ニコンのマクロレンズは何本?

 Nikon(ニコン)は、マクロレンズのことを伝統的に「マイクロレンズ」と呼んでいる(以後「マクロレンズ」と「マイクロレンズ」は同じものだと思って読んで欲しい)が、そののニコンのマクロレンズ、いった何本あるとお思いでしょうか。ワーキングディスタンス(被写体とレンズ前玉との距離の事だが「焦点距離」のことだと考えても間違いではない)の違いで2種類くらい。それぞれ明るいけれど高いものと、ちょっと暗いけれど手ごろなお値段のもの、4本くらいかと思うのは普通だと思うけれど(すぐに答えが出てくる人は「普通」じゃない人)、実はなんと7本もあるんですね。郷秋<Gauche>はちょっとびっくり。

 嘘だと思った方はこちらをご覧ください。ほらね、7本あるでしょう。「用途と予算に応じてお好きなものを」と云う訳だが、良く見るとMF(マニュアルフォーカス)のレンズが2本もあるし、同じ60mm F2.8のマクロがAF-SのGタイプ(超音波モーター駆動で絞り環を持たないタイプ)とAFだけれどマニュアルフォーカスのボディでも使えるAiタイプの両方がラインナップされている。昔からのニコンファンを大切にしているとも云えるけれど、こう云う事をしているか利益率でキヤノンの後塵を拝すことになるわけだ。まっ、こう云う事をするニコンが好きだというファンも多いのは確かなのではあるが。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、性懲りもなく今日もまた撮ってみた大島桜。でも、やっぱりダメだな。図鑑チックだが、図鑑でも使えないいかにも中途半端な写真だ。ちなみにレンズはMicro NikkorではなくTAMRON SP Di 90mm F2.8。マクロはこれ一本あると写真の楽しみがグッと広がるレンズだが、サードパーティ製の名玉が多いジャンルでもある。ワーキングディスタンス、明るさ、価格、ボケ味、使い勝手をじっくり吟味してブランドにとらわれず選びたい。と云いながら二本目に手を出すとすれば、「見た目」から入る郷秋<Gauche>としてはやっぱり105mm F2.8Gだ。でも、これってTAMRON 90mmの倍近い重さがあるんだよね。
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