平安夢柔話

いらっしゃいませ(^^)
管理人えりかの趣味のページ。歴史・平安文学・旅行記・音楽、日常などについて書いています。

東京一泊一人旅 東京編

2014-05-25 10:45:36 | えりかの平安な日々 10~18
 東京一泊一人旅 往路編の続きです。

 ホテルから乗ったタクシーの運転手さん、予想通り(?)、濱田金吾さんのライブ会場のBACK IN TOWNを知りませんでした。それでも住所を告げると、カーナビで行って下さいました。
 でもやっぱり入り口がわからなかったようで、それでも嫌な顔一つせずに探してくれました。ちょうどあらかじめ電話をしておいたので、昨年の9月に私の金吾さんに関するtwitterを見つけて下さり、公式ホームページの掲示板に誘って下さった大恩人、mimiさんが迎えに出てきて下さっていて、無事に会場に入ることが出来ました。本当にありがとうございました。

 こうして一番前のテーブル席についた私、道中、トラブルに巻き込まれることもなく、強い不安症状が出ることもなく(こちらも心配だったのですよね)、無事にたどり着くことが出来ました。もしかしたらだんなさんが蔭で守っていてくれたのかも。

 しばらく満足感に浸っていたのですが、時計を見ると6時10分。7時からはライブに集中したいので、そろそろ食事を注文しないと間に合わない時間です。
 でも、周りのテーブルには人がたくさんいるし、店員さんを呼ぶのに大きな声を出すのはちょっと恥ずかしい。どうしよう…としばらく迷いましたが、思い切って店員さんを呼ぶことにしました。「すみません!」という私の声に、一瞬周りの視線が注がれたような気もしましたが、気にしない気にしない。

 昨年末はマグロ丼を食べましたが、今回は他のものがいいなあ。確か食べるのに簡単そうなチャーハンみたいなものもあったし、と思ったのですが、誘惑に負けました。やはり大好きなパスタにすることに。
 注文したのは「本日のパスタ」になっていた、魚介とキノコのガーリック風味パスタでした。
 そう言えばランチもパスタだったのよね。でも、ランチに頂いたのは和風のパスタなのでいいか~と思いました。

 と言うわけでパスタをおいしく頂きました。お昼に食べたツナおろしのパスタとは味も材料も全然違っていたので良かったです。

食べている間もお客さんが次々に席に案内されていました。もしかしたらこの中には、金吾さんの公式ホームページの掲示板の常連さんや、FBでよくお名前をお見かけする方もいらっしゃるのだろうなと思いました。

 食事が終わるとドリンクのウーロン茶を飲みながらくつろいでいました。するとmimiさんが、昨年末のライブの時、隣のテーブルにいらしたいけ&キャサリンさんがいらしていることを教えて下さいました。ぜひお話ししたかったので、mimiさんに席まで連れて行っていただきました。

 こうしてしばらくお二人とおしゃべり。私のことを覚えていて下さって嬉しかったし、昨年末には拙掲示板に書き込みも頂いていたのでそのお礼を言うことも出来ました。
 2年前に主人を亡くして精神的にとても落ち込んだこと、今も実家のお世話になっていうこと、昨年の9月に引っ越しの荷物の中に金吾さんのテープがあるのを見つけてカードに移して聴いていたらまるで引き寄せられるように幸せな気持ちになり、「この方の曲をずっと聴いていたい」と思ったこと、そのあとCD
を購入し、検索で公式ホームページを見つけたこと、金吾さんの音楽に引き寄せられなかったらここまで元気にはなれなかったと思うので、、金吾さんには感謝しても感謝しきれないことなど、mimiさんが、「もうすぐはじまるので」と私を呼びに来るまでたくさんお話ししました。今考えると私ばかりしゃべりすぎてしまったかなと、ちょっと反省ですが、色々お話しを聞いて下さってどうもありがとうございました。

 こうして楽しみにしていた金吾さんのライブが始まりました。なお、ライブの詳細はこちらの記事をご覧下さいませ。

 昨年末も感じたのですが、会場の雰囲気はとてもフレンドリーで暖かかったです。私は初対面の方とお話しするのがとても苦手なのですが、mimiさんが紹介して下さったMさん、FBでよくお名前を拝見していたKさん、Sさんとも少しお話しでき、とても嬉しかったです。

 そして今回も、金吾さんと直接お話しできました。(^^)

 ライブが終わったあと、「海風通信、聴けてよかったね。」とお声をかけて頂きました。
 更にダニーさんのCDを買うときもお話ししましたし、帰り際にもお話しし、長く握手をして下さいました。金吾さんはファンとの壁を作らない人だと以前に聞いたことがあったのですが、本当にその通りと実感。ありがとうございました。

 帰りのタクシーの運転手さんも感じのいい人で一安心、最高に幸せ気分でホテルの部屋に戻ってきました。

☆ホテルに戻って参りました。今回も、夢のようなひとときを過ごすことが出来ました。出会えたことに感謝。ありがとうございます。
      (4月26日22時39分)

 とにかく引き寄せられた運命と、こうしてライブに来ることが出来たことをありがたく思いました。「出会えたことに感謝」は私の素直な気持ちです。

 そのあとしばらくFBで友達とやりとりしていましたが、廊下から突然、外国語の大きな話し声が聞こえてびっくり。英語やフランス語やスペイン語でもなければ、中国語や韓国語とも違うような感じでした。ちょっと怖くなって、部屋の鍵がしっかり閉まっているかを確かめに行きました。無事にしまっていることを確認し一安心。一人なので戸締まりはしっかりしなくてはと、肝に命じた私です。
 それでもホテルのシングルルームというのはいつもと違う空間なので、結構居心地が良いなと思いました。

 ネットをやったり夜食のサンドイッチを食べたり着替えをしたり化粧を落としたりして、携帯の目覚ましを7時半にセットして執心したのは12時半でした。でも、気持ちが高ぶっていてなかなか寝つけません。眠りは浅かったのに翌日は6時半には目がぱっちり覚めてしまいました。幸せすぎて眠れなかったのでしょうか。

 身支度をしながらテレビでも見ようかと思いましたが、リモコンがどこにあるかわからないので、持ってきた携帯用プレーヤーで音楽を聴くことに。内蔵メモリに「Golden best☆濱田金吾」が入っていたのを思い出し、かけてみました。曲はもちろん「海風通信」(^^)、聴いていたらすっかり幸せ気分になり、2回も聴いてしまいました。
 そんなときふと、携帯電話の充電量を確かめると、電池残量が2になっていてびっくり。やはり電池の携帯用充電器は弱いのかと思い、もう一度コンセントを探してみることに、。もしかしてテレビの裏にあるかなと思ったら、ありました。でも、コンセントには全部、電気コードが刺さっていました。仕方ないので1本コードを抜き、携帯電話の充電コードを刺し、ようやく充電を開始することが出来ました。

 8時に朝食のために食堂へ。食堂の方が私を席まで誘導して下さいました。こちらでも感謝です。
 朝食は昨年末と同じく洋食を選択。ロールパンとハムエッグとサラダ、ヨーグルト、紅茶をおいしく頂きました。でも、今度来たときは和食を食べてみたいなあ…と思ったりしましたが。

 こうして10時ちょっと前にホテルをチェックアウト。色々お世話になり、ありがとうございました。さあ、いよいよ帰り、新宿駅がちょっと心配ですが、きっと何とかなるって。

復路編に続く。

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夢で会えて幸せ

2014-05-24 18:42:26 | えりかの平安な日々 10~18
 現在、先月の東京一泊旅行の旅行記をゆっくり連載中ですが、「このことはどうしてもブログに書いておきたい」と思ったので、書かせていただきます。

 よく、だんなさんの夢を見ます。一緒に旅行をしていたり、病院に入院していて元気がなかったり、色々なのですが、夢に出てくるといつも思うことは、「だんなさんはもういないのにどうして?」ということ。そして、目が覚めると「やっぱりだんなさんはいないんだ」と思い知らされ、とても寂しい気持ちになります。

 でも今週の水曜日の明け方に見た夢は、私を元気にしてくれました。

 だんなさんは夢の中に突然現れて、「帰ってきた」と言ったのです。それで私は
「透析はどうするの?」
と聞いたところ、
「やらない。もうあそこではやりたくない。やるならKクリニック(だんなさんが骨折するまで約10年間お世話になっていた透析クリニック)でやる。」
と言いました。で、私、
「うん、それでいいんじゃないの。」
と言いました。だんなさんが最後の3ヶ月間、透析を受けていたクリニック、前にも少し書いたことがありますが、病院との相性があまり良くなかったのですよね。通い始めて2ヶ月くらい経った頃から、行くのを怖がっていました。うん、よっぽど嫌だったのねと思いました。

 それで私、実家に帰る前に病院に挨拶に行ったところ、2つの病院の態度が全然違っていたことを話しました。
 Kクリニックでは院長先生が直接会ってくれたのですが、最後の3ヶ月間透析を受けていた病院は院長先生が出てこなかったこと。帰り際に看護師さんが「先生にあって行かれますか?」と聞いてきたので断ったことも話しましたが。
「ああ、そんなもんだ。」
ですって。

 透析の話が終わったあと私は突然、「金吾さんの話をしなくては。」と思ったのです。それで、
「私、本気で応援したいアーティストさんが出来たんだよ。この前、ライブにも行ってきたし。」
と言ってみました。そうしたら、
「ほう、そうか。」
と言ってくれたので、昨年の9月に起こったことを順を追って話し始めました。話しているとき、何かすごく嬉しかったです。だんなさんはうんうんとうなずきながら聞いてくれました。
 でも、公式ホームページの掲示板に書き込みをしたらご本人からお返事を頂いて嬉しかったことまでを話したところで目が覚めてしまいました。

 それでもいつものような寂しい気持ちはなく、とても幸せな気持ちでした。

 私は今の自分のこと、特に金吾さんのことをだんなさんにたくさん話したいと思っていました。もちろんかなわないことですけれどね。でも、たとえ夢の中ででも少し話が出来て嬉しかったです。

 ちょうどこの日は友人とカラオケに行く約束をしていたので、幸せ気分で出かけました。そして友人にこの夢のことを話したら、
「きっと、安心して帰ってしまったんだね。それと、ちょっと焼きもちもあったかも?」
と言われました。

 いずれにしても、何か、だんなさんが私のことを本当に見守ってくれているような気がしました。

 私は諸事情でだんなさんの供養もお墓参りもほとんど出来ないでいます。これはとても申し訳ないと思っています。

 なので私は3日に1回、「市に設備のしっかりした新しい透析病院設置か市民病院の透析室拡張を」と、twitterでつぶやいています。このことを定期的につぶやき始めて間もなく1年になろうとしています。
 市に透析クリニックが1軒しかなかったため、だんなさんはとても苦労をしました。詳しくは書けませんが、思い出すと怒りがこみ上げて来ることもあります。
 もちろん、医療問題は透析だけではありませんので、実現は難しいと思っています。でも、こうしてつぶやくことがだんなさんへの供養ではないかなと。お墓参りをしたりお経を上げることももちろん大切ですが、このような供養の仕方もあっていいような気がします。

 と、色々書いてきましたが、だんなさんには、夢に出てきて話を聞いてくれてありがとう、これからもずっと見守っていてねって言ってあげたいです。

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東京一泊一人旅 往路編

2014-05-19 17:34:28 | えりかの平安な日々 10~18
 4月26日・27日、いつも元気と幸せをたくさん頂いている濱田金吾さんのライブに参戦するため一泊で東京に行ってきました。

 昨年末は友人2人と一緒に行ったのですが、今回は友人たちが都合がつかなくて私一人。でも、昨年末と同じ楽しい思いを味わいたくて、思い切っていくことにしました。最初から最後までの一人の一泊旅行は生まれて初めて、昨年9月に一人で京都に行きましたが、京都ではずっと友人たちと一緒でしたし、ゲストハウスにも5人で泊まったので、一人でホテルに泊まるのも生まれて初めてです。
 そんなわけで楽しみ7割、不安3割の複雑な気持ちで前の晩はなかなか寝つくことが出来ませんでした。やっと寝ついたと思ったら目が覚めたりして、朝起きたときは少し眠い感じがしました。でも、トータルで6時間くらいは寝ているはずなので大丈夫だよね。

 最寄りの駅までは母に送ってもらうのですが、送り迎えの時間の都合などもあるし、出発までの時間を慣れたところで過ごす方がいいので、少し割高になりますが、新幹線の切符は静岡から買ってありました。
 なのでまず電車で静岡に移動。昼食まで駅の喫茶店で紅茶でも飲みながら過ごそうと思っていたのですが、ホームから改札に降りるまでちょっと手間取り、改札を出たときは10時35分。11時に駅ビルの食堂街が開くので喫茶店に入ってもすぐに出なければならないので、駅ビルの中で待つことにしました。そこで4階にベンチがあったのを思い出し、そちらで食堂街の開店を待つことに。

 4階のベンチでtwitterを更新。

☆時間があるので静岡に来ました。今からランチを頂く予定。でもあまりおなかが空いてないのよね。やっぱり胸がいっぱいなのかも
      (4月26日10時42分)

 それでも食事を取らないとおなかが空いてしまうので11時になると食堂街に移動。昔、だんなさんとよく一緒に入ったスパゲッティのお店に入って、ツナと大根おろしとなめたけのスパゲッティとサラダと紅茶を注文。おいしく頂きました。意外と食べられるものですね。

 食事が終わると駅の売店へ。昨年末、ライブが終わったあととてもおなかが空いてしまったので、夜食用にサンドイッチを購入。そして新幹線の改札口へと向かいました。駅員さんのいる改札がなかなか見つからなくて少し手間取ってしまいましたが。

 今回も、年末に行ったときと同じく、誘導をお願いすることにしました。目の調子もあまり良くないし、乗換駅を一人で歩く自信ないし。新宿まで行きたいと告げたとき、なぜか胸がわくわくしました。
 新幹線の時間までちょっと間があったのでまず、待合室に誘導してもらいました。そこでtwitterを更新。

☆駅の待合室ナウ。このあと新幹線で東京に向かいます。胸がドキドキしています。頑張れ私。
      (4月26日 12時33分)

 一人で東京に泊まりがけでライブを見に行くなんて、昔の私、いや、1年前まで夢にも思わなかったことでした。私にしてはものすごいことをやろうとしているわけで、それで胸がドキドキ。もちろんライブも楽しみでわくわくしていますが。

 そうこうしているうちに駅員さんが待合室に迎えに来て下さり、予定通り12時52分発のこだま号に乗り込みました。いよいよ出発です。

☆新幹線ナウ。行って参ります。
      (4月26日13時1分

 FBの方で返信などをしていたので少し書き込みが遅くなってしまいましたが。

 ゴールデンウイークの初日なので込んでいると思い、指定席を取ったのですが意外に空いていて、私の隣はついに品川まで誰も座ってきませんでした。

 新幹線の中ではもちろん、金吾さんを聴いていました。もうすぐこの方の素敵な演奏と歌が生で聴けると思うとわくわく。そして、行きたくても都合がつかなくて行けない何人かの友人たちのためにも、絶対に一人で会場にたどり着いて楽しまなくてはと思いを新たにしました。

 新幹線は1時間20分ほどで乗り換え駅の品川に到着。こちらでも駅員さんが待っていて下さいました。誘導していただき、山手線のホームへ。途中、焼き肉のようないいにおいがしておなかが空いたような感じになってびっくり。「これは、会場に出かける前にサンドイッチを少し食べた方がいいかも」なんて思いながらホームに到着。

 山手線の電車の中では、新幹線の中のようにゆっくり音楽を聴く余裕はありませんでした。何しろ都会は恐ろしいというイメージがあるので、荷物をしっかり抱え込み、乗り越さないようにと電車のアナウンスに耳を傾け、神経をとがらせていました。そして15分ほどで目的地の新宿駅に到着。こちらでも誘導の駅員さんが待っていて下さいました。

 今日は誘導していただいているので良いのですが、明日は新宿駅の改札まで一人で来なければならないので、改札を出てから駅の出入り口までの道順をしっかり頭にたたき込みました。そして無事にタクシーに乗り込むことが出来ました。

 タクシーに乗り込んで、行き先の今夜の宿泊ホテルの名前を言ったら場所がよくわからないとのこと、そこで私は、頭にたたき込んであったホテルの住所を告げましたが、もし万が一間違っていたら大変なので携帯電話で確認、確かにその通りだったので、カーナビにて行ってもらうことにしました。
 タクシーの運転手さんが感じの悪い人や怖そうな人だったらどうしようというのも心配の種でしたが、幸いとても親切な人でした。ホテルの場所がかなりわかりにくくて探すのにも苦労したのですが、嫌な顔一つせずに探して下さり、無事に到着。感謝です。

 こちらのホテルは昨年末にも泊まっているので、入り口を見て、確かにここだと安心しました。本当は3時半にならないと部屋に入れないのですが、この日はすでに掃除が済んでいたのですぐに入ることが出来ました。
 ただ小さなホテルなので部屋までの案内はなしです。私の部屋は2階の11号室、まずエレベーターで2階に上がり、ドアに書いてあるであろう部屋番号を一つ一つ確認しようと思ったのですが、視力の弱い私はどこに書いてあるのかわからない。そこでフロントに電話しようかと思ったのですが、エレベーターの方から人の気配がしたので、「すみません」と声をかけてみました。幸いどなたかいらしたので、211号室はどこかと尋ねてみたら、親切に連れて行って下さいました。ありがとうございました。

 こうして無事に部屋までたどり着くことが出来ました。本当に色々な方のお世話になってここまで来れたなあって感じです。

 さて、部屋に入ってまずやったことは冷蔵庫を探してサンドイッチを入れることでした。冷蔵庫はすぐに見つかって一安心。
 次に携帯電話を充電しようと思い(何しろ道中でたくさん使いましたから)、コンセントを探したのですが見当たりませんでした。そこで仕方がないので電池の携帯用充電器で携帯電話を充電することに。電池の携帯用充電器を持ってきて本当に良かった。

 携帯電話を充電しながらしばらくネットを見たり書き込んだりしたあと、まだ時間があるので1時間くらい一眠りしようと思い、携帯電話のお知らせタイマーをセットし、ベッドに横になりました。でも、興奮しているせいか全然眠れません。それでも体の力を抜いて横になっているだけでもリラックスできるような気がして良かったです。

 それでも40分くらいで起き上がり、おなかが空いていたのでサンドイッチを二切れ食べ、服装を整えて化粧をし直しました。ショルダーバッグを肩にかけ、いよいよライブ会場に乗り込みます。ライブへの大きな期待と、会場にたどり着けるかという少しの不安、相変わらず胸がドキドキしていました。

東京編に続く。

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                    (

夢のような夜ふたたび ~濱田金吾さんライブ2014年4月26日

2014-05-14 18:41:34 | えりかの徒然なるままに
 2014年4月26日、東京新宿区のBACK IN TOWNで行われた濱田金吾さんのライブに行ってきました。

 今回は昨年末に一緒に行った友人たちが都合がつかなくて私一人での参加、しかも席は一番前のテーブル席。舞台が近くて驚きました。

 さて今回のライブは、昨年末のライブでもギターを担当された松下誠さんと2人だけのライブということ。私はやはり昨年末、エフエム世田谷で放送された番組で、お二人のギター2本での素晴らしい演奏とボーカルを聴いていましたので、今回も楽しみにしていました。そして期待通り、とても素敵なライブでした。私の備忘録も兼ねてレポートさせていただきます。

 第1部はこのライブの11日前に逝去されたご友人のダニー石尾さんが得意だった曲「500 miles」に続いて「May sick」で始まりました。「May sick」は金吾さんのファーストアルバムに収録されているロック風の曲なのですが、ギター2本での演奏、とても感じが良くて、すっかりお二人の世界に引き込まれていきました。
 そして3曲目は大好きな曲「April fool」切ない曲なのですけれどね。
 金吾さんは季節感をとても大事にされる方なので、ライブではこの時期にしか聴けない曲だと思います。ラッキーでした。(^^)

 第1部で一番感動したのは「Listen baby」。
 この曲は昨年末のライブでも演奏されて、アレンジがおしゃれで感動したのですが、ギター2本でのアコースティックバージョンも素敵でした。何よりも、金吾さんと誠さんのさびのコーラスがとても息が合っていて大感激。曲が終わったあと、どなたかが「最高!」と叫んでいましたが、わたしも「ほんと最高」と口から漏れていました。小さい声だったですけれどね。

 演奏もさることながら、35年間も親交があるというお二人のおしゃべりも最高。何度も笑ってしまいました。
 特に印象深いのは誠さんが金吾さんの家の電灯を壊してしまった話。
 お部屋の照明器具って、ひもがつる下がっていますよね。我が家にもたくさんあるのですが。誠さん、そのひもを引っ張ってひもを切ってしまい、電灯が消えたままの状態になってしまったのだそうです。
 その話を誠さんがしていたら金吾さん、
「電灯からつる下がっているひもなんか普通引っ張るか?掛川ではやるかもしれないけれど都会人はやらないよ。」

 え~っ、やるんですけれど…。
 電灯って普通、ひもを引っ張ってつけたり消したりしませんか?
 私もだんなさんと一緒に暮らしていたとき、2回ほど電灯のひもを引っ張ったら切れてしまい、電灯が消えたままの状態になってしまったことがあります。最近は母がそれをやりました。2日間ほど、寝室の電灯がつかなくて不便だったなあ。
 ちなみに掛川出身の誠さんは私と同県人でもあります。しかも掛川と、私が以前住んでいた島田はそれほど離れていません。最近はリモコンやスイッチを使って電灯をつけたり消したりするのが主流なのでしょうか?
 そんなわけであまり大きな声で反応すると、田舎物だと思われるかな?と思って、小さな声で「普通やるけどなあ」と言っていました。だからこちらでしっかり反応させていただきます。(^^)

 さて、第1部が終わると15分ほどの休憩。ああ、もう半分終わってしまったのねと思うとちょっと寂しくなりましたが。

 第2部の始まりは誠さんのボーカルによる「When Sunny Gets Blue」。誠さんのボーカルが聴けるなんて貴重だと思いました。
 続いて同じく誠さんのボーカルによる「And I Love Her」と金吾さんのボーカルによる「While My Guitar Gently Weeps」。いずれもビートルズの曲なのですが、この2曲、昨年末のエフエム世田谷の番組でお二人が演奏した曲なのです。まさか生で聴けることになるなんて夢にも思いませんでした。

 こうして誠さんのボーカルやカバー曲が演奏されたあと、金吾さんのオリジナル曲「Piano man」が演奏されました。この曲は以前にも書きましたように、私が金吾さんの音楽と出会うきっかけになった大切な曲。今回も聴くことが出来て嬉しかったです。

 そのあと、どちらも大好きな「American Night」と「Sunrise Sunset」が演奏されました。それにしても、金吾さんのオリジナル曲になると自然に口が動いてしまった私。歌詞をしっかり覚えてしまっているということなのですよね。

 ところがこの2曲のあと、金吾さんの口から出た言葉は「次が最後の曲です。」でした。思わず「えーっ」と言ってしまいました。

 その最後の曲は誠さんの選曲で、普通なら今の時期には絶対に歌わない曲とのこと。いったいどんな季節外れの曲なのかと思ったら、
海風通信
とのこと。思わず私、「嬉しい~」と口から出ていました。この曲は「Bedside moon」「夜風のインフォメーション」と並んで、好きな曲ベスト3に入るくらい、大好きな曲なのですから…。

 そうしたら「嬉しい?」と金吾さんに話しかけられ、びっくりしてしまいました。それでも私は、「嬉しいです!」と大きな声で返事することが出来ました。最高に幸せな瞬間でした。

 この曲の歌い出しは
「特別な理由はないけれど10月の渚で別れよう」
つまり秋の歌なのです。なので今回のライブでやって下さるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったです。昨年末の「Bedside moon」同様、体が震えました。本当にありがとうございました。

 こうして第2部終了。
 でもやっぱりもっと聴きたいよね、ということで、会場中がアンコールの拍手。
 アンコールの1曲目は「Portrait Woman」手拍子で盛り上がり、私も楽しい気持ちになりました。

 1曲目終了後、初めの方でも少し触れましたが、11日前に肝臓ガンのため逝去された金吾さんのご友人、ダニー石尾さんのお話しになりました。

 ダニーさんは45年ほど前、「小さな日記」「希望」といったヒット曲があるフォー・セインツというグループのメンバーとして活躍され、グループ解散後ソロとなって音楽活動をされていた方です。1993年から20年間、サッカーJリーグの鹿島アントラーズのスタジオDJとしても活躍されました。
 最近は代々木のGreen Spotというお店で月1回ライブをしており、金吾さんが各月でサポートをなさっていたそうです。

 ちなみに…、
 私より13歳年上のだんなさんは生前、「小さな日記」と「希望」をカラオケで歌ったことがあったので、フォー・セインツは絶対に知っていたはずです。もしかするとダニーさんのことも知っていたかもしれません。今となっては確かめることが出来ませんが。

 話をライブの方に戻しますね。

 金吾さんがお話ししていたダニーさんとの思い出話、ダニーさんのギターを引きながら歌われた「Danny Boy」、さらにダニーさんへの提供曲「Dear Song」を聴きながら、金吾さんがダニーさんのことをどんなに大切に思っていらしたかが伝わってきて感動してしまいました。

 それからこんな事もおっしゃっていました。
「死んでしまったら周りの人が悲しむよ。みんな元気で、10年経っても50年経ってもここに来ようよ。」

 大切な人を亡くした悲しみがよくわかるだけに、この言葉は心にしみました。

 こうして感動のうちにライブ終了。

 会場ではダニーさんのアルバムCDが売られていました。

 このうち、「Dear Songs」というアルバムは金吾さんがプロデュースしているのですが、このアルバムが出た頃、ラジオ出演したダニーさんが、金吾さんと一緒に仕事をしたことを番組でお話しされたのだそうです。そうしたら、昔、金吾さんを聴いていた人たちから反響があり、このことが金吾さんがライブ活動を再開するきっかけの一つになったのですって。
 なので私が今、このライブ会場にいるのはダニーさんのおかげでもあるわけで、世の中って色々なことがつながって成り立っているんだなあと思ったら、ダニーさんに手を合わせてお礼を申し上げたい気持ちになりました。

 そんなわけで「Dear Songs」を購入しました。帰宅して聴いてみましたが、とても良かったです。金吾さんのコーラスが入っていたのも嬉しかったですし、提供曲も3曲、収録されていました。聴けば聴くほど味が出てくる、そんなアルバムです。

 今回も昨年同様、笑いあり感動あり、素敵な音楽と楽しいおしゃべりのあっという間の3時間でした。次回は7月末に友人たちと参加予定、楽しみです。(^^)

濱田金吾さんのofficial websiteこちらのページから、2014年4月26日のライブのセットリストをご覧頂けます。

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近況 今年のゴールデンウイーク

2014-05-10 20:36:38 | えりかの平安な日々 10~18
 1ヶ月近く更新しないでいたら、いつの間にかゴールデンウイークも終わってしまいましたね。皆様は今年のゴールデンウイーク、いかがでしたか?

 私は、ゴールデンウイークの前半、4月26日と27日に1泊2日で東京に行ってきました。昨年末と同じく、いつも元気と幸せをたくさん頂いている濱田金吾さんのライブに参戦するためです。

 今回は友人たちが都合がつかず、私一人での参加でした。最初から最後まで一人の一泊旅行は初めて、もちろん、一人でホテルに泊まるのも初めての経験です。でも、昨年末と同じ楽しい気分を味わいたくて、思い切って行動することにしました。
 その結果、無事に行って来ることが出来、とても楽しい思いをすることが出来ました。後に書く理由などから遅くなってしまいましたが、これから記事を用意し、ライブレポートと旅行記をUPしようと思っています。

 このように楽しい思い出を作ることが出来たゴールデンウイーク前半でしたが、やっぱり疲れが出たのでしょうね。

 5月1日に、いつもの病院と友人とのランチ&お茶のため静岡まで行ったのですが、その日はいつになくとても疲れてしまいました。そうしたら次の日から喉がひりひり痛み出し、咳が出るようになってしまったのです。
 考えてみたら4月29日頃から喉が渇いたような感じと鼻水が出る症状がありました。いつもならこういうとき、風邪薬を一粒飲むのですが、今回は飲みませんでした。完全に油断ですね。

 そんなわけでゴールデンウイーク後半は薬を飲んでずっとおとなしくしていました。

 考えてみると私、ここ2,3年、よく風邪をひくようになりました。ただ、いつもの病院から処方されている風邪薬が効くようで、それほどひどくはならないのですが。今回も薬が効いてくれて、今では時折、咳が出る程度です。

 でも考えてみたら4年前、ちょうどこの時期に風邪をひいたのですが、治ったと思って油断していたら風邪のウイルスがおなかの中に入り、物が食べられなくなってしまったのですよね。ちょうどその時期、バスで東京に行く予定があったのですが、そんなわけでキャンセルしました。だから今回も油断しないでしっかり養生しなくては。

 最後に私の読書に関する近況を。

 先日、20年近く前に読んだ安部龍太郎さんの「彷徨える帝」を再読しました。
 この小説は、後南朝の闘いと将軍足利義教暗殺を背景に描いた時代小説で、とても面白かったです。
 おかげで南北朝時代や室町時代に興味が出てきました。
 そこでサピエ図書館で見つけた「奪われた三種の神器 ー皇位継承の中世史」という本を今、読んでいるのですが、これもなかなか面白いです。私が知りたいと思っていた後南朝や赤松氏について多くのページが割かれているので興味深いです。こうして知識が増えていくのは楽しいことですね。

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