2月最終週のDSLRシェア、トップはD5000

 BCNランキングによれば、2月の最終週のDSLRのシェアは、昨年9月から独走を続けてきたキヤノンEOS kiss X3に代わりNikon(ニコン)D5000がそのトップに立った模様。しかし、EOS kiss X3は第3週までの貯金により2月全体でのシェアではトップを維持。3月のトップシェアをニコンに譲ることなくX4に引き継げるかどうか注目したい。

 熾烈な戦いを繰り広げ2月のDSLのシェア争いだが、接戦だったのはトップだけではなく、実は3番手以降でもニコンとキヤノンは激しい鍔迫り合いを繰り広げていたのである。

 2月のトップ10にはニコンからはD5000(2位)、D90(3位)、D3000(9位)、キヤノンからはKiss X3、X2、7Dと共に3モデルがランクインしているが、両メーカーの3モデルのシェアを合計すると、ニコン30.3%、キヤノン26.3%と、ニコンがキヤノンに対して15%以上の差を付け余裕のトップ。劣勢を云われていたニコンがここに来て善戦している様子が数字からも読み取ることが出来るの。

 EOS Kissは2月末にX4に進化し攻勢をかけることになるが、夏以降にはD5000、D3000もモデルチェンジしX4追撃体制が整うし、EOS 50DとNikon D90はほぼ同じ時期(夏頃だろうか)にモデルチェンジするだろから、ニコンとキヤノンのチェア争いは激化。更にはD700と5D MarkIIの後継機種(D900とMarkIII)も程なく登場することから、両社の戦いはますます熾烈なものとなる事は必死である。

 2010年のN-Cのシェア争いは、今年のF1に負けず劣らず面白いものになりそうだぞ(^^)。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、かつらの森の森の猫の親子。ねっ、どうみても親子でしょう?
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