平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

大阪1泊一人旅 第3回

2015-11-30 11:02:17 | えりかの平安な日々 10~18
大阪一泊一人旅 プロローグ
大阪一泊一人旅 第1回
大阪一泊一人旅 第2回

の続きです。

 魔法は解けても家に帰るまではまだまだ夢の世界…。

 ということで、寝る支度をして横になったのが多分2時半近く。朝食ルームサービスの予約が10時なので、9時に目覚まし時計をセットしました。
 ところが、予想通り興奮していて眠れない。まだほろ酔い加減だったので眠剤飲めないし~。
 何度も時計を見て、最後に見たのは多分、3時過ぎだったので、3時半には何とか寝ついたと思います。ところが何か妙な夢ばかり見て。で、6時10分に目が覚めてしまいました。
 あまりにも早いので起き上がらず、横になったままぼうっとしていました。もしかすると少しうとうとしたかもしれませんが、8時半にはしっかり目が覚めてしまいました。でもまだ疲れが取れていない感じ。仕方ありません。

 そこで、名古屋の時と同じく洗髪と入浴をすることにしました。で少しすっきり。
 しっかり身支度できたのは9時40分頃。そこで朝食が運ばれてくる前に昨日、静岡駅のお弁当屋さんで買ったおにぎり1個を食べ、携帯でネットサーフィン。そして、10時ちょうどに女性の従業員の方が朝食を運んできました。こちらでも一つ一つ説明しながら並べてくれてすっかりセレブ気分。
 一人になると金吾さんの3rdアルバム「feel the night」をボイスレコーダーで流しながらゆっくりと朝食を頂きました。

 なお、名古屋旅行記にも書いたのですが、私は写真を撮るのが少し難しいので文章のみでの説明になります。

 パンはトースト2枚とレーズンパンとチーズパン。
 トーストにはあらかじめバターを塗っていただきました。最近、バターは品薄で高いのでなかなか口に出来ないので貴重です。もちろんとってもおいしかったです。

 卵料理と付け合わせはいつものようにスクランブルエッグとハムにしました。スクランブルエッグにはしっかり味がついていておいしい~。それにハムも薄切りだし。やっぱりこうでなくちゃ。

 サラダはドレッシング味。たまにはこういうサラダを食べたいよね。
 楽しみにしていたトマトジュースも美味。幸せ。(^^)

 そして、名古屋のホテルのルームサービスにはついていなかったヨーグルト。こちらもあらかじめ砂糖を入れていただいていました。とてもおいしかったです。
 そうそう、書き忘れていましたが、こちらのルームサービス、名古屋のホテルのルームサービスより500円、高かったのよね。1000円ほど安い卵料理なしのセットやおかゆのセットもあったのですが、せっかくなのでフルの一番高いセットにしてしまいました。でも、おいしかったのでこれにして正解でした。

 最後に紅茶を飲みました。少し冷めてしまっていましたけれどおいしい。

 そしてそして、バックには金吾さんが流れていて更に幸せ気分。
 「piano man」、珍しく夕べはやらなかったなあ。私が行ったライブで「piano man」をやらなかったのは初めてかも。「Bye Bye Mrs.december」楽しかったなあ。そして最後の「海風通信」感動したっけ。と、ライブの余韻にも浸っていました。

 食事が終わると荷物の整理。こちらのホテルも12時までいられるのですが、12時43分の新幹線に乗りたかったので、余裕を持って11時半にはチェックアウトしようと思っていたので。
 実はこの日、大阪マラソンがあることを打ち上げの時に知りました。しかも朝からだとのこと。え~っ、交通規制があってタクシーが遠回りをして料金が高くなったらどうしよう、時間もかかるだろうからルームサービス早くしてもらおうかな?と心配になったのですが、ホテルで尋ねたところ「新大阪に行く分には全然問題ありません」とのことだったので一安心。予定通りゆっくり出来ました。

こうして11時20分にお迎えの従業員の方が来て下さり、部屋を出発。名古屋に続いてこちらでもセレブ気分を味わうことが出来ました。そしてチェックアウトをし、タクシーで新大阪へ…。 

 さてここからは、駅員さんのいる改札に一人で行かなければなりません。昨日静岡駅で買った家族へのお土産を入れてあったペーパーバックから白杖を出して歩き始めた私。幸い入り口から点字ブロックが敷いてあったのでその上を歩いていきましたが、方向音痴の私はどちらに歩いているか全くわからなくなってしまいました。、
 それで、駅員さんの気配がしたのでそちらに歩いていくと、そこは窓口の切符売り場でした。切符売り場ではしょうがないと思い、再び別の方向に歩き出した私。通路のような所に迷い込んだり、同じ所を行ったり来たりしました。
 でも改札は見つからないので、どなたかに聞いてみようと思っていたら、お店のような所を発見。で、そちらで聞いてみたら、改札は右の方向とのこと。で、もしかしてこのお店お弁当屋さんかなと思い(夕食を買って行かなければならないので)、聞いてみたらドーナツ屋さんとのこと。朝がパンだったので夕食にドーナツではちょっと…と思い、買うのはパスしましたが、今考えるとおやつに少し買えば良かったかなと。
 それはともかく、言われたように右の方に歩いて行きましたが、改札らしいところが見当たりません。それで仕方がないので、さっきの切符売り場で聞いてみようと決心し、そちらの方に歩いていきました。幸い切符売り場はすぐに見つかりました。
 でも、順番を待ちながら思ったこと。
 ここは切符売り場で、道を尋ねるところではないのよね。それだけ面倒をかけてしまうって事だし。こんな事になるなんてああ情けない…。
 で、切符を買っている人の中で、「新幹線の改札に行きたいのですがどこですか?」と尋ねた私、かなり目立っていたかも。
 でも、窓口の人は「ではご案内いたします」と親切に言って下さいました。 
 そんなわけで無事に窓口に到着。時計を見たら12時少し前でした。新大阪に着いたのは確か11時40分くらいだったはずなので、20分近く、あちらこちら歩き回っていたことになります。もう笑うしかないかも。

 ハプニングはこれだけではありませんでした。
 大阪でお土産を買うことはあきらめたのですが、新幹線での道中が長いため、お手洗いへの案内をお願いした私。そうしたら女性の駅員さんが案内について下さいました。
 で、手を洗っていたら何と、白杖をお手洗いの中に忘れてきたことに気がつき愕然。私は白杖がないと一人で歩けません。絶対必需品なのです。
 ふと見てみると、私が入ったお手洗いの中には次の人が。
 それで、駅員さんにそのことを言い、待ってもらうことにしました。そうしたら私の次にお手洗いに入った人が白杖を持ってきて下さいました。ああ良かった。
 それにしても、名古屋の帰りはショルダーバッグ、今回は白杖…。同じ事を繰り返してしまうなんて。

 と、新大阪駅ではハプニングだらけでしたが(お世話になった皆様ありがとうございました)、無事に予定の新幹線に案内していただきました。
 帰りは自由席切符を買ってあったので、各駅停車のこだまでゆっくり帰ることにしました。時計を見るとまだ、発車の10分前。こうしてゆっくり座席に座って出発を待っていると旅行気分を味わえます。昨日はデッキに経ったまま出発でしたのでこういう気分にはどうしてもなれなかったのですよね。

 こうして新幹線は新大阪駅のホームをゆっくり出発。ああ楽しかった。楽しい思い出をたくさん持ち帰るって幸せなことなのね。
 各駅停車なので、今どこを走っているのかだいたいわかって楽しかったです。車内では、フェイスブックのコメントに返信したり音楽を聴いたりしながら旅行気分を充分堪能しました。

 このようにして静岡駅で新幹線を降り、途中下車して夕食用のお弁当を買い、自宅の最寄りの駅へ…。
しかし~
 ああ、どこまでハプニング続きなのか。

 自宅の最寄りの駅のエレベーターにめがねをぶつけてしまい、めがねが曲がってしまいました。ピントが合わなくなったので更に見えなくなってしまい、エレベーターを降りるときも壁にぶつかってしまうし。

 そして家に帰り、パソコンを寝室に持ち込もうと居間に入っていったら戸ががたがたと音を立て始め小刻みに揺れている~。
 で、携帯でtwitterにアクセスしてみたら、17時15分、富士五湖を震源とする地震発生ですって。

 と、最後までハプニング続きでしたが。

 夜、パソコンからネットにつなぎ、お会いした皆様の投稿にコメントを書きながら楽しかった2日間を振り返っていました。そして決めました。来年も大阪に1回は行こうと…。

 改めまして、

 素敵なライブを聴かせて下さった金吾さん、
 お世話になり、楽しい時間を共有したファン友さんたち、
行き帰りやホテルでお世話になった方々、

 本当にありがとうございました。
 次回は12月19日、東京のBITのライブに参加します。楽しみ。((o(^-^)o))

          大阪一泊一人旅 終わり

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大阪一泊一人旅 第2回

2015-11-22 20:34:11 | えりかの平安な日々 10~18
大阪一泊一人旅 プロローグ
大阪一泊一人旅 第1回
の続きです。

 ロビーに降りていくと、すでに恐妻家さんはいらしていました。名古屋に引き続いて今回もまた、お待たせしてしまいました…。

 でまず、お茶をご一緒することになっているちあきさんとMister Kelly'sの前で待ち合わせているとのことで、車でそちらに移動。駐車場がわからなくて探したり、距離は近いのですが、一方通行が多くて回り道したりして、ちょっと申し訳なくなってしまったので、
「Mister Kelly'sの入っているホテルが取れれば良かったんですけれどね」
と私が言うと、恐妻家さんが
「あそこを取るのは至難の業だよ」
 ああやっぱりそうなんだ~。
 そんなわけで無事到着。今回もたくさんの方に助けて頂きながら無事に到着することが出来ました。

 それで、Mister Kelly'sの前のロビーでリハーサルを終えた金吾さんとばったり。
で私は今回は
「来れました」
といったら、
「頑張ったね。」
と返事して下さって、嬉しかったです。
 続いて、初対面のちあきさんにご挨拶。
 そのあと、会場のすぐ近くにある喫茶店に移動しました。入ってみると、昔なつかしい個人経営の喫茶店という感じのお店。

 さて、何を注文しようかな?と思いましたが、恐妻家さんもちあきさんもドリンクを注文するようだったので、私も紅茶にすることにしました。
やがて運ばれてきた紅茶に、恐妻家さんがミルクを入れて下さいました。かき混ぜると赤茶色の紅茶が琥珀色になっていい感じ。

 で、ドリンクを飲みながら3人で楽しくおしゃべり。

 ちあきさんは手相を勉強されていると言うことで、私の手相を見ていただきました。中学生の時、雑誌の付録についていた手相占いの本と自分の手相を重ね合わせたらとんでもない波瀾万丈の運勢が出ていることがわかってショックを受けたので、ちょっと怖かったのですが…。

 まず、
「かなり大胆な人ね。」
と言われてしまいました。確かに…。ほとんど見えないのにこうして大阪まで来てしまうというのは大胆かも。
「周りの人と長和を計る所がある」
とも言われました。うん、家族の中では「私が我慢すれば丸く収まるから」と思ってしまうところがあります。
 それから、体は丈夫とのこと。ただ、現在はちょっと不安定、これを乗り越えれば長生きできるそうです。あまり長生きしたくない…と思うこともありますが、贅沢なのかもね。
 嬉しかったのは、「物事を何でも吸収しようとして頑張っているね」「大器晩成でこれから花開く」と言われたこと。何か希望が出てきました。六星占術では来年から大殺界なので不安でしたが、もしかしたらそれほど心配することもなく、乗り切れるのかもしれません。

 私の手相の話から、私が3年前にだんなさんを亡くしていること、その1年後に金吾さんに引き寄せられたこと、金吾さんと再会しなかったらここまで元気になれなかったこと、全部話してしまいました。
 でお二人とも金吾さんと巡り会ったことで運命が変わったり、救われているところがあるようで、共感していただけて嬉しかったです。

 ちなみにちあきさん、金吾さんは「世界一大好きなミュージシャン」だそうです。そして 恐妻家さんは金吾さんのことが「宇宙一大好き」とのこと。
 では私は?太陽系一?銀河系一?
 で考えてみたら太陽系も銀河系も有限の世界ですよね。だから私も宇宙一大好きかも!

 こうして楽しいひとときを過ごし、時間になったので再びMister Kelly'sへ。

 で私、BITや名古屋のDOXYのように、ミュージックチャージは先払いだと思いこみ、会場に入る時にお財布を出してしまったのですが、こちらの会場は全部後払いとのこと。所変われば…ということでしょうか。ちなみにこちらの会場の規模はBITとDOXYの中間くらいといったところです。

 案内されたのは最前列のステージから見て左側の2人がけのテーブル席でした。私と同じテーブルには、いつもBITでお世話になっているリーコさんが来ることになっているとのこと。恐妻家さんが私とリーコさんを同じテーブル席にして下さいとお店に頼んで下さったそうです。ありがたいことです。でも、リーコさんはまだ見えていませんでした。

 こちらの会場も1フード、1ドリンクを注文して下さいとのことだったので、オレンジジュースと、ホームページで見て気になっていた海の幸サラダを注文。だんなさんの「それで足りるのか?」という声が聞こえたような気がしましたが、あまりおなかが空いていなかったし、打ち上げできっとたくさん食べるだろうし…。万が一、打ち上げで食べられなくても、ホテルの部屋におにぎりが1個、残っているし。うん大丈夫。 
 そのあと携帯電話でしばらくネットを見ていたら、今年3月のBITのライブでお知り合いになったFさんが声をかけて下さいました。で、少し申し訳ないかな?と思いながら、お手洗いへの案内をお願いしてしまいました。で、快く引き受けて下さって。ありがとうございました。こうして初めて会うファン友さん、久しぶりにお会いするファン友さんがたくさんいらして本当に嬉しいことです。
 そんなわけでリーコさんとも再会。
 リーコさんとお話している間にオレンジジュースとサラダが運ばれてきました。リーコさんはビーフカツサンドを注文。こちらもすごく気になっていたのですよね。というわけで、リーコさんと少しずつ分け合って食べることにしました。

 海の幸サラダは文字通り、エビ、貝、マグロなどの魚介類とレタス、ミニトマトが入ったサラダ。ドレッシングはフレンチ系だったと思います。エビとマグロがとてもおいしかったです。ただ、お値段のわりには量が少ないような気も…。
 リーコさんから一切れ頂いたビーフカツサンド、ホットサンドみたいな感じで、カツも柔らかくて味も良くおいしかったです。ごちそうさまでした。

 食事をしている途中にライブが始まりました。楽しくて素敵だった金吾さんのライブの様子はこちらのページにまとめてあります。
 でわたし、今まではライブ中に飲食はほとんどしなかったのですが、今回はMCの間に食べたり飲んだりしてしまいました。曲の間はライブに集中していたのですけれどね。私もライブに慣れてきたってことでしょうか。

 楽しい時間はあっという間、10時前にライブ終了。ああ、終わってしまった…といつものように少し寂しくなってしまったのですが、そうだ、今回もこのあと打ち上げがある~。
 ただ、打ち上げは1時間後からとのこと。
 でも、みんなロビーでまっているのだろうから寂しくないよね。で、ロビーに行ってみると金吾さん発見。
 握手をし、写真を撮っていただき、静岡から買ってきたお土産も渡すことが出来ました。
 そのあと打ち上げに行く皆様と写真を撮ったりおしゃべりしていたりしました。中にはフェイスブックでお名前はよくお見かけしているのにまだお友達になっていない方や初対面の方も。
 私は知らない方や初対面の方とお話しするのがとても苦手なのですが、「皆さん大阪のライブにはいつも来られているのですか?と自然に声をかけることが出来ました。それだけテンション高かったのですね。
 で、打ち上げまでの1時間があっという間でした。

 こうして打ち上げ開始の11時に近づいたので打ち上げの会場へ。
 ほとんど見えない私はもちろん、一人で移動できないので色々な方に助けて頂いて会場まで移動しました。幸い打ち上げのお店はMister Kelly'sのすぐ近くでした。
 会場は2階なので階段を上がり、靴を脱いでお座敷のような場所に上がりました。座席は掘りごたつのようになっていて(席に着くときに金吾さんにこのことを教えて頂きました。ありがとうございました。)座ってしまうととても楽です。

 打ち上げの参加者は十数人と言ったところ。遠くから来たからでしょうか。打ち上げが始まるときに私、皆さんに紹介して頂きました。それなのに私ったら、自分で拍手をしてしまって。今考えたら、「よろしくお願いします」と頭を下げるべきだったのに、本当に気の回らない私。

 さて、乾杯の飲み物を何にしようと思案。名古屋で飲んだもものカクテルがとてもおいしかったので、今回もカクテルにしようと思っていたのですが、こちらのお店にはカクテルはないとのことでしたので。
 どうやらほとんどの方が生ビールにするようでしたが、ジョッキ1杯の生ビールはちょっときついかも。
 で、どなたかが、チューハイならいいのでは?と言って下さったのでパインのチューハイを注文することにしました。 
 飲み物が運ばれてくるとみんなで乾杯。パインのチューハイを飲んでみたらほのかに甘くてなかなかおいしい。ああ、これなら大丈夫かも。
 テーブルの上にはお通しのポテトサラダと煮物が置いてありました。ライブ中は海の幸サラダしか食べていなくてさすがにおなかが空いていたので、早速頂くことに。どちらもおいしい。
 こちらのお店は串焼きがメインのようで、おつまみ類は串に刺さって出てきました。例によって自分で取ることが出来ないのでお隣のちあきさんに取って頂きました。ありがとうございました。
 それで、焼き鶏やねぎまなどはもちろん、魚の上に山芋が乗ったものを串刺ししてあるちょっと変わった物も。つくねが特においしかったです。つくねが苦手な方がいらしたのでもう1本頂いてしまいました。味付けもちょうど良くて嬉しかったです。私の好みはどちらかというと関西人に近いのかも。

 そしてもちろん、チューハイも飲みながら周りの皆様と楽しくおしゃべり。

 ところがそのうちに私、どんどん顔がほてって暑くなってきてしまいました。
 私が酔っぱらうパターン。
①顔がほてって熱くなる→②急にけらけらと笑い出す→③わけのわからないことを言って悪酔いする→④気持ち悪くなって寝てしまう

 ちょうどこの時は②に限りなく近づいている状態だったと思います。まあ、②になる分にはそれほど問題ないのでまだ少し飲めるかも?と思ったのですが、恐妻家さんが私の顔が真っ赤になっているのに気がついたらしく、
「もう辞めた方がいいよ。」
と言って下さいました。ちあきさんも私のほおに触って、 
「ほんまに熱いわ~」
とも言っていたので、チューハイはここまでにすることにしました。まだ3分の1くらい、残っていたのですが。今考えるとここで止めて頂けなかったら体調悪くなっていたかもしれません。本当に感謝感謝です。

 で、ソフトドリンクを頼むことに。何にしようかな。甘い物がいいからジュースにしようかな。あ、カルピスもあるみたいです。カルピスなんて10年ぶりくらいかも…ということで、カルピスにすることにしました。
 すると、いつの間にか私の向かいにいらしていた金吾さんが
「初恋の味だよ」
と言ったのでちょっと驚きましたが。するとちあきさんが
「金吾さん初恋いつですか?」と聞いたら
「忘れた。」ですって。

 間もなく運ばれてきたカルピスを一口。甘くておいしい~。これにして正解だったようです。

 そんなわけでここからは金吾さんも交えておしゃべり。
 何を話したかちょっと書きますと、
 金吾さんは禁煙をしたら声が出るようになったのですって。やっぱりたばこは喉に良くないのね。
 で金吾さん、お友達のボーカリストさんにも、たばこはやめなきゃだめだよ」と良く言うのだそうです。

 あと、ライブの時にその場でリクエストに応えた「横顔のタクシードライバー」の中に、「横顔だけでおまえとわかった」という歌詞があるのですが、みんなで「横顔」を「丸顔」に換え歌したら怒られてしまいました。
 そして気がつきました、丸顔って金吾さんのことだったのね。そう思ったら何か大笑いしてしまいました。ライブで金吾さんが歌った「増える増える」とこの「丸顔」を思い出したらこれから「横顔のタクシードライバー」を聴くたびに笑いが込み上げてきそうです。

 その間も、皆さんアルコール類をどんどんお代わりしていて、ちょっとうらやましくなったりしましたが。飲んでいなかったのは私と恐妻家さんくらいかも。
 でも、私は元々飲む方ではないしアルコールにも強くないし。だんなさんと一緒にいたときも、月に1~2回、ワインを少し飲む程度でした。それが現在では全然飲まなくなってしまったのですから、ますます弱くなっているのは当たり前かもしれませんよね。
 それにしても、名古屋ではカクテルをジョッキ1杯飲んでも顔が少し赤くなった程度だったのに。あのカクテル、アルコールが0、5パーセントくらいだったのかしら。

 でもその代わり、たくさん食べたような。デザートが運ばれてきたときはほぼ満腹状態でした。そうそう、デザートの前には雑炊が運ばれてきたのですが、金吾さんがよそって下さいました。ありがとうございました。

 ライブと同じく、楽しい打ち上げもあっと言う間に終了。お店を出たのは1時半近くだったと思います。金吾さんやスタッフの皆さん、リーコさん、ちあきさんたちとはここでお別れ。楽しい時間をありがとうございました。

 今回も恐妻家さんがホテルまで送って下さるとのことだったので、Fさん、本日初対面のKさんと恐妻家さんの車に乗り合わせ出発。
 最初に私をクラウンプラザで降ろし、FさんとKさんもそれぞれの宿泊ホテルまで送っていくようでした。
 で、車の中でも4人でにぎやかに楽しくおしゃべり。
 考えてみると2年前の年末、初めて金吾さんのライブに行ったときはこんなにたくさんファン友さんが出来るなんて夢にも思いませんでした。まして打ち上げに参加するようになるとは…。

 やがてクラウンプラザに到着。名古屋の時のようなハプニングもなく、正面玄関からすぐに中に入る事が出来、皆さんともお別れ。お世話になり、どうもありがとうございました。

 そして、またきっとお会いしましょうね。

 部屋に帰るとやはりしばらくぼんやりしてしまいました。そして、今の私は魔法が解けた26時のシンデレラのよう…と思いながら宿泊場所のホテルに戻ってきたことをtwitterとフェイスブックに書き込み。
 何か、すごく眠いような気もするのですが、まだ興奮しているので今夜は眠れるかしら。

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望みしは何ぞ

2015-11-19 10:28:41 | 図書室3
 今回は最近、再読した平安小説を紹介します。

☆望みしは何ぞ ー王朝・優雅なる野望
 著者=永井路子 発行=中央公論新社

本の内容
 摂関政治から院政への橋渡し役をはからずも演じた、道長の子、藤原能信―。藤原摂関家と天皇家を中心に、皇子誕生をめぐる閨閥による権力抗争を、道長亡きあと、王朝社会の陰の実力者となった能信を通して描いた歴史大作。平安朝三部作「王朝序曲・この世をば」の完結篇。

*なお、この本は以前、中央公論新社から単行本と文庫本で出版されていたのですが、現在は絶版になっているようです。但し、amazonのKindle版は入手可能なようなので、詳しくはamazonのサイトをご覧下さい。


 藤原道長の摂関政治が絶頂期を迎えた頃から、それが徐々に翳り初め、やがて院政期へと移っていく時代を、藤原道長の子、能信の目を通して描いた歴史小説です。

 この小説は長和二年(1013)の賀茂祭から始まります。
 当時、能信は三条天皇の中宮、妍子の中宮権亮で、彼女の身の回りの世話や雑務などで忙しい日々を送っていました。妍子は懐妊中で、同じ年に出産、しかし、周囲の期待に反して産まれたのは皇女でした。
 能信は間もなく、誰にも気がつかれないように泣いている妍子を見てしまい、「この不運な人に一生ついて行こう」と決心するのです。そして、その時に産まれた不運の種の皇女にも…。

 実は能信は、妍子や道長の跡を継いで関白となる頼通・教通、後一条・後朱雀両天皇の母として絶大な権力を握ることになる彰子とは母が違います。 
 彼らの母が源倫子(鷹司殿)にたいし、能信の母は源明子(高松殿)。そして、鷹司系の子供たちに較べて能信たち高松系の子供たちは同じ道長の子でありながら一段低く見られ、出世も遅れを取っていました。
 高松系の子供たちの中でもとくに、負けず嫌いで勝ち気な能信は、そんな状況が我慢できないでいました。
 そこで、皇子を産むことが出来ず、鷹司系の中で阻害されるようになってしまった妍子親子に肩入れし、自分の運を開いていこうと決心する、このことがこの小説の大きな鍵となっています。
 ちなみに、妍子が産んだ皇女は後に後朱雀天皇に入内し、後三条天皇を産むことになる禎子内親王です。

 この小説を読んだ感想を一言で言うならば、皇子を産めなかった妍子の孫が天皇になり、皇位がその子孫たちに受け継がれていく歴史の不思議さを感じたということでしょうか。
 そして、後朱雀天皇や後冷泉天皇に入内した頼通・教通の娘たちが皇子を産まなかったという偶然が重なったとはいえ、禎子内親王・尊仁親王(後の後三条天皇)親子に協力し、尊仁親王を東宮にすることに成功しその後宮に自分の養女を入れて皇子(後の白河天皇)を産ませることで摂関期から院政期への橋渡しをした能信の功績は大きいと思いました。

 このように、少しマイナーな人物の生涯を史実に沿って描いた小説はともすると単調で無味乾燥なものになりがちですが、どうしてどうしてこの小説、能信の微妙な心の動きが詳細に描き込まれているので退屈さを感じません。
 特に、道長や同母兄の頼宗との微妙なやりとりは読んでいてドキドキしました。

 また、永井さんの他の小説にも言えることなのですが、登場人物の描き方が巧みで生き生きしています。権力者道長、おっとりとした妍子、勝ち気な禎子内親王など…。
 特に面白いなと思ったのは能信の養女で尊仁親王の後宮に入ることになる茂子です。彼女こそ院政を始めることになる白河天皇の母となる女性ですが、物事に動じない、明るく覇気のある女性に描かれていて、こんな彼女の大胆な性格が後の白河天皇に受け継がれていくのかもしれないと思いました。ただ、早く亡くなってしまったことが残念でしたが…。
この茂子は閑院流藤原氏の女性なのですが、摂関家以外の女性の血が天皇家に入ったのも結果的には良かったのかもしれない…と思いました。摂関家の娘たちに皇子が産まれなかったのは、何代にもわたる天皇家と摂関家の血族結婚の弊害だったのかもしれませんね。

 この小説は、「王朝序曲」」この世をば」に続く、平安朝三部作の完結編とも言える小説なので、前のに作品と一緒に読むこともお薦めします。
 あ、「この世をば」、まだこちらでしっかり紹介していませんでしたね。思い入れの強い作品なのでなかなかレビューが書けないというのもありましたが…。出来るだけ早く再読して紹介しなくては。

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大阪一泊一人旅 第1回

2015-11-14 20:17:49 | えりかの平安な日々 10~18
大阪一泊一人旅 プロローグ
の続きです。

 さて、今回もいつもと同じく、病院で4週間に1回の定期診察を受けて行くことにしていたので、病院の最寄りの駅で途中下車。
 外に出てみるとよく晴れていてとてもまぶしくて、台風が来るかもしれないと心配していたのが嘘みたいと思いました。

 興奮してドキドキしているので、とにかく慎重にゆっくり歩き、病院に到着。
 血圧を測ったら140もあってびっくり。金吾さんのライブ旅行の前はいつも少し血圧が高いのですが、それでも今までは130くらいだったので。先生の話では、このくらいならまあ心配ないのでは?ということでしたが。

 で、いつものライブ旅行の時と同じくスタッフの皆様から、「気をつけて行ってきて下さいね」と言われて病院を出発。薬局で薬を受け取って時計を見たらまだ10時前。予定の新幹線までまだ3時間以上もある~。
 2~3日前から、もし病院が早く終わったら1時間早い新幹線に切り替えてもらい、昼食は売店でサンドイッチかおにぎりを買って車内で食べてもいいかも?と思っていたのですが、これなら2時間早い新幹線でも良さそう。

 で、薬局を出て携帯のメールをチェックしてみたら、歴史つながりのお友達からメールが入っていました。「大阪駅は人が多くて駅も複雑で大変だから、ホテルには新大阪から行った方が絶対にいいよ」という内容でした。

 実は私、ホテルまで大阪から行くか、新大阪から行くか、当日になってもまだ決めていなかったのです。でも、クラウンプラザに問い合わせたところ、新大阪からだとタクシーで2000円くらいだと言っていたので、大阪からの方が安いよね、なので大阪駅から行く方に気持ちが傾いていたのでした。
 でも、帰りはホテルから新大阪に行こうと思っていたので(駅での案内を頼むにしても、改札まで一人で行かなくてはなりません。私の記憶では新大阪駅の方が駅が複雑ではないと思ったので)、それなら行きも新大阪の方がいいかもしれないと思い直しました。
 うん、昼食は売店で買うから安くすむし、その分を新大阪からホテルまでのタクシー代に使えばいい、新大阪から行くことに決定。それにしても、当日になって行程がやっと決まる今回の旅行って…。

 そんなことを考えながら病院の最寄りの駅に到着。2時間早い新幹線に切り替えてもらおうと思って窓口に並びました。
 ところが、私の前の人が切符を買うのにとても手間取っていて、時計を見たら10時10分を過ぎているのに気がつきました。案内を頼むことを考えると早く改札に行かなくてはならないので、余裕を持って1時間早い新幹線の方にしようと決断。あとは席が空いているといいのですが…。食事をするので3人掛けの真ん中だけは避けたいと思いました。
 心配したこともなく、幸い、静岡駅12時11分発、6号車の前から2番目、3人掛けの窓側が空いていたので無事に切り替えてもらうことが出来て一安心。

 静岡駅に着いたのは10時半頃。最初、バスターミナルのベンチで時間をつぶそうと思っていたのですが、改札を出たら気が変わりました。ドリンク代250円をけちってもつまらないし、ゆっくり出来るのは喫茶店だよねということで、ドトールコーヒーに直行。アイスティーを飲みながら、ネットをやったり音楽を聴いたりしていました。
 ネットをやっているとき、また、「このカードは認識できません」というメッセージが出たらどうしようと思い、かなり冷や冷やだったのですが、幸いそのようなことはありませんでした。やっぱりフォーマカードを入れ直したのが良かったのかもしれません。

 こうして11時20分頃ドトールを出てまず駅ビル2階のお手洗いへ。8月の名古屋からの帰り、ここで大切なショルダーを置き忘れるという大失敗をしてしまったのよね。今日も興奮しているから慎重に慎重に…。
 そのあと、昼食を買おうと思ってお弁当屋さんを探すことに。
 ところが、お弁当屋さんがなかなか見つかりません。あれ?このあたりだと思ったのになあ。ないということはまさか、つぶれてしまったのでは?
 と思いながらあちらこちらを歩きましたが見つかりません。
 それなら、お土産の方を先に買おうと思い、お土産屋さんの方に歩き出した私。
 ところが、見えない上に重傷の方向音痴の私はとんでもない狭い通路に入ってしまい…。
そのとき、
「どちらをお探しですか?」
と、親切な方に声をかけられたので、お言葉に甘えて、お土産屋さんとお弁当屋さんを探していることを言ってしまいました。そうしたら親切に連れて行って下さいました。本当にありがたいことです。どうもありがとうございました。

 で、まずお土産を買い(実は、大阪でお土産屋さんに寄れないことも考え、家族へのお土産もここでゲット。こちらで売られているコッコやうなぎパイでも家族は珍しがってくれるので)、お弁当屋さんでおにぎり3つとお茶を買って新幹線の改札へ急ぎました。時計は11時50分、新幹線の時間の20分前を指していました。新幹線に乗るときは余裕を持って25~30分前に行かなければならないので、20分前というのは遅刻です。

 でやはり思った通り、車掌さんとの連絡がつかないまま新幹線に乗ることになってしまいました。「車掌が来るまでデッキでお待ち下さい」という、駅員さんの言葉でそうだとわかりました。
 デッキはあまり居心地の良い場所ではありませんでした。乗ってくる人が私を変な目で見ているのが何となくわかるし。
 そのうち出発時刻になったらしくドアが閉まり、やがて新幹線は静岡を出発。でも、まだ車掌さんは来ません。
 席は前から2列目の窓側と聞いているので、一人で行ってしまおうかなとも一瞬思いましたが、行き違いになってやっかいなことになっても困ると思い、辛抱強く待つことにしました。でも足が痛くなってきたし、ああ早く座りたい。でも仕方がないよね、改札に来るのが遅くなってしまったのだから…

 で、多分2~3分後だったと思いますが(その時間が長かった)やっと車掌さんがきて、座席に案内していただきました。腰を下ろすとほっと一安心。
 隣には誰も座っていなかったのでまず、昼食にすることにしました。売店で買ったおにぎりを2つ出し、実は今朝、母におねだりして握ってもらった塩むすびを一つ出して、お茶を飲みながらおいしく頂きました。そう言えばだんなさんと日帰りで京都に行くときの朝食はいつも、新幹線の中でおにぎりだったのよね。なつかしく思い出しました。
 食事を食べ終えたとき、新幹線は浜松に近づいていました。ここでようやく、いよいよ大阪に向かっているのだと実感。何しろ大阪に行くのは15年前に友人と忠臣蔵の舞台を見に行って以来だし、泊まるとなると28年前の新婚旅行以来かも。金吾さんのライブと打ち上げももちろん楽しみですが、こうして一人で遠くに行くというのもわくわくです。

 ひかり号だったので2時ちょっと過ぎに新大阪に到着。途中、少し寝ていきたいと思って目をつぶってみたのですが、興奮していて眠れませんでした。でも、リラックスできたから病院に行ったり、売店を探し回ったりした疲れは取れたかも。

 新大阪駅では、駅員さんがタクシー乗り場まで案内して下さいました。今日はいいのですが、明日はタクシー乗り場から一人で改札まで来なくてはなりません。なので道順をしっかり頭にたたき込まなくてはと思いましたが、駅員さんの話ではタクシーの降り口は少し後方になるとのこと。ああどうしようと思いましたが、新宿駅と違って階段もないようだし。うん、何とかなる。今は楽しいことだけを考えようと思いました。

そんなわけでタクシーでクラウンプラザ大阪へ…。
 上の方でも書きましたが私は重唱の方向音痴なので、どちらの方向に走っているのか全くわかりませんでした。本当にクラウンプラザに向かっているのか少し不安になりましたが、心配したほどのこともなく、タクシーはホテルに到着。代金は予想したよりかなり安かったです。助かりました。

 ホテルにはいると、ロビーが広々としていてびっくりしました。そしてまずチェックインの手続きと明朝のルームサービスの朝食の予約。
 更に、こちらもかなりの高級ホテルのようで、部屋までの案内がつきました。そして部屋の説明や、タオルや洗面用具、シャンプーのある場所も教えて下さって助かりました。
 そして、ロビーに電話でお願いすれば部屋からロビーへの誘導もして下さるとのことで感謝。

 案内の人が帰ったあと、わあ、すごい~。8月の名古屋に続いてセレブ気分~、と思い、早速そのことをtwitterとフェイスブックに投稿。
 それから、今回も名古屋の時と同じく、恐妻家さんが6時に迎えに来て下さることになっていたので(もう感謝感謝です)、無事にクラウンプラザにチェックインしたことをメールしました。そしてほっと一息。まだ時間があるし、相変わらず頭が少しぼうっとしていたので、1時間ほどベッドに横になって休むことにしました。 

 ところが、目をつぶってもライブと打ち上げ、久しぶりにお会いする方、初めてお会いする方、色々考えて楽しみで胸がドキドキしてしまい、全然眠れません。
 40分くらい横になっていましたが、寝るのをあきらめて携帯でネット。荷物の整理をし、そのあとはせっかくなのでシャワーを浴びることにしました。
 で、シャワーを浴びて洗顔をしたところ、頭が少しすっきりしたような気がしました。ついでに歯も磨き、さあ、今からゆっくり化粧をしよう…と思ったとき、携帯電話が鳴ったので出てみると恐妻家さんからでした。
 用事が早く終わったので、5時に迎えに行きますとのこと。え~っ、あと20分しかないよ…。
 それで申し訳ないとも思いながら、まだ化粧をしていないのでもう少し遅くして欲しいとお願いし、5時15分にロビーということになりました。どうやらそのあと、みんなでお茶しようということになっているようで、わあ、行きたい~。

 そこでロビーに電話し、5時10分に部屋へのお迎えをお願いしました。電話を切るとすぐ、今年の2月に買った「化粧水も乳液もいらない下地クリーム」を顔に塗り、大急ぎで化粧をしました。
 化粧をしながら、「これって、今年の3月のBITのライブの前と同じパターンじゃないの?と思ってくすっと笑いが込み上げてきました。あの時もこの下地クリームが大活躍したのよね。ほんと、この下地クリームを勧めて下さったお店の人と友人に大感謝です。

 化粧は5時過ぎに終わりました。幸い、出かける支度は済んでいたので、再びロビーに電話。支度が早く終わったので出来たらすぐに迎えに来て欲しいとお願いしました。考えてみると我が儘な客ですよね。

 ちなみに、今回もだんなさんにはお留守番をしていただくことにしました。写真を入れるとショルダーがしっかり閉まらないという理由です。でもこちらもかなりの高級ホテルなので、だんなさん、きっと居心地いいよね。

 やがて係の人が迎えに来て下さったので部屋を出発。さあ、いよいよ夢の世界へ…。

大阪一泊一人旅 第2回へ

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大阪一泊一人旅 プロローグ

2015-11-07 20:29:58 | えりかの平安な日々 10~18
 10月24日・25日、濱田金吾さんのライブと打ち上げに参加するため1泊2日で大阪に一人旅してきました。
 8月の名古屋一人旅の時と同じく、旅行が決まるまでも決まってからも本当に色々なことがあったので、プロローグ編として一つの記事にまとめたいと思います。

○さてどちらに行こうかな?

 名古屋から帰った時点で、金吾さんの次のライブは10月10日の東京と24日の大阪ということを知っていました。さて、どちらに行くか決めなくてはなりません。
 私は最初、東京に行くつもりでした。
 ところが、名古屋から帰ったあと虚脱状態になってしまい、ライブと打ち上げの楽しさを思い出すたび、もう一度あの楽しさを味わってみたい!大阪に行けるといいのになあと思ってしまったのでした。

 そこで、だんなさんに向かって心の中で、
「大阪行きたいな。」
と、問いかけてみたのです。
 信じられない話かもしれませんが、私がこうして問いかけると時々、だんなさんから返事が返ってくるような気がします。この時もそうでした。
「名古屋に行って大阪っていうのは、それはちょっと贅沢だな。」
それはそうですよね。名古屋に行って少し赤字になってしまったのですから…。
 それに、大阪の地理には全く不案内で、会場がどこにあるかもよくわからないし、その他、宿泊ホテルの問題とか、移動の問題とか、ものすごくハードルが高いような気がしました。そう、やっぱり無理だよね。

 そこで、うん、バンドのライブが聴きたいからやっぱり東京に行こう…と思いながら、1週間ほど経ってしまいました。
 いくらなんでもそろそろ、ライブと宿泊場所の予約をしなくてはなりません。そこで、明日、予約をしようと思っていた日の夕方のことでした。突然、だんなさんの声が聞こえたのです。
「そんなに行きたいのか?それなら会場の場所をちゃーみさんに聞いてみるんだな。大阪には前からの友達もたくさんいるんだから、その人たちにも聞いてみろ。」
 そうでした、行けないと決めつけるより、まず自分で調べたり聞いたりして動かなくてはね。
そう思ったらだんなさん、
「とにかく後悔しないようにやってみるんだな」。

 そこで、まずネットでライブ会場、Mister Kelly'sの場所を調べてみました。そうしたら大阪駅から車で5分とのこと。そんなに近いんだ~。それなら宿泊場所さえ確保できれば行けるかもしれない。
 ただ、会場の住所が以前、金吾さんのホームページに記載されていた住所と違うような気もしたので(あくまでも私の記憶なので勘違いだったかもしれません)、ちゃーみさんにメッセージを出して住所を尋ねてみました。
 そうしたらなんと、Mister Kelly'sはホテルの中の施設だということがわかったのです。それなら、お値段がびっくりするほど高くなければそちらのホテルに泊まればいいじゃないの。移動も楽だしね。
 ついでに、年末に東京でライブがあることも教えていただいたので、そちらも予定に入れることが出来ました。バンドライブはそちらで楽しめばいいし。何もかもが順調のように思えました。

○やっぱりハードル高い

 そこで早速、Mister Kelly'sの入っているホテルについて調べてみました。
 まず、ホームページを開いてみたのですが、私のパソコン環境ではうまく表示できませんでした。
 それなら、直接電話で聞いてしまおうと104で番号を調べて電話してみました。
 すると、宿泊料金は許容範囲内、門限はなく入り口も24時間開いているので打ち上げ参加は可能、そして、確かにMister Kelly'sが入っていることも確認。
 そこで、10月24日にシングルルームを予約したいとお願いしたところ、その日はいっぱいだとぴしゃりと断られてしまいました。
 条件が良かっただけに、これにはものすごくショックでした。
 ああ、やっぱり大阪はハードル高いと実感。

 最初からつまずいてしまったので、この日の大阪のホテルはどこもいっぱいなのでは…と、ついつい悪い方に考えてしまいます。
 それでも後悔したくないので、とにかくやれるだけのことはやらなくてはと思い、1週間後、出かける予定が入っていたので旅行会社に行ってみることにしました。ちなみに私の場合、旅行のネット予約はページが複雑すぎてどうしても出来ないのですよね…。

 担当者の方はまず、こちらの旅行会社のパックにあるかもしれないということで、断られたホテルについて、空きがあるか見て下さいました。そうしたらやっぱりありませんでした。
 そのため条件に当てはまるホテルを検索してもらうことに。
 私の場合、知らない土地に行くとタクシーを利用することになるので、条件に合うホテルはかなり狭まります。
 上で挙げた条件、お値段とか門限がないとかの他、駅からものすごく離れたところも困るけれど目と鼻の先というのも困る(タクシーが行ってくれないので)。しかも、会場からもそのような条件ということになります。
 それで会場の住所を見せ、そういったかなり困難な条件で探してもらうことにしました。
 すると、
「ビジネスホテルにしては少し高いですが、条件に合うところが1軒あります」
ということでANAクラウンプラザホテル大阪という、全日空系列のホテルを紹介してもらうことが出来ました。
 確かに少し高めでしたが、8月に泊まった名古屋のホテルに較べたらものすごく安いし、全日空系列なら安心かも(二十数年前に金沢で泊まったことがあるのですが、とても良いホテルでした)ということで、予約をお願いすることにしました。
 そして担当者の方に、
「10月24日、シングルルームが取れました。」
と言われたとき、大きなハードルを一つ、超えたような気がしました。ああ行けるんだとじわじわ実感。その日は幸せすぎて夜中の1時まで眠れませんでした。

○ライブの予約も四苦八苦

 それから5日後、私は大阪に行くことをフェイスブックとtwitterで正式表明しました。
 ライブの予約はまだ開始されていなかったので、多分9月になってからだよねと思い、のんびりしていました。

 ところが、正式表明した翌日、名古屋で大変お世話になった恐妻家さんから、「予約始まっていますよ~」というメールを頂きびっくり。
 そこで、あれ?昨日見たときは予約はもうしばらくお待ち下さいになっていたのになあと思いながら、金吾さんのホームページのライブ情報を確認したところ、確かに予約受付中になっていました。

 Mister Kelly'sのライブはネット予約だと1割引になるという情報を知っていたので、ネット予約に挑戦してみることに。
 まず、会員登録をしなければいけないようで、これがなかなか複雑でちょっと手間取りましたが、無事に登録完了。
 次に、10月24日のネット予約をすることになるのですが、私の使っているネットリーダーというブラウザでは予約ページがうまくクリックできませんでした。
 なので、携帯の方が簡単に予約できるかも?と思い、やってみたのですが、私の携帯は古い通信システムしか対応していないのでこちらも出来ませんでした。
 そこで最後の手段、IEを使ってページを表示させてみることにしました。IEはネットリーダーに較べると使いにくく、文字入力がものすごく面倒なのですが仕方がありません。
 ところがこちらは音声が出なくて、全く話になりません。
 結論、私のネット環境ではネット予約は無理だということがわかりました。

 そこで翌日、電話予約をすることにしました。1割引にはなりませんが仕方がありません。
 で、何回か電話をかけてみたのですがなかなかつながりません。
 そう言えば2年前、初めて東京のBITに電話をかけて金吾さんのライブ予約をしようと思ったときもなかなかつながらなかったのよね。
 こんな事はよくあるのかもしれません。

 夕食後、ようやく電話がつながったのですが…、何ということ、私、間違えた場所にかけていたことがわかりました。間違い電話をかけてしまった方にはこの場を借りてお詫び申し上げます。

 そこでもう一度電話番号をしっかり確認し、ようやくMister Kelly'sにつなげることが出来、無事に予約完了。ああ、ライブの予約にもこんなに手間取るなんて。
 思わず私、
「これも大阪一拍一人旅のプロローグに書くネタを神様が与えて下さったのかも」と、ネットでつぶやいていました。

○心身不安定、台風が来る?、そして最後までアクシデントが

 9月25日、旅行会社に行って新幹線の切符とホテルの宿泊券を受け取ってきました。あとは旅行の日を待つばかり。

 しかしこの頃から、心身の状態が不安定になっていました。だんなさんの命日が近づくと、やっぱり色々な事を思い出してしまいます。
 日によっては何も手につかず、全く動けないときも。

 おまけに旅行の前の週の月曜日、日本の南海上に熱帯低気圧が2つあり、台風になる可能性が強く、来週中頃から日本に影響が出てくるという情報が入ってきました。来週中頃以降というと、旅行の日が赤信号です。愕然としました。

 予想通り、熱帯低気圧は2つとも台風になりました。でも、情報番組によっては、高気圧の勢力が強いので日本列島に近づく可能性は低いと言っていた所もあったので一安心。
 ところが翌日、天気予報を見ていた妹が、この台風、ふたご台風みたいだから2つともこっちに来るかもよ」と言っているのを聞いてまた心配になったり。

 そこで、1ヶ月はお試し期間で無料ということなので、携帯電話のウェザーニュースに登録し、頻繁にチェックすることにしました。そして、一つは沖縄の南で勢力が衰えて熱帯低気圧になり、もう一つは小笠原諸島から東の方に離れていく予想を見たとき、ああもう大丈夫だとやっと安心したのでした。

 心身の状態も、旅行の1週間前になってやっと上向きになってきました。宿泊予定のANAクラウンプラザホテルにも朝食や部屋への送り迎えサービスについて問い合わせ。とても親切に応対して下さり、かえってこちらのホテルに泊まることになって良かったかもと思いました。
 そんなわけで、よっぽど急なアクシデントがない限り行ける、ああ楽しみだと旅行の日を指折り数え、前の晩になりました。

 ところが、ほんとに最後の最後までアクシデントは起こるもので、夜に携帯電話でネットに接続しようとしたら、「このカードは認識できません」というメッセージが出て強制終了されてしまったのでした。
 私の携帯電話、今までも文字入力をしているとき、電話帳で検索をしているときにこういうメッセージが出たことがありました。でも、接続時に出たのは初めてなので本当にびっくりし、携帯電話が壊れてしまったのでは?と一瞬思いました。

 でも、電源を入れ直して再びネットに接続してみたらうまく行ったので、一安心。
 そして、こういうメッセージが出たときは電池パックを換えれば治っていたので、今回もそのようにしてみました。
 それでも、5~10回に1回くらい、「このカードは認識できません」というメッセージが出てしまいます。でも携帯が壊れたわけではないから…と思い直し、明日の朝は早いし1日中動くことになるので早めに就寝。

 で、やっぱり興奮しているせいかなかなか寝つけなくて、朝は4時にぱっちり目が覚めてしまいました。
 起床しなければならない時間まで暇だったので、携帯電話でネットにつないでみましたが、やはり時折、昨夜と同じ症状が出ました。
 それで以前、FB友達に、「フォーマカードの接触不良では?」と言われていたのを思い出し、フォーマカードを入れ直してみました。そうしたら一応、症状が出なくなり一安心。
 でも、携帯にもしもの事があったら今日、合う予定の皆さんと連絡が取れなくなるので、携帯を使うのは極力最低限にしなくてはと思いました。とにかくネットゲームはお休みしようと…。

 こんな風に最後までアクシデントだらけだった旅行の前。

 自宅の最寄りの駅の改札に入ったときはほっとしました。それでも、寝不足気味で頭は何となくぼうっとした感じだし。まあ、新幹線の中とホテルで少し休めるからいいか~。

 と思いながら、さあ、楽しい旅行の始まり~。((o(^-^)o))

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楽しくて幸せな空間 ~濱田金吾さん大阪ライブ2015年10月24日

2015-11-01 20:01:52 | えりかの徒然なるままに
 10月24日、またまた行ってきました。大好きな濱田金吾さんのライブ。今回で9回目なのですよね。
 今回も楽しい思い出を残しておきたいので、レポートさせていただきます。

 さて、今回は思い切って大阪に行ってきました。
 場所はMister Kelly'sという、大阪駅に近いライブハウス。ステージから見て左側、一番前の席に案内され、ゆっくりと楽しく観賞。

 オープニングは「Fool in the city」でにぎやかにスタート。この曲、オープニングになることが多いような…。

 それで感じたことは、こちらの会場は音響がいい!
 今回もバンドメンバーは来ておらず、金吾さんの弾き語りか打ち込みの「なんちゃって君(私が何人もいると思って下さいと、金吾さん、言っておられました)」を使っての演奏。オープニング曲はその「なんちゃって君」を使っていたのですが、バンドの演奏のような迫力ある音で、ちょっと感動。
 一番前ということもあったと思いますが、普通に歌う分には周りに声が聞こえてしまう心配もなさそうです。
 2曲目はやはりアップテンポの「Gipsy」。この曲を生で聴くのは初めてなので嬉しかったです。

 で、そのあとは金吾さんのMC。

 第1声はたしか、
「今年も六甲おろしを歌わなくてすみました。」
でした。
 というのは、もし阪神タイガースが優勝したら、こちらのライブで金吾さん、六甲おろしを歌うことになっているらしいのです。金吾さんはジャイアンツ一筋なので、絶対に歌いたくないんだろうなって思います。
 それで金吾さん、
「もしジャイアンツが優勝したら、皆さんに闘魂こめてを歌ってもらおうかな」
と言っていましたが、私はタイガースファンでもジャイアンツファンでもないもんって心の中でつっこんでいました。

 そんなわけで、今回も楽しい雰囲気で始まったライブ、3曲目からはお待ちかね、8月の名古屋のライブに引き続いてのグランドピアノの弾き語り。
 演奏された曲は、竹内まりやさんに提供された「Lonely wind」。雰囲気がおしゃれでとっても素敵でした。間奏部分、まりやさんバージョンに近いと思ったのは気のせい?

 それに、グランドピアノの音色はやっぱりきれいだなあ。
 じつは、今では指が動かなくて弾く自信がないため恥ずかしいので、こちらではほとんど書いたことがないと思うのですが、私は小学校3年から中学校3年までピアノを習っていました。そう言えば、中学3年の時の発表会ではジャズ風の曲を演奏したこともあったような…
 なので、ピアノやキーボードがすごくきになって、耳に入ってくるのですよね。金吾さんがどのように指を動かしているかは私の視力では見えないので、多分こんな風に動かしているのかな?と思って膝の上で時折、指を動かしてみたりもしていました。

 さて、そのあとも「American night」や「シーユーアゲイン雰囲気」「インクブルーの夜明け」など、大好きな曲を聴けて大感激。

 でもやはり、初めて生で聴けた曲は最高でした。

「次は倉橋ルイ子さんに書いたガス燈という曲をやります。知っている人」
と金吾さんが言ったので思わず手を挙げてしまった私。そして、
「動画で2回聴きました」
と言ってしまいました。そう、2回ほど聴いたら、いつの間にか動画が削除されてしまったのですよね。
「では、今回で3回目ということで。」
と、お返事を返していただき、とっても嬉しかったです。

で、曲が終わると金吾さん、 
「何て暗い曲なんでしょうね。」
 確かに…。昨年末のライブで聴かせていただいた「シャワールームのある風景」と何となく雰囲気が似ている曲です。なので大好き♪

 1-setのラストは初めて聴く「I cry for you」でした。
 昨年末のライブで、金吾さんつながりの友人の一人がリクエストしたそうですが、ボツになってしまったきょく、CD化されていない曲なので、いつかぜひ聴いてみたいと思っていました。またひとつ、夢が叶いました。
 で、聴いた感想は?
 アップテンポで明るくさわやかで、「私この曲好きだなあ」と思いました。暗い曲も好きだけど明るい曲も好きな私。この曲のCD化を希望します。

 こうして1-set終了。

 2-setの最初で、金吾さん、爆弾発言。
「私、死亡説が出たようで。」
 え~っ!そんなの嫌。
 何か最近、、元気でいて良かったとか、言われたのだそうです。

 そう言えば私も2年前、金吾さんの音楽と再会しCDを購入したあと、もっと情報が欲しくてネット検索をしたとき、ちょっとドキドキしたのですよね。元気でいらっしゃるのかなって…。
 なので今でも元気にライブ活動をされていることを知ったときは嬉しくて思わず声を上げてしまいましたっけ。そして今日、こうしてライブを聴きに大阪まで来ることが出来て、とてもありがたい気持ちになりました。ほんと、金吾さん、元気でいて下さって良かった。

 で、2-setで良かったのはピアノの弾き語りで聴かせて下さった「modern times」と「裏窓」です。

 「modern times」はとにかくおしゃれで、この曲、バンドで聴くのもいいけれどピアノ1本でも素敵だなって思いました。元々のメロディーラインが良いからなのかもしれません。

 「裏窓」は、バンド演奏で何回か生で聴いたことがあるのですが、名古屋のライブの打ち上げでどなたかが、「ピアノの弾き語りの裏窓はすごくいいよ」とおっしゃっていたのを聞いて、いつか聴いてみたいと思っていました。
 そして期待通り、ピアノに迫力があって素敵。何か、夜の裏町が目に浮かぶようでした。
 そう言えばこの「裏窓」、私が行っているカラオケボックスにあるので何回か歌ったことがあるのですが、一緒にカラオケに行っている友人が気に入ってしまい、彼女も時々歌っています。嬉しいことです。

 ところで、名古屋のライブの時と同じく金吾さん、
「何かリクエスト曲ある?」
と会場に向かって問いかけたのですが。
 名古屋は1年に1回なので、みんな必死になっているらしく、6曲ほどリクエスト曲が上がったと思うのですが、大阪のファンの方はわりとおとなしくて、「横顔のタクシードライバー」と「コールドスケッチ」の2曲だけがリクエストされました。
 ちなみに私はこういうとき、なかなか声を上げられないんですよね…。

 そこで金吾さん、ギターの弾き語りで「横顔のタクシードライバー」を歌い出したのですが、ワンフレーズ「インターチェンジを過ぎたあたりは信号待ちの車が増える」に「増える」を付け足して終わりにしてしまい、会場は大爆笑。
 私もついつい大笑い。そして、この先、「横顔のタクシードライバー」を聞くたびに、「増える増える」を思い出して笑いがこみ上げてくるかも?*更にこの曲は打ち上げでもちょっと話題になり聴くたびにますます笑いがこみ上げてきそうですが、このことは後日、日記のページにUP予定の旅行記にて。

 で、話を戻しますね。。
 そうしたら金吾さんは、
「初めて来た人にこういう曲だと思われたら困るからね」
といって、「横顔のタクシードライバー」のワンコーラスを熱唱。そして、
「コールドスケッチは練習していないからなあ~。」
と。そうですよね、やっぱり急には無理だよね…と私も思いましたが、このあとサプライズが待っていました。そのことは後ほど。

2-setのラストはこの時期の定番「海風通信」。もちろんこの曲、聴くのがとっても楽しみでした。 
 この曲の演奏前に金吾さん、こんなお話を。

 Mister Kelly'sでのライブは今回で12回目だそうですが、初めて(2回目かもしれません。記憶があやふやなので。すみません)こちらでライブを行ったときも、ラストは「海風通信」だったそうです。
 ところが、ライブの前に体調を崩してしまい、「果たして最後まで無事にやれるかな?」ととても不安だったそうで。でも、「海風通信」を歌っているとき、無事にやり終えたという満足感が込み上げてきたそうです。何か感動。
 そうか、「海風通信」にそんなエピソードが。これからこの曲を聴くときは心して聴かなくては。
 それにしても今日の金吾さん、絶好調じゃないのと思いました。「海風通信」すごく声が出ていたし。

 こうして2-set終了。そしてアンコールの拍手。
 ところが、アンコール曲はなかなか始まりません。そうしたら金吾さん、
「続けていて。辞めたら曲も辞めるよ。」
と言ったので私、一生懸命拍手していました。6月頃からずっと痛い左肩と左腕が痛くなってきましたが。ああ、やっぱり年かなあ。

 そして始まった曲はなんと、「コールドスケッチ」だったのでした。どうやらなんちゃって君に入っていたようで。
 多分、この曲は予定外だったと思います。リクエストした方は本当に嬉しかったでしょうね。
 初めて金吾さんのライブに行ったとき、私はあらかじめメールにて、「Bedside Moon」をリクエストしてあったのですが、アンコールの最後に弾き語りで歌って下さったときは体が震えるくらい、嬉しかったですもの。ふと、その時のことを思い出しました。 
 ともあれこの曲、手拍子しながら時々口ずさんで楽しませていただきました。

 アンコール2曲目は、「Bye Bye Mrs.december」。12月でなくてもこの曲やるんだ~と思いながら、こちらはほとんど全部、一緒に歌ってしまいました。楽しい~。

 そして正真正銘のラストは「Desperado」。私はカーペンターズで知っていたのですが。さすがに寂しくなりましたが、じっくりと聴かせていただきました。

 今回も暖かくて素晴らしいライブで、ああ、頑張って大阪まで来て良かったと何度も思いました。会場全体が楽しくて幸せな空間という感じでしたし。ありがとうございました。

 次回は12月に東京のBITのライブに参加予定です。ソロのライブに続けて2回参加したので、そろそろバンドのライブも恋しくなっています。久しぶりのBIT、楽しみです。((o(^-^)o))


濱田金吾さんの公式ホームページこちらのページより、2015年10月24日のライブのセットリストをご覧頂けます。

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