Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

梅崎司カウンター

2022-05-31 23:15:16 | マッチレポート22’


ワンクラブマンと言われる1つのクラブでキャリアを全うする選手もいれば、司のようにキャリアの晩年に育ったクラブに戻ってくる選手もいる。長く1つのクラブをサポートしていればどちらの存在も嬉しいもんだ。偉大なストライカーが在籍するクラブのサポーターがお手製のゴールカウンターをスタジアムに掲げる光景は日本でも海外でもよく見かけるわけだけど、本当に何となく司が最後に大分トリニータでゴールを決めてからどれくらいの期間が経過しているんだろうとふと考えた。それで梅崎司カウンターを回してみようかなと思った次第。







司が最後にゴールを決めたのは2007シーズンの第24節ホーム甲府戦(9月2日)。4-1で快勝した試合で、15年も前なのに右サイドの角度のないところから決めた豪快なゴールを今でも鮮やかに思い出すことが出来る。甲府唯一のゴールはこの試合から8年後に助っ人として加入してくるラドンチッチというのも歴史を感じる。もし今週の町田戦で司がゴールを決めることがあれば「5,390日ぶりのゴール」という何ともセンセーショナルな数字。今の司のキレならすぐにでもカウンターが止まりそうな気もするけど、一方でもっともっと数字を伸ばしてもっともっとセンセーショナルな数字にしてからカウンターを止めてほしいなという気持ちもある。







おじさんと呼ばれるにはまだ早い。
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下田北斗不在の90分(19節群馬戦)

2022-05-31 01:46:51 | マッチレポート22’
前節から中3日かつ大分からのアクセスの悪い群馬でのアウェイゲームということを考えれば勝ち点3にしか意味はなかったと思うからこのゲームには100点を付けたい。この状況において内容を語る意味はあまりないと思う。


今シーズン初の下田北斗が全くピッチに立たない試合で今シーズン初のウノゼロゲーム。この事実をどう評価するかだと思う。シーズン序盤の横浜FCだけが独走していた時期ならまだしももうシーズン半分が終ろうとしているこの時期に3チームを走らせてしまった時点でもう今シーズンの自動昇格はなくなったと見るのが冷静な見方だと思う。であればもうここまでやってきたことを全て白紙に戻して少しくらい狂気を帯びたくらいのチームマネジメントでやっていかなきゃ昇格を掴み取るのは難しいと思う。結局北斗を外したって勝つ時は勝つし、下平監督が決めた序列なんてないに等しいってことだよ。少々乱暴な決めつけ方だとは思うけど、もう開き直りとも思えるくらいのことをやらない限り昇格は難しいと思うよ。


決勝ゴールは新太。昨年8月の天皇杯群馬戦でもPKを決めているのでこれで2年連続で正田醤油スタジアムでのゴールとなる。本人も試合後のインタビューで話していたけど、2節前の岡山戦のヘッダーがあってのこのゴールだと思うわけで、改善したと評価するべきなのか、最初から決めておけよと評価するべきなのか悩むところだ。岡山戦のチャンスの方がはるかに易しかったと思うからこんなところも今シーズンのチグハグを象徴している。


勝ったことはとても大事なことだけど、この勝利がこの先の何かを担保してくれるわけでもなく、勝ち点3はそれ以上でもそれ以下でもない。今シーズンもしJ1昇格にチャレンジ出来るだけの力が我々にあるのだとしたらそれは1巡目最後の対戦となる現在自動昇格圏にいる新潟に勝った時に初めて高らかに宣言出来るのではないだろうか。


次は中3日で天皇杯。ディフェンディングファイナリストとして受けて立つ今大会、相手はFC神楽しまね(旧松江シティFC)。地域リーグへの降格危機にあるチームだけに誰が出ても勝てるとは思うけど、しっかりとリーグ戦に繋がる試合をしてほしい。特にチームが混乱しているこの状況でのし上がりたいと思っている選手たちは絶好のアピールの場であることを強く認識してほしい。出てこい、次の弓場将輝!
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