Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

何度目かの失望の準備(17節岡山戦)

2022-05-22 01:36:05 | マッチレポート22’
♪あなたのことが好きなのに

私にまるで興味ない

何度目かの失望の準備♪


「あなた」の部分は「大分トリニータ」と解釈しても「勝ち点3」と解釈してもどっちでもスッと歌詞が入ってくるよ。



下平監督、僕なら大丈夫です。あなたのことまるで信用していないので今日のいつもと代わり映えしないスタメンを見た時点でこれくらいの失望の準備はしていたので、まあさもありなんくらいの心持ちです。


♪止められないこの連敗

勝てん勝てん勝てん勝てんシモタイラ

早よ勝ってよ♪



下平監督、名指しで詰めたという厳しいミーティングの効果はありましたか?厳しいミーティングをやって結果が出なかった場合は次はどんなアプローチをお考えですか?まさか也真人の復帰が切り札とか考えてないですよね。それなら誰が監督でもいいんじゃないでしょうか。



負けた試合の後の運転はバキバキに目が冴えるのでずっと考えごとをしながら帰ってくる。今日は個人的な印象としてはスタッツほど押し込んだかというとそうは思っていない。大分側から見た今日最もホットだったエリアは健太と岡山11宮崎智彦のマッチアップだったと思う。極めてシンプルに健太に預けて1対1の勝負をさせ続けた。ここからたくさんのクロスが上がったにもかかわらず1度もゴールネットを揺らすことが出来なかったことから2つポイントがあったかなと考えた。

1つ目は岡山が明らかに宮崎のところがやられていることを分かっていながら明確な手を打ってこなかったこと。これは岡山はあそこからクロスが上がっても大分の中の枚数が少ないから高さと強さのあるバイスと柳ではね返せるという自信があったからじゃないだろうか。大分がシンプルなパスだけで1対1の局面を作れたのは前を3枚にして両ワイドを張らせていたから。裏返せば中は呉屋1枚ということ。実際に健太のクロスはほとんど先にバイスと柳に触られている。

2つ目は宮崎智彦さん(35)が最後まで健太の仕掛けに耐え続けたこと。スピードでは健太が圧倒し続けたけど体力的に先にへばったのは健太の方だった。宮崎は最後は高さ対策で退いたけど、あれだけ仕掛けられながらも足をつることもなく35歳にもかかわらず耐え抜いたことに驚きと同時に明確に大分の選手とのフィジカルコンディションの差を感じた。奎汰は仕方ないにしても試合終盤に足をつる選手が続出して最後の最後でパワーが出し切れないことがここ4試合で勝ち点2という悲惨な状況を招いていると思う。ケガ人が後を絶たないことも含めてシーズンイン前の体作りがもう間違っていたと結論づけると今の状況が一番しっくりとくる。



今週のミーティングで名指しをされたのは呉屋だったんじゃないかと思っていた。根拠はないんだけど何となく。いずれにしてもこの後サムエルにどんどんチャンスが与えられていくのはもう極めて自然なことなので呉屋も伊佐も結果を残すのはより難しくなってくる。ここ4試合でわずか3ゴール。セットプレーが2つとパワープレーが1つ。言い訳出来る余地は1mmたりともない。FW陣だけじゃない。これだけ勝てないんだからレギュラーなんて概念は必要なくて高木もペレイラも三竿も北斗もどんどんスタメンから外すべき。外した方がいいではない、外すべき。勝てないんだから当り前。


これで順位はボトムハーフの15位まで後退。明日の試合結果次第でまだ下がる可能性もあり。今シーズンの目標を「J1昇格」にしたのはクラブ。さらにそこに被せて「大分はJ1にいるべきクラブ。だからJ1昇格じゃなくてJ1復帰」と言ったのは下平監督。独走していた横浜FCが完全に失速したにも関わらず自動昇格圏とは既に勝ち点11差も離されてしまった。どうするおつもりなんでしょうかね。面白くない試合が多すぎて何かもうものすごく客観的に見られるな。毎試合同じこと言ってるような気がするけど、早よ勝ってよ。もう既に今の時点で色々なことに目をつむっているんだから。
コメント
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