横浜線?

 横浜線が開業100年を迎えた。横浜線は、当時の主要輸出品であった生糸を八王子から港横浜に運ぶ為に敷設されたものだが、横浜線と名乗りながら実は横浜方面の始点は横浜駅より京浜東北線で一駅東京寄りの東神奈川である。横浜まで乗り入れる電車もあるが、時に東神奈川での乗換えを強いられ、なんともに不便である。

 郷秋<Gauche>のふるさと郡山と茨城県の水戸市とを結ぶ水郡線(すいぐんせん)というローカル線があるが、この水郡線の北端は実は郡山ではなく東北本線で一駅東京よりの安積永盛。横浜線の横浜・東神奈川の関係と同じだが、こちらは安積永盛始発終着の列車は存在せず、北端の始発終着はすべて郡山である。

 話しを横浜線に戻そう。八王子と高崎を結ぶのが八高線なのに、八王子と横浜を結ぶのが何故「浜八線」あるいは「八浜線」ではなく横浜線なのか。単に横浜の知名度が八王子のそれを圧倒していたからと云うことなのだろうか。八王子を無視して「横浜線」と呼ばれていることを快く思わない人の中には「八王子線」と勝手に命名、呼称する人もいるとか。まっ、横浜市民の郷秋<Gauche>としては、やっぱり「横浜線」でよかったと思うけどね。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、コスモス。この花の色を再現するのは、実は難しい。他メーカーのDSLR(デジタル方式一眼レフ)は知らないが、郷秋<Gauche>が愛用する(した)D70、D200、D40、D40X、D300では、いずれもまともな色を再現することは出来ない。ニコンDSLRの課題の一つだな。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )