唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
行って来ました、箱根路上観察
8日に書いた、神奈川新聞の「東海道再発見!路上観察学会五人衆とかながわの宿場町を歩こう!」という企画に参加し、箱根の宮ノ下と湯元を歩いてきました。
それなりに楽しくはあったのですが、神奈川新聞にまんまとはめられました(^^;。神奈川新聞もやるものだと褒めるべきか、相変わらず記事内容を的確に表すタイトルを付けられない、愛すべき神奈川新聞というべきなのか・・・。
今回の企画のタイトルは、「東海道再発見!路上観察学会五人衆とかながわの宿場町を歩こう!」です。読者諸兄姉は、このタイトルからどんな企画を想像するでしょうか。
多くの方は、かつての東海道宿場町が、今どのようになっているのか、そこで暮らす人々の様子、そして訪れる人々を観察するのかと思われるのではないでしょうか。現に、今回の企画の「箱根コース」参加6名の内、私を含め3名はそのように理解していたようです。
ところがところが、曲者は「路上観察」なる奇妙な造語であったのです。一言で言ってしまえば、「マンホールの蓋を見て回る」企画だったのです。今回の企画に同行する「路上観察学会五人衆」の内、私が知っていたのは赤瀬川原平、南伸坊のお二人のみであると8日に書きましたが、箱根コースに同行されたのは、林丈二氏(林氏についてはこちらとこちらをご参照ください)でした。
箱根登山鉄道の宮ノ下駅に集合したところで神奈川新聞の担当、坂本氏から「『路上観察』とは」というA4のプリントを渡されました。それによると、「路上観察」とは、『路上に隠れ潜む、通常は「景観」「美観」「美しいもの」とはみなされない(下線は郷秋<Gauche>)ものを採集(撮影)し、独自の視点で解読していく街の歩き方、楽しみ方です。『路上観察』の対象となるものは、建物、看板、張り紙、道路標識、マンホール、雨樋(以下省略)」とのこと。
郷秋<Gauche>もかつて、(一般的基準では)決して美しくはない廃墟などをテーマとして写真を撮った経験がありますので(代表作の内、blogに掲載したものはこちら)、美しいものだけが写真のテーマやモチーフになるわけではないことを百も承知してはいますが、「なんだってマンホールの蓋なんだよ!」と、言いたい。大体、マンホールの蓋を見るのに、「東海道再発見!(中略)かながわの宿場町を歩こう!」はないだろう。
まっ、基本的には嫌いではないし、楽しくなかったわけでもないし、はつ花で天ぷらそばもご馳走になったことだから(郷秋<Gauche>、安いぞ!)、ここは「よし」としておきましょう。
この企画で撮影したSDカードは、解散前に担当の坂本氏に渡してしまいましたので、今すぐにはblogに掲載することは出来ませんが、データを落としたCD送ってきてくれると言うことなので、おいおいご紹介できることと思いますのでお楽しみに。って、マンホールの蓋を見たい人は多くないと思うけど。
と言うわけで、今日のところは午前中に「ロケハン」を兼ねて午前中に宮ノ下を歩いた時に撮影したものの中から大盤振る舞い、一挙3枚掲載です。
山茶花の咲く中を登っていく(実は下っている)箱根登山鉄道。世界第二位の急勾配を持つ鉄道だそうです。
明治11年創業という、国内きっての老舗写真館、「嶋写真店」前にて。箱根富士屋ホテルの指定写真館とのこと。
3枚目はオマケ。今日の郷秋<Gauche>の昼食の図。入るのに相当勇気が要った、店構えの怪しい「曽我の家」。
それなりに楽しくはあったのですが、神奈川新聞にまんまとはめられました(^^;。神奈川新聞もやるものだと褒めるべきか、相変わらず記事内容を的確に表すタイトルを付けられない、愛すべき神奈川新聞というべきなのか・・・。
今回の企画のタイトルは、「東海道再発見!路上観察学会五人衆とかながわの宿場町を歩こう!」です。読者諸兄姉は、このタイトルからどんな企画を想像するでしょうか。
多くの方は、かつての東海道宿場町が、今どのようになっているのか、そこで暮らす人々の様子、そして訪れる人々を観察するのかと思われるのではないでしょうか。現に、今回の企画の「箱根コース」参加6名の内、私を含め3名はそのように理解していたようです。
ところがところが、曲者は「路上観察」なる奇妙な造語であったのです。一言で言ってしまえば、「マンホールの蓋を見て回る」企画だったのです。今回の企画に同行する「路上観察学会五人衆」の内、私が知っていたのは赤瀬川原平、南伸坊のお二人のみであると8日に書きましたが、箱根コースに同行されたのは、林丈二氏(林氏についてはこちらとこちらをご参照ください)でした。
箱根登山鉄道の宮ノ下駅に集合したところで神奈川新聞の担当、坂本氏から「『路上観察』とは」というA4のプリントを渡されました。それによると、「路上観察」とは、『路上に隠れ潜む、通常は「景観」「美観」「美しいもの」とはみなされない(下線は郷秋<Gauche>)ものを採集(撮影)し、独自の視点で解読していく街の歩き方、楽しみ方です。『路上観察』の対象となるものは、建物、看板、張り紙、道路標識、マンホール、雨樋(以下省略)」とのこと。
郷秋<Gauche>もかつて、(一般的基準では)決して美しくはない廃墟などをテーマとして写真を撮った経験がありますので(代表作の内、blogに掲載したものはこちら)、美しいものだけが写真のテーマやモチーフになるわけではないことを百も承知してはいますが、「なんだってマンホールの蓋なんだよ!」と、言いたい。大体、マンホールの蓋を見るのに、「東海道再発見!(中略)かながわの宿場町を歩こう!」はないだろう。
まっ、基本的には嫌いではないし、楽しくなかったわけでもないし、はつ花で天ぷらそばもご馳走になったことだから(郷秋<Gauche>、安いぞ!)、ここは「よし」としておきましょう。
この企画で撮影したSDカードは、解散前に担当の坂本氏に渡してしまいましたので、今すぐにはblogに掲載することは出来ませんが、データを落としたCD送ってきてくれると言うことなので、おいおいご紹介できることと思いますのでお楽しみに。って、マンホールの蓋を見たい人は多くないと思うけど。
と言うわけで、今日のところは午前中に「ロケハン」を兼ねて午前中に宮ノ下を歩いた時に撮影したものの中から大盤振る舞い、一挙3枚掲載です。
コメント ( 11 ) | Trackback ( )
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2つ並んでいるマンホールの蓋、1つは市のマンホール(汚水)で、もう1つは県のマンホール(雨水)で、当然デザインが違ったり。
またなんの変哲もない住宅街、道路を挟むわけでもないのに、マンホール蓋のデザインが変わっていて、隣り合った言え通しが住所(市)が違うのが分かったり。。。
そう言えば、マンホールの蓋の写真ばかりを集めたホームページもありました。ここも見ていて楽しいです。
http://www.geocities.jp/okachincom/MH/mh.htm
>マンホールの蓋、好きです。見たいです
「マンホールの蓋を見て回る企画」と、確かに書いたのですが、それは同行した林丈二氏がマンホールの蓋の大家だったからです。氏は、「マンホールの蓋にも良いデザインと悪いデザインがある」と力説しておりました。私が「横浜のマンホールにはベイブリッヂ」が描かれています」と言うと、言下に「あれはいけません」。そうですか・・・。
と言うわけで、ご期待に沿えず申し訳ありませんが、私は一枚もマンホールの蓋は撮りませんでした。
その替わりに、木製の牛乳箱とか、鳥の巣のように線が絡まった電柱の電線とか、建物の隅に立てかけられた箒と塵取りなどを撮りました。そんなものでよろしければ、神奈川新聞からCDが届きましたら掲載したいと思います。200ショットくらい撮っていますので、全部載せれば、半年分は優にあります(^^;。
私のblogをご覧の方の中に、少なくとも3人はマンホールの蓋に興味をお持ちの方がいることを知り、大いに驚いています(もうお一人はDMをくださいました)。いやはや・・・。
マンホールというのは主として下水道のことだと思うのですが、林氏の説明を聞きながら歩いていて、下水道だけではなく、上水道、ガス、電気、電話等配管溝の蓋も路上に沢山あることに、あらためて気がつきました。上水、下水、ガス、電気、電話と、それぞれが勝手に穴を掘るのではなく、共同溝を作り、何もかもそこを通すようにすれば、電柱がなくなりすっきりするし、何度も地面を掘り返さなくなり、交通渋滞もなくなるなど効率が良くなるのではないかと思うのですが、いかがなものなのでしょうか。
写真や実物をコレクション(実物を持ってきたら犯罪です)している訳でもなく、「100円落ちていないかな?」と足下ばかり見ている訳でもありませんが。。。でも、ふと足下を見て様々なデザインがあるのは楽しいです。
あと、足下のデザインといえば、地下式消火栓の蓋も楽しいです。
本当なんですか?>郷秋さん (餅は餅屋で振ってみる…)
こそで暮らす人々の様子、→そこで暮らす人々の様子、
宮ノ下駅で集合したところで→宮ノ下駅に集合したところで
写真のモテーマやチーフに→写真のテーマやモチーフに