Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

今年も初戦快勝!

2019-07-21 19:37:05 | トリニータ

今年もクラ選の季節がやってまいりました。公式記録で42度を叩き出した昨年の大会と比較するまでもなく今年は涼しい。やってる選手たちにとってはいいことなんだけど、何となくクラ選は暑くてナンボみたいなところがあるからちょっと拍子抜けしたところはあるけど、まぁホントに涼しかった。



大分トリニータU−18は今季も九州予選を突破して全国へとやって来た。初戦は激戦の関東予選を3位通過、このグループのポット1である強豪ヴェルディユース。今季は大分出身、トリニータにも在籍した永井秀樹が監督を務めていたものの、直前にトップチームのホワイト監督が解任となり内部昇格したため残念ながら対戦とはならなかった。


いきなりの不満で申し訳ないんだが、大会プログラムを読むと大分の今大会の目標がベスト16となっている。グループステージ突破することがどれほど難しいことかは十分すぎるほどよく分かってはいるつもりだけど、それでも去年ベスト16まで進んだわけで目標が現状維持っていうのはちょっと野心が足りないんじゃないかな。去年も初戦でマリノスユースを3ゴールで葬り去るとそのままの勢いでグループステージを突破した。ノックアウトステージでは勝つことは出来なかったけど、そのサッカーは印象的なものだった。そして今季も同じように初戦で快勝を飾った。前半はほぼ互角の内容で後半に先制点を奪うとあとは体を張った守備で逃げ切った。3試合のみのグループステージで初戦の勝ち点3は途方もなくデカい。


今季のU−18チームは初めて見たけど、見事なまでにトップチームがやっているスタイルを志向していて本当に面白かった。天候不順の関係もあるのかピッチ状態がかなり悪そうで精度を求めるのが難しそうな中でも勇敢にやり続けた。先制後はやはり押し込まれたけど、球際強くそして相手よりも走るという部分に関しては哲さんのチームは本当に安心して見ていられる。グループステージは35分ハーフなので試合が落ち着く時間帯がなくずっとハイテンションで試合が進んでいく印象だけど、最後までみんなホントによく走り切った。



先制点は1トップ小浜耀人くんのシュート「2度撃ち」で押し込んだもの。
















このチームの最大の武器は左の翼・西城響也くん。昨年から存在感あったけど、今季はさらにパワーアップしている。仕掛ける回数が多く期待感がある。裏を返せば相手は絶対に嫌なはずだ。先制点も左サイドから西城くんが強引に仕掛けたところからだ。



去年の段階から毎試合ビッグセーブを連発していた木戸雄登くんは今季もやはりすごかった。今日は前後半にそれぞれビッグセーブを1つずつ。どちらも「あぁ、やられた...」と頭を抱えるレベルのピンチだっただけに何と言うかビッグセーブなんていう陳腐な言葉で片付けたくはないくらいに価値のあるビッグセーブだった。木戸くんはシュートストップに関してはもうこの世代屈指のGKと言い切って間違いない。去年は1対1の局面で足でセーブすることが多かったけど、今日は驚異的な反射神経でボールに食らいついていて文字通り「守護神」だった。勝ち点の取れるGK。







対戦前は恐くて仕方がなかったヴェルディユース。2月の東京都クラブユース以来なので5ヶ月ぶりに見たけど、うちと同様にピッチコンディションに苦しんでる感じだったかな。馬場晴也と松橋優安の2人の年代別代表に関してはもう別格クラスと評価してたけど、2人揃って足にテーピングが施されていて本調子ではなかったのかもしれないね。特に馬場晴也のテーピングにいたっては試合出ちゃまずいんじゃないのと思うようなものだったし、実際に2月に見た時と比較するとキレも強度も全くピリッとしていなかった。一方で2月はCBをやっていた藤田譲瑠チマはボランチで軽快に動いていた。直前の新潟国際ユースで代表入りも果たしちょっと雰囲気も出てた感じだった。いずれにしてもヴェルディユースは弱い相手じゃないし、よく勝ったよ。ホントにナイスゲーム。















最近トップチームの「使者」は少し罰ゲーム感出てきてるけど、ユースっ子たちはデカい声で楽しそうに歌ってくれて本当に気持ちいい。明日も勝てればグループステージ突破はほぼ確実。このまま調子ノってちゃえ!




今日の大分の試合会場は伊勢崎市の華蔵寺公園というこの大会では多分初使用となる会場だったけど、第2試合はメイン会場の前橋フットボールセンターで京都−FC東京をチョイスした。ちなみに華蔵寺→下増田は車で7〜8分と近くて余裕でハシゴが可能。試合はFC東京が2−1で勝利。京都の中野瑠馬が面白かった。


FC東京というクラブについてはアカデミーを含めて応援する気は全くないんだけど、角昂志郎だけは別。2年生になってかつての「恐さ」が戻ってきてる印象。


さて、ゴーストタウンのような日曜日の夜の前橋の街に繰り出してきますかね。ホント何もないんだよね。。
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