GPSユニットが欲しい

 8月下中に福島県の会津地方を306で走りまわって随分たくさんの写真を撮ってきた郷秋<Gauche>だけれど、地元の方に案内してもらったこともあり、いったいどこで、つまり何郡何町(村)の何と云うで撮影したのか、かなり怪しい写真が少なくない。自分で地図を見ながら訪れた場所なら、再度地図を見れば見当も付くのだが、「完全お任せ」で連れて行ってもらうと、いったいどこで撮った写真なのか、サッパリわからないものなのだ。

 春に山梨の桜と桃の写真を撮りに行ったときにも同じことを感じたのだが、この手の悩みを解決する仕掛けが、実は存在する。「GPSユニット」と呼ばれているものがそれで、カーナビゲーション装置で利用しているのと同じGPS衛星からの電波を受けてその位置を記録。そのデータをPCに取り込み地図データの上に歩いた(走った)軌跡を表示できるという便利な装置だ。

 メーカーによっては、写真のデータに含まれる撮影日時分秒情報を利用して、地図上に撮影場所をマークする機能を持つ装置もあるようだ。現在はソニーとハンファン・ジャパンと云う会社からこの装置が出されているのだが、実は11月になるとニコンからも同様の機能をもった装置(アダプタ)が発売されるらしい。GP-1と云う型式名のその装置の写真はD90のカタログに載っているのだが、詳しい仕様などはまったくわからない。

 先に紹介した装置の価格はおおよそ1万円台前半のなので、ニコンのGP-1も同じ程度の価格となるのではないかと予想するのだが、さて如何に。先行2機種は必ずしもDSLR(デジタル方式一眼レフ)専用ではなく所謂「汎用製品」だが、GP-1はDSLRのアクセサリーシュー(外付けのストロボを取り付ける場所だ)に装着するDSLR(もしくは上級コンパクトタイプのデジタル方式カメラ)専用のようである。

 価格にもよるが、先行2機種と同程度の価格なのだとすればこれは絶対「買い」だなと密かに考えている郷秋<Gauche>なのです。って、blogに書いたら全然「密か」じゃないじゃん(^^;。


 今日の一枚は、いったい何郡何町の何から撮った何町何の棚田なのか分からなくなってしまった例、その一。今日の夕方、たまたま案内してくれた方にお目にかかる機会があったのでお聞きした所、撮った場所(カメラ位置)は福島県大沼郡金山町だという事が判明したけれど、自力では、おそらく二度と辿り着くことはできない場所だと思います。
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