのなら、単純にありがたいと思うだけだ。鈴木隆行はコンディションがあまり良くなさそう。彼の最大のストロングポイントであるボールの収まりもよくなく、今の状態だったら先発で出てきてほしいと願う。

水戸の試合を観てて一つ思うのは、アウェイの方がいい試合をしそうということ。実際にここ3試合でもアウェイ岐阜で勝って、ホーム連戦はいずれも引き分け。要因として思うのは、ホーム・ケーズデンキスタジアムのピッチ状態があまりにも悪いこと。大銀ドームも決していいとは言えないけど、そんなピッチを見慣れてる自分が見ても良くないと思う。水戸はホームだと攻撃にキレを感じない。あれはやはりピッチの状態にキレを削がれているような気がしてならない。ベテランである鈴木隆行の調子が良くなさそうに見えるのもこのことと無関係ではないように思う。ちなみに大分とも縁のあるもう一人の鈴木こと、鈴木雄斗はいいピッチでやったらそれこそキレそうな雰囲気を醸し出してる。2年前に対戦した時は初々しいルーキーだったけど、すっかり立派なプレーヤーに変貌している。トップで先発するかは分からないけど、前節ゴールも決めてるし、多分先発してくるだろうから、警戒が必要。前目の選手では一番勢いがありそうだ。

岐阜戦の記事でCK時の守備を再確認しなきゃならないって書いたけど、水戸の前節横浜FC戦を観てて腰を抜かしそうになった。何と水戸が奪った2ゴールがいずれもCKから。それも1点目はうちが岐阜から食らった失点とほとんど同じ形。ニアでスラされて、ファーでドン。水戸には岐阜の高地にも負けないくらい、いいボールを蹴る船谷がいるので、これはマジで侮れない。これほど分かりやすい状況になってるわけで、十分な対策をしてきてるとは思うけど、何よりも最大の対策はセットプレーのチャンスを与えないことだ。ピンチになりそうなことは事前にその芽を摘んでおくことが重要。しかしこうなると、ヤスの離脱は高さの面からもやはり痛いと言わざるを得ない。背番号3の復帰が待たれる。

色々と相手チームで気になることもあるけど、今のうちは相手云々ではなく、走るという非常に単純明快な作業で試合の主導権を握ることが出来ているから、さほど心配する必要はないように思う。特に水戸の監督の性格からして、べったりと引いて勝ち点1を狙うようなサッカーはしてこないだろうから、やりたいことは出しやすい試合展開になるんじゃないかな。讃岐戦では、讃岐の中盤の厳しいプレスに後手後手に回るシーンを何度か露呈していたし、やれそうなイメージは十分過ぎるくらいにわいてきている。その讃岐戦は流れの中からのシュートを打つのにキックオフから68分もかかった。その辺りを考え合わせると、突っ込み気味に試合に入って、モチベーションを持ちづらい精神状態で来ている水戸の心を折りに行くのがいいんじゃないかと思う。


今節は勝ち点2差の千葉が松本と対戦なので、水戸に勝てばPOホーム開催圏に突入する可能性も多いにあるだけに是が非でも勝ちたい。ついでに群馬ー磐田、北九州ー湘南も十分に期待出来るカードだから、その上も見えてくるかもしれない。



「大分トリニータラドンチッチ欠場りゆう」
「ラドンチッチはなぜ試合に出ない」
「ラドンチッチ なぜ出場しない?」
「大分ラドンチッチ不在?」
「ラドンチッチ 使えない」×2
「トリニータ ラドンチッチ 出場しない理由」
「ラドンチッチ なぜ」
「大分 ラドンちっち 試合 でてない」
「ラドンチッチ ベンチに入らない」
「トリニータ ラドン どうなの?」
「大分ラドンチッチ 試合に出てない理由」
「大分 ラドンチッチ なぜ出場しない」
「ラドンチッチ 帰国」
「大分トリニータラドンチッチなぜ出ない」

これはラドンチッチが出場しなくなった9月下旬頃から今までに弊ブログに辿り着いた方々の検索ワードを拾ったもの。これらの言葉で辿り着いた方々と同じような思いで9月の末頃にラドンチッチのことを記事に書いたので、引っかかったんだと思う。まあ、前にも書いたけど、理由が全く明かされないままにエース級の選手が全く試合に出なくなったわけで、疑問に思って情報を探しに行く人たちが多数いるというのはごく自然なことだと思う。個人的にも釈然としない点はいっぱいある。

でも、もういいんじゃないかと思う。

何があったのかは知らないけど、もう2ヶ月も試合に出てないわけで、ここから突然すんなりと試合に入っていけるとはとても思えない。そんな幻影を追うよりも、オレたちには最強の助っ人外国人「ヨウヘイ・ハヤシ」がいるわけで、見えない幻のエースよりもリアルエースをサポートすることにもっとエネルギーを割きたい。今のハヤシのチームに対する貢献度は、例えラドンチッチが普通に試合に出続けてたとしても得られたかどうか分からないくらいのものだと言っても過言ではない。あれだけ走って戦って、バンバンゴール決めて、ついでにかわいい顔して審判にもけっこう文句を言う。ハヤシを見てると本当に熱くなれるし、夏頃に言ってた「ハヤシの途中加入=昇格」とかいう冗談が、冗談じゃなくなるんじゃないかと本気で思い始めてきてる。もちろんサッカーだから1人でやるわけじゃない。だけどハヤシのチェイシングをスイッチにしてチーム全体が連動し始める今の大分のサッカーは本当に面白いと断言出来る。


いやいや、それにしてもこんなにも最強で最高で最愛の選手を「もやし」とか呼んだ奴、誰だよ。出てこいや!

あ、若狭か。。
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