ワンクラブマンと言われる1つのクラブでキャリアを全うする選手もいれば、司のようにキャリアの晩年に育ったクラブに戻ってくる選手もいる。長く1つのクラブをサポートしていればどちらの存在も嬉しいもんだ。偉大なストライカーが在籍するクラブのサポーターがお手製のゴールカウンターをスタジアムに掲げる光景は日本でも海外でもよく見かけるわけだけど、本当に何となく司が最後に大分トリニータでゴールを決めてからどれくらいの期間が経過しているんだろうとふと考えた。それで梅崎司カウンターを回してみようかなと思った次第。
司が最後にゴールを決めたのは2007シーズンの第24節ホーム甲府戦(9月2日)。4-1で快勝した試合で、15年も前なのに右サイドの角度のないところから決めた豪快なゴールを今でも鮮やかに思い出すことが出来る。甲府唯一のゴールはこの試合から8年後に助っ人として加入してくるラドンチッチというのも歴史を感じる。もし今週の町田戦で司がゴールを決めることがあれば「5,390日ぶりのゴール」という何ともセンセーショナルな数字。今の司のキレならすぐにでもカウンターが止まりそうな気もするけど、一方でもっともっと数字を伸ばしてもっともっとセンセーショナルな数字にしてからカウンターを止めてほしいなという気持ちもある。
おじさんと呼ばれるにはまだ早い。