Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

大学サッカーシーズン本格開幕

2018-03-31 22:58:56 | トリニータ
来週から大学サッカーの新シーズンが本格開幕しますが、今年は日韓定期戦、東京都サッカートーナメント学生系の部4試合とプレシーズンからたくさん試合を観られた。関東大学リーグのシーズンパスも今年で3年目。今年も楽しみです。



まずは先々週日韓定期戦を柏の葉に観に行った。大学サッカー界のスターがズラリ。もちろん岩武くんも選出。



鈴木大誠(筑波・4年) サイズもあってプレースタイルも正統派。CBでは今季最注目銘柄でしょうな。



日韓定期戦で一番の発見が安部柊斗(明治・2年) つぶしとつなぎでめちゃくちゃ効いてた。今日の駒澤戦で明治に全くいいとこがなかったのは、安部柊斗の不在が大きかったんじゃないかな。





もう当たり前のように全日本選抜に選出される岩武くん。






今季は名門明治大学サッカー部の主将も務める。関東大学リーグ優勝、総理大臣杯優勝、ユニバーシアード優勝、その全てを主力として経験していて、大学サッカーでほとんどのことを成し遂げたと言っても過言ではないくらいの活躍だ。今季はいよいよ大学サッカーラストイヤーに臨み、そしてもうじき進路も決まる。もちろん帰ってきてくれたら嬉しいけど、ここまでの注目銘柄に育ち上がってしまったのも事実。J2の中堅クラブが相応しいかどうかは何とも言えない。





加藤威吹樹と加藤陸次樹のツインズ。どちらも両チームの主力に成長。



小野雅史(大宮ユース・4年)


小柏剛(大宮ユース・2年)


松崎快(大宮ユース・3年)

大宮ユース勢が続々と各大学の主力に。特に東洋の松崎快は東洋の攻撃の核になっていて、今日の法政戦での劇的逆転ゲームでもゴールシーンに続けて絡んだ。



今シーズンの関東大学リーグで旗手怜央と並んで注目のFWは上田綺世(鹿島学園・2年)。






彼が最も違いを見せるのはハイボールの競り合い。181cmとそこまで大きいわけじゃないけど、滞空時間の長いジャンプでとにかく競り勝つ。今日は思わぬ敗戦を喫したけど、ディサロ、上田、紺野の3枚看板で今シーズンの法政は面白そう。





その紺野和也(武南・3年)。日韓戦では途中出場で韓国の左サイドをズタズタに。今日も先制点と相変わらずのキレで目立ちまくってる。ボールをラインのギリギリのところに残して自分の体はラインの外から仕掛けるアタックが本当に見事で、あそこからえぐり込んでるくるドリブルの期待感はハンパない。



噂の中野小次郎(徳島ユース・2年)。去年のU19日本代表選出に驚かされたけど、今日初めて生で見られた。一言でとにかくデカい。199cmで身のこなしもそこまで固くないし、素材としてはかなり期待出来ると思うけど、現時点ではまだまだという印象。対戦相手の東洋は当たり前だけど1試合を通してアーリークロス気味のボールをほとんど入れなかったので、見せ場もなく、キックやセーブでこれはというプレーはなかった。ちなみにこの写真は最近撮った中でも特にお気に入り。これだけのサイズの選手が見せる躍動感はやはり見る者に期待感を抱かせる。長い目で見ていきたい選手。



今日は見事な試合運びで明治を破った駒澤の10番・中原輝(ルーテル学院・4年)。ゴリゴリ系の選手が多い駒澤の中で1人異質のプレースタイル。「効いてる」という言葉がピッタリのプレーぶりだった。去年までは全く印象になかっただけに今シーズンはしっかりと見ていきたい。



非常にフォトジェニックな高橋潤哉(山形ユース・3年)。もう一伸びで一気に突き抜けそうなレベル。プレースタイルはとても好き。



負けた明治で印象に残ったのは岩武くんとCBを組んだ佐藤瑶大(駒大高・2年)。彼も全然知らなかったので、落ち着いていて体も強くて気になった。橋岡や上夷とライバルは多いけど、ポジションつかんでもおかしくないなとは思った。



ということで来週は関東大学リーグ開幕戦。今年はどの大学がくるか、誰が印象的な活躍をするか、そして誰がどのクラブに入団するか、色々と楽しみです。
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