最近、やりたいこと、やるべきことが多すぎて1日があっという間です。誕生日からもう1ヶ月経ってしまったなんて、時の流れが速すぎる~。
その中でも、特に夢中になってしまっているのが読書です。最近は図書館で借りることも多いのですが、面白いものが多く、しかも貸出期限中に読まなくてはならないので、自由な時間を読書に費やすことが多いです。そのため、ブログの更新がすっかり滞ってしまって申し訳ありません。
さて、今読んでいる本…、実は3冊の本をいっぺんに読んでいるのです。読みたい本が多くてこうなってしまったのですよね…。
☆夢熊野 紀和 鏡
図書館で借りた、600ページ以上もある長い小説です。更新が滞っている最大の理由はこの本を読んでいるからです。
この小説は、鳥羽院の院生時代から源平合戦、鎌倉幕府成立までの時代を熊野の視点で描いた小説です。熊野は源平合戦に大きな影響を与えましたし、源行家や平忠度などの人物との関係も深いので、以前から関心がありました。なのでとても興味深く読んでいます。もう少しで読み終わるので、「図書室3」で紹介できたらいいなと思っています。
☆女人源氏物語 瀬戸内寂聴
以前、こちらの記事で紹介したことがある本です。タイトル通り、「源氏物語」に登場する女性たちの語りによって「源氏物語」のストーリーが展開するという、ちょっとユニークな形の「源氏物語」です。
私は24歳の時にこの本を初めて読み、それまで読んだどの現代語訳よりもわかりやすかったので、すっかり「源氏」の虜になってしまいました。今年が源氏物語千年紀ということもあり、昨年の秋頃から再読し始め、他の本を読みながら少しずつ読み進めています。一編一編が一応独立しているので、一気に読まなくても話が通じるので助かっています。現在ようやく、第3巻の3分の2くらいまでを読み終わりました。「源氏物語」の巻名で言うと、「藤裏葉」までを読み終えたことになります。
この「女人源氏物語」は、女性たちの語りということで、瀬戸内さんによる創作も所々に織り込まれていて楽しいです。
例えば、玉鬘と髭黒の大将の恋の手引きをした弁のおもとの姉が紫の上に使えており、そのさえだという女房も髭黒の大将の手引きの手伝いをしていました。もしこのことが光源氏にばれたらさえだにどんなおとがめがあるか恐ろしいので黙っていよう…と紫の上が言っていますが、こうした女房同士のつながりはこの時代よくあったことなので、なるほどと思いました(紫上のかたる「梅枝」)。
近江の君は、高貴な殿の落としだねということで、少女時代にはしっかりと教育を受けていたという記述も面白かったです。でも、彼女は都では「教養がない」「姫様らしくない」ということでみんなに馬鹿にされてしまうのですよね。(近江の君のかたる「常夏」)。この「常夏」という章は、近江の君の視点で書かれているのでとっても面白いです。
さて、このあとはいよいよ女三の宮の登場です。二十代の頃は女三の宮がどうしても好きになれませんでしたが、今は結構愛着があるので、これから先も読むのが楽しみです。
☆アメリカ50州を読む地図 浅井信雄
日本史とも古典とも全く関係のない本です。昨年は、歴史・古典以外の本って1冊も読まなかったのではないかしら。でも今年は、「ちりとてちん」に続いて2冊目です。
最近、アメリカ大統領選挙の予備選が話題になっているので、「そう言えばこんな本も持っていたのでは…」と思い、本棚の奥から取り出して手に取ってみました。アメリカ合衆国の50の州の一つ一つを取り上げ、その州の地理、歴史などを簡単に解説しています。私は少額高学年から中学時代、アメリカの少女小説を愛読していたので興味深く楽しく読んでいます。たまには違ったジャンルの本を読むのも気分転換になりますね。
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その中でも、特に夢中になってしまっているのが読書です。最近は図書館で借りることも多いのですが、面白いものが多く、しかも貸出期限中に読まなくてはならないので、自由な時間を読書に費やすことが多いです。そのため、ブログの更新がすっかり滞ってしまって申し訳ありません。
さて、今読んでいる本…、実は3冊の本をいっぺんに読んでいるのです。読みたい本が多くてこうなってしまったのですよね…。
☆夢熊野 紀和 鏡
図書館で借りた、600ページ以上もある長い小説です。更新が滞っている最大の理由はこの本を読んでいるからです。
この小説は、鳥羽院の院生時代から源平合戦、鎌倉幕府成立までの時代を熊野の視点で描いた小説です。熊野は源平合戦に大きな影響を与えましたし、源行家や平忠度などの人物との関係も深いので、以前から関心がありました。なのでとても興味深く読んでいます。もう少しで読み終わるので、「図書室3」で紹介できたらいいなと思っています。
☆女人源氏物語 瀬戸内寂聴
以前、こちらの記事で紹介したことがある本です。タイトル通り、「源氏物語」に登場する女性たちの語りによって「源氏物語」のストーリーが展開するという、ちょっとユニークな形の「源氏物語」です。
私は24歳の時にこの本を初めて読み、それまで読んだどの現代語訳よりもわかりやすかったので、すっかり「源氏」の虜になってしまいました。今年が源氏物語千年紀ということもあり、昨年の秋頃から再読し始め、他の本を読みながら少しずつ読み進めています。一編一編が一応独立しているので、一気に読まなくても話が通じるので助かっています。現在ようやく、第3巻の3分の2くらいまでを読み終わりました。「源氏物語」の巻名で言うと、「藤裏葉」までを読み終えたことになります。
この「女人源氏物語」は、女性たちの語りということで、瀬戸内さんによる創作も所々に織り込まれていて楽しいです。
例えば、玉鬘と髭黒の大将の恋の手引きをした弁のおもとの姉が紫の上に使えており、そのさえだという女房も髭黒の大将の手引きの手伝いをしていました。もしこのことが光源氏にばれたらさえだにどんなおとがめがあるか恐ろしいので黙っていよう…と紫の上が言っていますが、こうした女房同士のつながりはこの時代よくあったことなので、なるほどと思いました(紫上のかたる「梅枝」)。
近江の君は、高貴な殿の落としだねということで、少女時代にはしっかりと教育を受けていたという記述も面白かったです。でも、彼女は都では「教養がない」「姫様らしくない」ということでみんなに馬鹿にされてしまうのですよね。(近江の君のかたる「常夏」)。この「常夏」という章は、近江の君の視点で書かれているのでとっても面白いです。
さて、このあとはいよいよ女三の宮の登場です。二十代の頃は女三の宮がどうしても好きになれませんでしたが、今は結構愛着があるので、これから先も読むのが楽しみです。
☆アメリカ50州を読む地図 浅井信雄
日本史とも古典とも全く関係のない本です。昨年は、歴史・古典以外の本って1冊も読まなかったのではないかしら。でも今年は、「ちりとてちん」に続いて2冊目です。
最近、アメリカ大統領選挙の予備選が話題になっているので、「そう言えばこんな本も持っていたのでは…」と思い、本棚の奥から取り出して手に取ってみました。アメリカ合衆国の50の州の一つ一つを取り上げ、その州の地理、歴史などを簡単に解説しています。私は少額高学年から中学時代、アメリカの少女小説を愛読していたので興味深く楽しく読んでいます。たまには違ったジャンルの本を読むのも気分転換になりますね。
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