皆様は、年末をどのようにお過ごしでいらっしゃるのでしょうか?
そして、お正月のお支度はもうお済みなのでしょうね…
私はというと、やっと今日になって大掃除らしいことをしたというところです。
でも、お恥ずかしながら年賀状もまだ全部書き終えていません。なので、来年の年賀状は到着が遅れます。特に静岡県外にお住まいの皆様、すみません…。と、昨年もこんな事を書いたような…。本当に成長しない私…。
さて、「今日は大掃除をした。」と先ほど書きましたが、いつも年末に掃除をしていて思うことは、「この時期に窓を開けっ放しにして掃除をするのは寒くて辛い。なぜこんなに寒い時期が年末なのよ!!」ということです。そして、今日もとても寒かったので、ずっとこのようなことを考えていました。。
ところが調べてみると、年末は将来春にも夏にも秋にもなるようなのです。天文学のような話になってしまいますがちょっとおつき合い下さいね。
地球というのは太陽の周りを自転しながら回っているのですが、実は地軸がまっすぐではありません。地球の地軸は約23、5度傾いている、つまり地球はまっすぐ立って自転しているのではなく、約23、5度傾いて自転しているのです。そのおかげで四季があると言っても良いのですが…。
さらにその傾きの方向は一定ではなく、独楽(こま)の首振り運動のように回転しています。つまり、北極星(北極からまっすぐ線を延ばしていくとたどり着く星。北極からこの星を見ると真上に見えるそうです。そして、北半球ではこの星は静止して見えます。)は永久に静止して見えているのではなく、約14000年後には織姫星が今の北極星の位置に静止して見えることになるのだそうです。つまり、14000年後は北極の真上に織姫星が輝いているということになります。
そして約25900年後には、再び現在と同じ位置に北極星が見えることになるとか…。
早く言えば地球の地軸の方向は一定ではなく、約25900年かかって1周することになります。当然、太陽に対しての向きも一定ではありません。約13000年後には季節が今と逆になるということになります。
つまり、日本で言うと現在では一番寒い12月、1月、2月は13000年後は夏になるということになるのです。そう、約6500年後の日本の年末は最も過ごしやすい時期(になるわけで、その頃の日本人はさぞ年末の大掃除が楽だろうなとつい想像したくなってしまいます。
ついでに余談ですが……、このように地軸が回転することによって、夜空の星の見え方も将来は現在とは全く違うものになるのだそうです。西暦13000年10月22日午前0時の東京の夜空は、南十字星(現在の東京では見ることができません。)が真南の方向、地平線から約23度の地点に見え、北の空には現在の夏の大三角形、つまり織姫星、彦星、白鳥座のデネブが輝いているとか…。ちょっと信じがたい話ですけれどこれは事実のようです。
「何で年末はこんなに寒いのよ!!」という話がこんな方向にまで暴走してしまいました。でも、私は元々星とか宇宙の話が好きで、中学生の頃はよく簡単な天文学の本を読んでいたのです。幸い父と妹も星や宇宙が大好きでしたので、3人でよくその方面の話をして楽しかったです。
そこで、高校ではぜひ地学の授業を取ってみたかったのですが、うちの高校には地学の専門の先生がいなかったので取ることができませんでした。そして、私が高校を卒業して2、3年ほど経った頃、天文クラブができたようで、文化祭で太陽系の惑星の模型の展示などを行っていました。「在学していたら絶対に天文クラブに入ったのに。」とちょっと残念でした。
さて、明日は正月料理を1日がかりで作るので、「えりかの平安な日々」の今年の更新は、今日が最後になると思います。
皆様、今年も1年間ありがとうございました。毎日訪問して下さった皆様、記事を読んで下さった皆様、掲示板に書き込みをして下さった皆様……、こちらにいらして下さったすべての皆様に感謝申し上げます。
どうか良いお年をお迎え下さいませ。そして、来年も皆様と色々なお話しをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
そして、お正月のお支度はもうお済みなのでしょうね…
私はというと、やっと今日になって大掃除らしいことをしたというところです。
でも、お恥ずかしながら年賀状もまだ全部書き終えていません。なので、来年の年賀状は到着が遅れます。特に静岡県外にお住まいの皆様、すみません…。と、昨年もこんな事を書いたような…。本当に成長しない私…。
さて、「今日は大掃除をした。」と先ほど書きましたが、いつも年末に掃除をしていて思うことは、「この時期に窓を開けっ放しにして掃除をするのは寒くて辛い。なぜこんなに寒い時期が年末なのよ!!」ということです。そして、今日もとても寒かったので、ずっとこのようなことを考えていました。。
ところが調べてみると、年末は将来春にも夏にも秋にもなるようなのです。天文学のような話になってしまいますがちょっとおつき合い下さいね。
地球というのは太陽の周りを自転しながら回っているのですが、実は地軸がまっすぐではありません。地球の地軸は約23、5度傾いている、つまり地球はまっすぐ立って自転しているのではなく、約23、5度傾いて自転しているのです。そのおかげで四季があると言っても良いのですが…。
さらにその傾きの方向は一定ではなく、独楽(こま)の首振り運動のように回転しています。つまり、北極星(北極からまっすぐ線を延ばしていくとたどり着く星。北極からこの星を見ると真上に見えるそうです。そして、北半球ではこの星は静止して見えます。)は永久に静止して見えているのではなく、約14000年後には織姫星が今の北極星の位置に静止して見えることになるのだそうです。つまり、14000年後は北極の真上に織姫星が輝いているということになります。
そして約25900年後には、再び現在と同じ位置に北極星が見えることになるとか…。
早く言えば地球の地軸の方向は一定ではなく、約25900年かかって1周することになります。当然、太陽に対しての向きも一定ではありません。約13000年後には季節が今と逆になるということになります。
つまり、日本で言うと現在では一番寒い12月、1月、2月は13000年後は夏になるということになるのです。そう、約6500年後の日本の年末は最も過ごしやすい時期(になるわけで、その頃の日本人はさぞ年末の大掃除が楽だろうなとつい想像したくなってしまいます。
ついでに余談ですが……、このように地軸が回転することによって、夜空の星の見え方も将来は現在とは全く違うものになるのだそうです。西暦13000年10月22日午前0時の東京の夜空は、南十字星(現在の東京では見ることができません。)が真南の方向、地平線から約23度の地点に見え、北の空には現在の夏の大三角形、つまり織姫星、彦星、白鳥座のデネブが輝いているとか…。ちょっと信じがたい話ですけれどこれは事実のようです。
「何で年末はこんなに寒いのよ!!」という話がこんな方向にまで暴走してしまいました。でも、私は元々星とか宇宙の話が好きで、中学生の頃はよく簡単な天文学の本を読んでいたのです。幸い父と妹も星や宇宙が大好きでしたので、3人でよくその方面の話をして楽しかったです。
そこで、高校ではぜひ地学の授業を取ってみたかったのですが、うちの高校には地学の専門の先生がいなかったので取ることができませんでした。そして、私が高校を卒業して2、3年ほど経った頃、天文クラブができたようで、文化祭で太陽系の惑星の模型の展示などを行っていました。「在学していたら絶対に天文クラブに入ったのに。」とちょっと残念でした。
さて、明日は正月料理を1日がかりで作るので、「えりかの平安な日々」の今年の更新は、今日が最後になると思います。
皆様、今年も1年間ありがとうございました。毎日訪問して下さった皆様、記事を読んで下さった皆様、掲示板に書き込みをして下さった皆様……、こちらにいらして下さったすべての皆様に感謝申し上げます。
どうか良いお年をお迎え下さいませ。そして、来年も皆様と色々なお話しをしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。