4月15日、今回も行ってきました~。通算19回目の参加となる濱田金吾さんのライブ。
場所は大阪のMister Kelly's。こちらでのライブは16回目だそうです。私は13回目から参加し始めたので、こちらは今回が4回目になります。うーん、常連までにはまだまだかなあ。
今回は前から2番目のテーブル席でゆっくりと観賞しました。
金吾さんの「弱いジャイアンツ」という自虐的な発言のあとのオープニングは格好良く「Fool in the city」。なんちゃって君を使っての演奏でした。いつも思うのですが、こちらの会場は本当に音響がいいです。まるで生演奏みたい。
そして2曲目は大好きな「悲しきby player」。わあ嬉しすぎる~。寂しい曲なんですけれどね。で、ついつい口ずさんでしまいました。
ところで金吾さん、いつもはアコースティックギターしか持ってこなくて、あとは会場にあるグランドピアノか、打ち込みのなんちゃって君を使っての演奏なのですが、今回はキーボード(エレピ)を持ってきていました。
なので演奏の幅がとても広がったような。
そんなキーボードの弾き語りで演奏して下さったのが、高橋真梨子さんに提供された「二人でスローダンス」でした。
この曲を聴くのは昨年の名古屋ライブ以来2回目なのですが、名古屋で聴いたときは大人のバラードという印象でした。
でも今回、聴きながら思ったのは「あれ?こんな曲だったっけ?」だったのですよね。
もちろん大人のバラードという印象は変わらなかったのですが、ジャジーでおしゃれだなって思ったのです。そしてこの曲とても気に入ってしまいました。
キーボードの弾き語りでは「sister my love」「君がいなければ」もやって下さいました。。金吾さん、ギターからキーボードに切り替えるとき、「いつもは生ピアノの場所まで動かなければならないけれど、今回は動かなくていいから楽」と言っておられました。
それはともかく。
「sister my love」は、BITのライブでいつもギターを担当している松下誠さんのアレンジで作った6thアルバム「Heart cocktail」に入っているのですが、余計な楽器は入れず、エレピ一本にして欲しいと頼んだのだそうです。なので金吾さんの弾き語りはオリジナルと全く一緒。
ちなみに歌詞は、お兄さんが失恋した妹を慰めるという内容なのですが、金吾さん、「妹がいないから気持ちがわからない」ですって。
「君がいなければ」は太田裕美さんへの提供曲。16小節しかない短い曲で、5番か6番くらいまであるのかな。この曲については昨年11月の大阪ライブの打ち上げで話題になったのを思い出しました。聴きたいって言っていた方もいらして。私も、金吾さんのボーカルで聴けて嬉しかったです。
他にも1-setでは、昔から大好きで思い入れのある「夜風のインフォメーション」「so I love you」をやって下さって大感激。公式サイトの掲示板に「ぽかぽか陽気を信じて夏歌を用意しています」と書いてあったのですが、「夜風のインフォメーション」のことだったのね。(^^)
そして1setのラスト。
「旅立ちの時期にふさわしい曲やるんだけど何の曲か見当がつく人」
と、問いかけられましたが、見当がつかない~。
「この時期になると、子供が学校を卒業しましたとか、就職しましたとかという便りをよく聞くよね」
というようなことを金吾さんが言っている間に、、あ、あの曲かとひらめきましたがああもう遅いよね。本当に反応が遅いというか、鈍いというか…。
始まった曲は思った通り、「東京 come & gone」でした。少し寂しくなる曲ですが、とてもいい曲です。
こうして1-set終了。
2-setの最初はにぎやかになんちゃって君を使って「rainy heart」。
この曲は秋元康さんの作詞なのですが、秋元さんの作品集に入っていなかったとか。金吾さんファンとしては寂しい限りです。
2曲目は「抱かれに来た女」。
この曲はBITのライブでベースを担当している富倉安生さんのお気に入りの曲だそうで。ああそうなんだ、これからBITのライブで富倉さんがベースを担当しているときにこの曲が演奏されたら心して聴かなくてはと思ったら、何てことはない、「抱かれに来た女」というタイトルがお気に入りなんですって。
そして3曲目は「Aipril fool」。私にとっては少し辛い思い出のある曲なのですがとってもいい曲なので。(^^)ン
この曲の演奏前に金吾さん、こんな話を。
先日、金吾さんは「冬のファンタジー」などで知られるユニット、カズンのお二人と飲む機会があったそうです。
その時、お二人がその次の日に杉真理さんのラジオ番組に出演すると聞いた金吾さん、ぜひよろしく言っておいてと言付けたのですって。なぜならば金吾さんは杉さんと長いこと音信不通で連絡が取れないでいたのだそうです。
そうしたら4月1日に杉さんからメールが来たとか。
「杉真理は天地茂さんの家と養子縁組をすることになりました。これからは天地真理です。」
一瞬私、杉さんが本当に天地茂さんの家と養子縁組したと思いましたよ。でも、ああそうか、4月1日かと気がつきました。そして「杉さんらしい」と口から出ていました。
実は私、ポップス系のコンサートで初めて行ったのが、杉真理さんの静岡公演だったのですよね。なのでかなり思い入れがあるし、「この曲いい曲だなあ」と思ったら作曲が杉さんだったということがよくあるのです。なので、金吾さんが杉さんと親交があることを知って嬉しくなりました。
そうそう、今回のライブはMCが楽しくて、このような貴重なお話しがたくさん聴けたのが嬉しかったです。
「Wispering Night」の前にも、
「この曲はピアノとオーケストラでレコーディングしたのだけど、いま聴いても音が良いし、古さを感じないよね。」
と言っていて、 そうそう、本当にその通りだと思いました。
もちろんグランドピアノの弾き語りの「Wispering Night」、迫力があってとても良かったです。
ピアノの弾き語りと言えば、ジャジーな「Modern times」も聴けて嬉しかったです。そしてこの曲を聴きながら、7月のBITのジャズ中心のライブ通称「ジャジーナイト」に行きたい→絶対に行こうと決心したのですが、詳しくは後日に日記のページにUP予定の旅行記にて。
このようにしてあっという間に2-setもクライマックスに。
恒例の「piano man」のコーラス楽しかったです。金吾さんには「ウイーン少年合唱団ではなくじじばば合唱団と言われてしまいましたが。確かに。
ラストはやはりジャジーな「インクブルーの夜明け」、昔から今まで、ずっと大好きです。
こうしてアンコールへ。
アンコール1曲目は「Dear song」。どうしてこの曲なのかはあとで言いますとのことでしたが。そうだよね、今日はこの曲絶対にやると思っていました。先回りして書いてしまいますが、この曲を提供したご友人のDanny石尾さんの命日だったのです。
で、この曲、「フリーウェイ飛ばして出かけよう」という歌詞があるのですが、Dannyさんバージョンは「ビートル飛ばして出かけよう」になっているのです。Dannyさんの車がビートルだったからだそうです。今回は金吾さん、Dannyさんバージョンで歌っていたのですが。
最後の方になって、あれ?と思ったのですが。そして気がつきました。金吾さん、泣いてるよ。
そう言えば以前にもこういうことありました。Dannyさんが亡くなって10日後のライブの時です。
レポートにははっきり書かなかったのですが、実は金吾さん、あの時も「Dear song」をDannyさんバージョンで歌って泣いておられたのですよね。その時のことを思い出して重なっていました。
で、歌い終わった金吾さん、
「すみません。こんなつもりではなかったんだけど、色々思い出してしまって」
でも、今日は命日だから泣いてもいいのでは。そして、今でも金吾さん、Dannyさんのことを大切に思っていることが伝わってきて感動してしまいました。
そしてそのあと、気を取り直して2曲目の「may sick」。大阪ではこの曲をやることが多いような気がします。常連さんの中にこの曲が好きな方がいらっしゃるのかもしれません。
次にもう1曲、Dannyさんに提供した曲をやるとか。わあ、「ひびわれた夢」かしらそれとも「今を生きるだけ」どちらでもいいから聴きたい~。
ところが、なんちゃって君を捜してもなかなか曲が見つからないようで。
「歌われたくないのかな?」
と言いながら曲を探している金吾さん。
「Dannyの陰謀かな?」
とも言っていました。Dannyさん、いたずらしないで金吾さんに歌わせてあげてよと、祈るような気持ちになりました。
で、ようやく見つかったようで、始まったのは「今を生きるだけ」。金吾さんのボーカルで聴くのはもちろん初めてです。「振り返るなよ辛い過去など 今を生きるだけ」という歌詞が心にじーんと浸みました。そうならなくちゃね。
歌い終わった金吾さん、
「もう1曲やっていい?」
もちろん、もっともっと聴きたい~。
始まったのは「Game is over」。このあとは3ヶ月以上、ライブに来られないので、じっくりと聴かせていただきました。
こうして楽しくて感動的なライブが終わりました。今回も、頑張って大阪まで来て良かったと思わせて下さった幸せな3時間でした。素敵なライブを聴かせて下さった金吾さん、本当にありがとうございました。
次回の参加は少し時間が空いて、7月末のBITのライブに行こうと動き始めました。上でも書きましたが、ジャズ中心のライブのようで。私、この「ジャジーナイト」にはまだ一度も行ったことがないのですよね。なのでとっても楽しみです。((o(^-^)o))
☆濱田金吾さんの公式ホームページのこちらのページより、2017年4月15日のライブのセットリストをご覧頂けます。
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場所は大阪のMister Kelly's。こちらでのライブは16回目だそうです。私は13回目から参加し始めたので、こちらは今回が4回目になります。うーん、常連までにはまだまだかなあ。
今回は前から2番目のテーブル席でゆっくりと観賞しました。
金吾さんの「弱いジャイアンツ」という自虐的な発言のあとのオープニングは格好良く「Fool in the city」。なんちゃって君を使っての演奏でした。いつも思うのですが、こちらの会場は本当に音響がいいです。まるで生演奏みたい。
そして2曲目は大好きな「悲しきby player」。わあ嬉しすぎる~。寂しい曲なんですけれどね。で、ついつい口ずさんでしまいました。
ところで金吾さん、いつもはアコースティックギターしか持ってこなくて、あとは会場にあるグランドピアノか、打ち込みのなんちゃって君を使っての演奏なのですが、今回はキーボード(エレピ)を持ってきていました。
なので演奏の幅がとても広がったような。
そんなキーボードの弾き語りで演奏して下さったのが、高橋真梨子さんに提供された「二人でスローダンス」でした。
この曲を聴くのは昨年の名古屋ライブ以来2回目なのですが、名古屋で聴いたときは大人のバラードという印象でした。
でも今回、聴きながら思ったのは「あれ?こんな曲だったっけ?」だったのですよね。
もちろん大人のバラードという印象は変わらなかったのですが、ジャジーでおしゃれだなって思ったのです。そしてこの曲とても気に入ってしまいました。
キーボードの弾き語りでは「sister my love」「君がいなければ」もやって下さいました。。金吾さん、ギターからキーボードに切り替えるとき、「いつもは生ピアノの場所まで動かなければならないけれど、今回は動かなくていいから楽」と言っておられました。
それはともかく。
「sister my love」は、BITのライブでいつもギターを担当している松下誠さんのアレンジで作った6thアルバム「Heart cocktail」に入っているのですが、余計な楽器は入れず、エレピ一本にして欲しいと頼んだのだそうです。なので金吾さんの弾き語りはオリジナルと全く一緒。
ちなみに歌詞は、お兄さんが失恋した妹を慰めるという内容なのですが、金吾さん、「妹がいないから気持ちがわからない」ですって。
「君がいなければ」は太田裕美さんへの提供曲。16小節しかない短い曲で、5番か6番くらいまであるのかな。この曲については昨年11月の大阪ライブの打ち上げで話題になったのを思い出しました。聴きたいって言っていた方もいらして。私も、金吾さんのボーカルで聴けて嬉しかったです。
他にも1-setでは、昔から大好きで思い入れのある「夜風のインフォメーション」「so I love you」をやって下さって大感激。公式サイトの掲示板に「ぽかぽか陽気を信じて夏歌を用意しています」と書いてあったのですが、「夜風のインフォメーション」のことだったのね。(^^)
そして1setのラスト。
「旅立ちの時期にふさわしい曲やるんだけど何の曲か見当がつく人」
と、問いかけられましたが、見当がつかない~。
「この時期になると、子供が学校を卒業しましたとか、就職しましたとかという便りをよく聞くよね」
というようなことを金吾さんが言っている間に、、あ、あの曲かとひらめきましたがああもう遅いよね。本当に反応が遅いというか、鈍いというか…。
始まった曲は思った通り、「東京 come & gone」でした。少し寂しくなる曲ですが、とてもいい曲です。
こうして1-set終了。
2-setの最初はにぎやかになんちゃって君を使って「rainy heart」。
この曲は秋元康さんの作詞なのですが、秋元さんの作品集に入っていなかったとか。金吾さんファンとしては寂しい限りです。
2曲目は「抱かれに来た女」。
この曲はBITのライブでベースを担当している富倉安生さんのお気に入りの曲だそうで。ああそうなんだ、これからBITのライブで富倉さんがベースを担当しているときにこの曲が演奏されたら心して聴かなくてはと思ったら、何てことはない、「抱かれに来た女」というタイトルがお気に入りなんですって。
そして3曲目は「Aipril fool」。私にとっては少し辛い思い出のある曲なのですがとってもいい曲なので。(^^)ン
この曲の演奏前に金吾さん、こんな話を。
先日、金吾さんは「冬のファンタジー」などで知られるユニット、カズンのお二人と飲む機会があったそうです。
その時、お二人がその次の日に杉真理さんのラジオ番組に出演すると聞いた金吾さん、ぜひよろしく言っておいてと言付けたのですって。なぜならば金吾さんは杉さんと長いこと音信不通で連絡が取れないでいたのだそうです。
そうしたら4月1日に杉さんからメールが来たとか。
「杉真理は天地茂さんの家と養子縁組をすることになりました。これからは天地真理です。」
一瞬私、杉さんが本当に天地茂さんの家と養子縁組したと思いましたよ。でも、ああそうか、4月1日かと気がつきました。そして「杉さんらしい」と口から出ていました。
実は私、ポップス系のコンサートで初めて行ったのが、杉真理さんの静岡公演だったのですよね。なのでかなり思い入れがあるし、「この曲いい曲だなあ」と思ったら作曲が杉さんだったということがよくあるのです。なので、金吾さんが杉さんと親交があることを知って嬉しくなりました。
そうそう、今回のライブはMCが楽しくて、このような貴重なお話しがたくさん聴けたのが嬉しかったです。
「Wispering Night」の前にも、
「この曲はピアノとオーケストラでレコーディングしたのだけど、いま聴いても音が良いし、古さを感じないよね。」
と言っていて、 そうそう、本当にその通りだと思いました。
もちろんグランドピアノの弾き語りの「Wispering Night」、迫力があってとても良かったです。
ピアノの弾き語りと言えば、ジャジーな「Modern times」も聴けて嬉しかったです。そしてこの曲を聴きながら、7月のBITのジャズ中心のライブ通称「ジャジーナイト」に行きたい→絶対に行こうと決心したのですが、詳しくは後日に日記のページにUP予定の旅行記にて。
このようにしてあっという間に2-setもクライマックスに。
恒例の「piano man」のコーラス楽しかったです。金吾さんには「ウイーン少年合唱団ではなくじじばば合唱団と言われてしまいましたが。確かに。
ラストはやはりジャジーな「インクブルーの夜明け」、昔から今まで、ずっと大好きです。
こうしてアンコールへ。
アンコール1曲目は「Dear song」。どうしてこの曲なのかはあとで言いますとのことでしたが。そうだよね、今日はこの曲絶対にやると思っていました。先回りして書いてしまいますが、この曲を提供したご友人のDanny石尾さんの命日だったのです。
で、この曲、「フリーウェイ飛ばして出かけよう」という歌詞があるのですが、Dannyさんバージョンは「ビートル飛ばして出かけよう」になっているのです。Dannyさんの車がビートルだったからだそうです。今回は金吾さん、Dannyさんバージョンで歌っていたのですが。
最後の方になって、あれ?と思ったのですが。そして気がつきました。金吾さん、泣いてるよ。
そう言えば以前にもこういうことありました。Dannyさんが亡くなって10日後のライブの時です。
レポートにははっきり書かなかったのですが、実は金吾さん、あの時も「Dear song」をDannyさんバージョンで歌って泣いておられたのですよね。その時のことを思い出して重なっていました。
で、歌い終わった金吾さん、
「すみません。こんなつもりではなかったんだけど、色々思い出してしまって」
でも、今日は命日だから泣いてもいいのでは。そして、今でも金吾さん、Dannyさんのことを大切に思っていることが伝わってきて感動してしまいました。
そしてそのあと、気を取り直して2曲目の「may sick」。大阪ではこの曲をやることが多いような気がします。常連さんの中にこの曲が好きな方がいらっしゃるのかもしれません。
次にもう1曲、Dannyさんに提供した曲をやるとか。わあ、「ひびわれた夢」かしらそれとも「今を生きるだけ」どちらでもいいから聴きたい~。
ところが、なんちゃって君を捜してもなかなか曲が見つからないようで。
「歌われたくないのかな?」
と言いながら曲を探している金吾さん。
「Dannyの陰謀かな?」
とも言っていました。Dannyさん、いたずらしないで金吾さんに歌わせてあげてよと、祈るような気持ちになりました。
で、ようやく見つかったようで、始まったのは「今を生きるだけ」。金吾さんのボーカルで聴くのはもちろん初めてです。「振り返るなよ辛い過去など 今を生きるだけ」という歌詞が心にじーんと浸みました。そうならなくちゃね。
歌い終わった金吾さん、
「もう1曲やっていい?」
もちろん、もっともっと聴きたい~。
始まったのは「Game is over」。このあとは3ヶ月以上、ライブに来られないので、じっくりと聴かせていただきました。
こうして楽しくて感動的なライブが終わりました。今回も、頑張って大阪まで来て良かったと思わせて下さった幸せな3時間でした。素敵なライブを聴かせて下さった金吾さん、本当にありがとうございました。
次回の参加は少し時間が空いて、7月末のBITのライブに行こうと動き始めました。上でも書きましたが、ジャズ中心のライブのようで。私、この「ジャジーナイト」にはまだ一度も行ったことがないのですよね。なのでとっても楽しみです。((o(^-^)o))
☆濱田金吾さんの公式ホームページのこちらのページより、2017年4月15日のライブのセットリストをご覧頂けます。
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