小林可夢偉は実力でザウバーのシートを手に入れた

 いよいよ明日、待ちに待ったF1 2010シーズンが開幕するが、驚きのニュースが一つ。小林可夢偉がレギュラードライバーとして参戦するザウバーが大手スポンサー無し、つまりほとんど白いままのボディーで開幕戦を戦うようである。

 これについてチーム側は、昨年12に参戦が認められたが大手のスポンサーを見つけるには既に時期が遅かったと説明している。郷秋<Gauche>としてはペドロ・デ・ラ・ロサあるいは小林可夢偉(と云うよりトヨタ)がスポンサーを持ち込んでいるものと思っていた。しかしチームは「両ドライバーはスポンサーを持ち込んでいない。そのドライビングの実力によって雇った」と明言。

 可夢偉、大したものだぞ。こういう雇われ方をした初めての日本人F1ドライバーと云っても間違いないだろう。郷秋<Gauche>は「コネも親の七光りも実力のうち」と考えているが、まったく自分の力だけでF1のシートを我が物とした可夢偉の実力は「並じゃない」と云う事だな。
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PENTAX 645D発表!

 昨日、 PENTAX(ペンタックス)の中判デジタル、645DがCP+2010(3/11~14横浜みなとみらい、パシフィコ横浜で開催)でその全貌を現しそうだと書いたばかりだが、今日の午後になってペンタックスから正式に発表されたようである(発売は5月中旬)。

 郷秋<Gauche>が一番気にしていた価格は「オープン」とされているが、実売価格はおそらく80万円半ばだろうと云うのが大方の予想。郷秋<Gauche>は130万円程度ではないかと予想していたが、Nikon(ニコン)D3Xとほぼ同じ価格での登場には驚くばかりだ。

 驚きの二つ目は、記憶媒体として信頼性とスピードで勝るCFではなくSDカード(のディアルスロット)を選んだこと。おそらくRAWでの一コマが100MB近くの容量になることから、コストパフォーマンスに優れたSDを選んだのものと思われるが、対応はSDHCまででSDXCは使用できない。この辺りの詰めの甘さがいかにもペンタックスらしいといってはファンに叱られるか。

 なお、撮像体にはコダック製のCCDを採用。昨日、ノイズに対しては有利と書いたが、はやりスタジオや三脚を使っての風景写真をメインに想定したようでISO感度は200~1000まで。高感度は機動性に勝る35mmフルサイズに任せたというところだろう。

 メーカーが想定する生産数量は当初月産500台とのこと。昨日書いたので繰り返さないが、果たして毎月500人もの人がこのカメラを欲しがるのか、郷秋<Gauche>には大いに疑問であるが、予想を大きく下回る価格であることからそれなりの需要はあるのかも知れないな。要注目。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、6日にご覧頂いた山茱萸(さんしゅゆ)の花のUp。ただし、6日のものは東京都下某所の老木で、今日のはなるせの森の畑の端に植えられていた若木。
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