Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

シーソーゲームを制す(14節金沢戦)

2023-05-08 00:06:00 | マッチレポート23'
行ったり来たりで合計7ゴール。あんまり馬鹿試合をやらないチームなのでこんなにゴールが入るのは珍しい。内容はほめられたもんではないと思うけど、連戦の最後であることを考えれば勝つことだけが唯一のターゲット。これでいいんじゃないでしょうか。


内容がほめられたもんじゃないのは、3点目も4点目もほとんどプレゼントゴール。特に決勝点となった4点目の金沢4井上竜太は引っかけられる場所も絶望的だし、取り返しに行った競り合いでも遅れてて伊佐にファールしてるしでちょっとJ2レベルは難しいんじゃないかと思ったくらいだった。ただその後注意して見てたらめちゃくちゃ鋭い縦パス入れてて「なるほど諸刃の剣か」と少し納得。この井上竜太に象徴されるように金沢はパスのアイデアや質が素晴らしくてずっとまた追いつかれるんじゃないかと思ってたくらい攻撃が素晴らしい反面、「まあ、追いつかれてもまた取れそうだ」と思っていたのも事実。金沢ってこんなチームだったっけ?


昨シーズンの対戦で嫌な選手だという印象が強く残った林誠道はやっぱり良い選手だったね。スピードも強さもあって万能型の良いフォワードだ。終盤に金沢は2トップを両方代えたけど、林を残されてジェフェルソン・バイアーノと組まれた方が嫌だったから助かった。大谷駿斗は爆速スプリントが魅力なだけに大分が引き始めていたあの時間帯からの投入ではやれる仕事は限られると思うよ。


今日の試合を観ていても今シーズンのJ2の中で地力が上位にあることは間違いない。今日の金沢のように対策を立ててきても不十分なら破れる力やアイデアはある。真っ正面からやり合ってくれる相手ならそこそこのペースで勝ち点が詰めそうだ。2周目に入ってきてから、そこそこの順位にいれば当然のように中途半端じゃない対策を立てられるわけでそこを破れるか。まだ小手先よりも地力をブラッシュアップする方が大事な時期。今日は大味ではあったものの、戦い方としては良かったんじゃないだろうか。
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