恩田の森、更新

 本日、恩田の森で撮影いたしました写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

CP+2010の一番の目玉はこれ?

 既に多くのメディアで取り上げられているので今更郷秋<Gauche>が紹介するまでもないSONY(ソニー)のAPS-Cセンサーを持つレンズ交換方式の一眼カメラ(のモックアップ)である。裏面照射CMOSセンサーを採用することから高感度時のノイズが少ないのが大きなメリットと云われているが、やはりその最大の関心はOLYMPUS(オリンパス) E-P1&2同様の成り立ちながらM4/3(マイクロ・フォーサーズ)の1.6倍の面積のセンサーを持つことである。

 ミラーレスということはE-P1&2同様、フランジバックが短いことからアダプタを介してSONY製品以外の多くの種類のレンズを装着する事が出来ることになる。郷秋<Gauche>としてはこの手のカメラボディでマニュアルフォーカス(MF)での撮影がどれ程の意味があるかと思っていたのだが、同じMFでも例えばチルトやシフトの出来るアダプタが登場するに至っては、注目せざるを得ない感じではある(詳細はこちらを参照)。

 そう云えばオリンパスのブースでは「レンズ・バー」と称して、オリンパス製品のみならずレンジファインダー用の名玉を揃えて体験できるコーナーを用意していたな。郷秋<Gauche>はチラリとのぞいただけで試してはみなかったけれど。新しいE-PL1を中心にした、どちらかと云うと「女子向き」なオリンパスのブースだったけれど、CP+の会場まで足を運ぼうかと云うコアなカメラファンにとって「レンズ・バー」は嬉しいコーナーであったことは間違いないだろう。

 面白いのは、オリンパスの「レンズ・バー」もそうだしニコンのブースもそうだったんだけれど、各種のレンズを試す事が出来るけれど、ボディはメーカー側が用意したものにしか使う事が出来なかったこと。例えば郷秋<Gauche>がD300を持っていてもE-P2を持っていても自分のボディで試す事は出来なかった。一方、SIGMA(シグマ)では自分のカメラに好きなレンズを装着して試し撮りする事が出来た。これがメジャーメーカーとサードパーティの違いということなんだろうな。

 ちなみにシグマのブースでは12-24mm F4.5-5.6を試してきた。D300用の超広角ズームレンズとしてはシグマの10-20mm F4.5-5.6(35mm換算では15-30mm)を使っているがフルサイズ(勿論D900の事だ!)に移行した時のための偵察である。使ってみた感じは悪くなかったが最大の難点はフィルターが使えないこと。保護用のフィルターは止むを得ないとしてもPLが使えないのは致命的かな?

 このレンジのレンズはNikon(ニコン)の純正である16-35mm F4G ED VR は、最新のレンズとしては画質に「問題あり」との評価があるし、かと云って14-24mm F2.8G EDはデカ過ぎかつ高価過ぎだし、シグマの12-24同様フィルターが使えない。となると旧製品とはなるが17-35mm F2.8Dの中古を探すことになるのかな?


 今日の一枚はソニーが2010年中には発表するとしているAPS-Sセンサーを持つレンズ交換方式のカメラのモックアップ。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )